一番美味い焼鳥屋台がウォンイーエンヤイにあった!!
2013.09.25(7日目)
前日はとても楽しい夜だった。チムチェムを囲みK君と一年振りの再会を祝した。チムチェムとはイサーンと呼ばれるタイ東北郷土料理のことで、味のついたスープに肉や魚介、野菜などで煮てニンニクと唐辛子の効いたタレで食べる料理だ。早い話が鍋。人が集まり鍋を囲む。とてもいい食卓だ。日本で鍋というと冬の定番料理だが、ここは常夏のタイ。季節は関係ない。
お互いの近況など話題に花が咲き結局寝たのが深夜4時。それでも10時には起床し、近所の市場内の食堂で朝食をとることにした。数あるメニューの中から選んだのは豚肉と野菜を炒めた料理だ。おそらくガパオなはずだが、本来ガパオはひき肉なはずだ。葉も本来カミメボウキなはずだが、どっから見ても空芯菜。残念ながら料理名を忘れてしまったがナンプラーが効いていて、付け合せの卵を混ぜると一段と美味しかった。
食事を終えるとROBINSONへ。ROBINSONはスーパーマーケット。日本のダイエーや西友みたいな感じのスーパーマーケットだ。スーパーは特に食品売り場が楽しい。その土地ならではの商品と物価が分かる。これは日本でも同じだ。そして何より気に入った商品があった。大型の扇風機だ。日本で探すとスリムでいかにもおしゃれなインテリア扇風機しか無く購入を断念していた。このような「THE扇風機」が欲しかったのだ。しかし買って持って帰るわけにもいかない。ここはタイ。
午後は宿泊している宿のプールで遊んだ。チャオプラヤー川近くのシリラート病院の死体博物館に行ってみたかったが、思いの外プールが心地よく今が楽しい方を選んだ。旅と言えど休日。のんびりした過ごし方が性に合っている。
◇宿のプールで泳ぐ友人K君
身体を動かした後には腹が減るものだ。向かった先はK君オススメの近所の焼き鳥屋台。これが今まで日本で食べた焼き鳥を抜いて一番美味しく感じた。レバーは焼き加減が抜群で、外のカリカリさと中のジューシーさが絶妙だ。手羽先の焼き加減も最高で少し甘辛い味付けも抜群だ。美味さの原因は鳥の絞めたて新鮮だからか、身体を動かしたからか、店員の味付けと焼き加減か分からないが、いずれにせよ日本へ持って帰りたい逸品となった。
◇焼き鳥屋台:ウォンイーエンヤイ駅から徒歩約10分。Soi Charoen Rat4通り沿い。近くにはAiya Residence&Sport Club BTS Budget Hotelがある。14時くらいからオープンなはずだ
焼き鳥の友はやはりビール。お気に入りのシンハーがあれば何も言うことはない。タイでは酒の販売日や時間に規制があり、11時から14時と17時から24時までの間が販売許可時間。時刻は14時を回ったところだが、宿の売店では購入できることが多いらしく、我々が泊まっている宿でも購入できた。
タイには仏教関係の祭日が年に何度かあり、それらの日や選挙前日、当日も酒の販売は禁止されており、レストランやバーでも飲むことができない。今後タイへ出かける際にはこれらの日程も頭に入れたいものだ。