【ミャンマー】パアンからゴールデンロックへの行き方とチャイトーのボッタクリバイタク

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ミャンマーの仏教の聖地、ゴールデンロック(チャイティーヨパゴダ)を知ったのはいつだっただろうか。昔の記憶を呼び起そうとしても、なかなか出てこない。それでもいつかは行こうと決めていたゴールデンロックへ今回の旅では足を運んだ。

今まで動画や他者のブログで目にしたゴールデンロック。正直見飽きていた面もあったが、自らの目で見る巨大な黄金岩は神秘的で圧巻で、そこに流れる厳かな雰囲気に魅了された。

 

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ゴールデンロックへの行き方

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まずはゴールデンロックへの行き方から。

僕はパアンという街から乗合いバスで向かった。運賃は6,000チャット(約400円)で所要時間は3〜4時間。宿泊したギャラクシーモーテルで申し込んでもらった。ミャンマーの地方はホテルとバスが提携しており、旅の移動が容易にできる。特に今回のギャラクシーモーテルは、バスの乗車ポイントまで車で送ってくれて嬉しい出来事だった。

なお、ヤンゴンから向かう場合は、アウンミンガーラーハイウェイバスステーションから3時間30分から4時間の所要時間で、運賃は7〜8,000チャットである。

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道中はミャンマーバス特有の、車内に流れる音楽を聴きながらのんびりと過ごす。停車するとお布施が来たりと、これまたミャンマースタイル。

そんなこんなで、パアンを出てから約3時間後、まずはチャイトーという街に到着する。がしかし、ここでうっかりボッタクリバイタクに捕まってしまうのだ。

 

チャイトーからボッタクリバイタクでキンプンへ

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微笑みの国はタイではなく、ミャンマーじゃないだろうかと思うくらい、笑顔が素敵なミャンマーの人々。それが上記の写真の男たち、悪そうな顔してるでしょ? いや、今に思えばそう見えるだけか?

まあ、とにかくバスから降車するとき、バックパックを持ってくれて、そのまま自然な会話に流れる。

「キンプンまで幾ら?」
「1,000チャットだよ」
「それは安い、頼むよ!」

なんて具合である。振り返ればさすがに1,000チャットは安い。相場を調べると3,000から8,000チャットと様々でよく分からないが、僕の感覚で8,000までなら払ってもいいかなという距離。

バスを降りたらドリンクを購入して一服してから考えようと思っていたら、まんまとバイタクのペースにはまってしまった。
 

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チャイトーを後にして数分、バイタクの男が口を開く。

「1,000チャットはすぐそこのバスステーションまでだ。キンプンまでは20,000チャットだよ」
「は?何じゃそりゃ? ふざけんなよ」

一瞬カッとなったが、こんな山の道中で捨てられたらたまったもんじゃない。キンプンに着いたら交渉しようと気持ちを切り替える。

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キンプンに到着後、値段の交渉を始める。まあ、こちとら乗る前に交渉は済んでるのに、可笑しな話ではあるが……。

さて、その交渉、話せば話すほど値段は崩れていく。2万が1万8千、1万5千、1万3千と、押しの弱さはミャンマーの国民性じゃないだろうか。

最終的には10,000チャットで手を打った。僕は途中から面倒臭くなったが、まだまだ安い値段で大丈夫なはず。というか相場はもっと安いのだから。

これからゴールデンロックへ初めて行く方には、ぜひ参考にしていただきたい。ヤンゴンから向かっても、必ずチャイトーを経由していくのでね。

しかし今までボッタクリらしいボッタクリにはあまりあわなかったが、まあこれが旅慣れというやつなのか。どこの国にも乗り物系にクセ者が存在しているが、ミャンマーというお国柄が油断した。

キンプンからゴールデンロック(チャイティーヨパゴダ)

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さて気を取り直して、ここキンプンからゴールデンロックへ出発する。キンプンとは山の麓のベースキャンプ。山は政府が運営するトラックを改造した乗合のバスに乗って向かう。

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運賃は2,000チャット(約140円)。大きな荷物はトラックの一番後ろに荷物置きスペースがあるので安心。もちろん貴重品は入れないでおきたい。

さて事前の情報によると、この乗合バスがジェットコースターのようで、人によっては恐怖感を覚える人や、逆に楽しいなんて声も耳にする。さてお手並み拝見。

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まあ、これが右へ左へ揺れまくり。山道を走っているのだから当然のことだが、手すりに掴まっていないと、振り落とされそうになる。

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そして僕の膝が前の席に座る男のケツに刺さっているじゃないか。そう、この座席間はLCCの座席間の半分といっても良い。もちろん横の人とのスペースもなく、固まった体勢が30分続くのである。

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乗合トラックは山の途中で一度停車する。それはケーブルカー乗り場だった。数年前に開業を始めたケーブルカーで景色を楽しみながら山の頂上まで行けるようになっている。今後麓まで開通するのだろうか。そうするとこの乗合トラックも廃止の道を辿ることになるのか。

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山の頂上(ゴールデンロック)に到着

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パアンを出てから約4時間、乗合トラックは山の頂上に到着。山の上ということもあって、この4時間は達成感がある。

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景色は雲がかかって綺麗な青空とはいかなかったが、空気は澄んでいる。

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季節は9月。巡礼シーズンではないため閑散としているが、本格的なシーズンを迎える頃、この通りは人々で賑わうことだろう。そのため、小さな店舗が通りに軒を連ねていて、山の上に小さな町が出来上がっている。

ゴールデンロックへの入場券

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さて、このゴールデンロック、外国人は入場料が必要なのである。これはいわゆる外国人料金というやつか、はたまた信仰と観光の違いか。

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入場料は10,000チャット(約700円)。昔からの情報を見ていると、年々値上がりしているのが事実だ。

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料金を支払うとパスカードを貰う。どうやら外国人はこれを首からぶら下げて歩くようだ。

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そんなこんなでホテルに到着。

そう、今回のゴールデンロック観光は、山の頂上で一泊することにしたのだ。これもパアンを出る二日前に決めたこと。なんだか無性に夜のゴールデンロックも見たくなってしまったのだ。

というわけで、今回はここまで。

次回は昼夜朝と、様々な顔を見せるゴールデンロックの様子をお届けしたい。

▷▷▷落ちそうで落ちない神秘的なゴールデンロックの記事はこちら

記事中には、ゴールデンロックからヤンゴンまでの道中も公開しています!

▷▷▷動画版ゴールデンロックもご視聴くださいませ!!


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