バックパッカーの聖地!あのカオサン通りだ!!
2013.09.19(初日)
20分近く走っただろうか。目的地のカオサン通りに着いた。支払いをスムーズに済ますとメッセンジャーバックを肩にかけ、さっそうと降り立った。ここがあのカオサン通りだ!
陽が沈み空が藍色に染まる中、ネオンが輝き、路上やオープンスペースのバーではおびただしい数の欧米人の姿。インターネットでしか見た事のない景色をひとつひとつ確認しながら歩いた。バックパッカーの聖地と言われるカオサン通り。ここに来れただけで満足気に浸った。
さて、今日の宿を探さなくてはならない。
カオサン通りとその周辺には無数の安宿がある。泊まる所が無くて困るということはなさそうだ。そう思うと宿よりとりあえずビールを飲みたい気分になった。
僕はたまたま通りかかったセブンイレブン前のオープンスペースで生ビールを出している店に入った。銘柄はタイを代表するビール、シンハーだ。ジョッキに注がれたばかりのシンハーを一気に飲み干すと、旅の疲れからか酔いがまわった。
2杯目に突入すると僕のテーブルにミサンガを売る人やサソリを売る人が来る。隣の欧米人はミサンガを購入していた。その欧米人は若き頃のレオナルド・ディカプリオに似ていてイケメンだ。背も高く、顔も良く、英語もペラペラ。(当たり前か)
こういう人は数多くの美女から選ぶ事ができるんだろうなと思うと、欧米人への憧れみたいなものが生まれてきた。
Beer SINGHA glass :50B
ビールを飲み終えると店を出て、カオサン通りをチャクラポン通りの方へ向かった。宿探しの始まりだ。打ち込み系の音楽が各店内から響き、通りは騒がしい。こんな所じゃ寝れないんじゃないかと思うと、チャクラポン通りを渡りワット・チャナソンクラン、いわゆる寺裏のほうへ向かった。