LCCで行く!香港経由のミャンマー10日間の旅へ出発

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昨年(2015年)9月のシルバーウィーク。カレンダー通りなら5連休が存在しており、文字通りシルバーウィークとなったが、今年(2016年)のカレンダーを見ると、22日の秋分の日が離れており、カレンダー通りなら最大3連休で、シルバーウィークとは呼ばないそうだ。それでも僕は夏に取得しなかった夏季休暇を利用して10日間の旅に出る。渡航先は東南アジアのミャンマーだ。

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ミャンマーの出来事

ミャンマーは今年に入り、大きな出来事が2つあった。それは昨年11月に行われた総選挙の結果、アウンサンスーチー党首が率いる最大野党(国民民主連盟)が、上下院の過半数の議席を獲得して圧勝した。半世紀以上に渡り、軍人支配が続いたミャンマーで、スーチー氏主導の民主派政権が発足したのだった。

そしてもうひとつ。8月24日に発生したマグニチュード6.8の「ミャンマー地震」だ。残念ながら数人の死者が出て、200基近いバガンのパゴダが破損した。カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと並ぶ、世界三大仏教遺跡のひとつがバガン遺跡だ。そのバガン遺跡を見るのもミャンマー旅の楽しみのひとつだったが、震災から一ヶ月後のバガン遺跡を見に行くということとなってしまった。

東京とミャンマーを結ぶ航空券

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ミャンマーへ空路で訪れる多くの人は、バンコクを経由する人が少なくない(その他北京、ソウル、ハノイ、ホーチミン、シンガポール、クアラルンプールなど) 。バンコクからはタイLCCのノックエアー、ライオンエアーがヤンゴンと結んでいる。そしてエアアジア、バンコクエアウェイズ、さらにミャンマー国際航空も9月より、マンダレーとバンコクを結ぶ路線が再開された。また、東京からはANAが直行便を就航している。


そこで僕が選んだ路線は、いずれの路線でもなく、香港を経由するルートだった。香港からミャンマーへは、ミャンマーナショナル航空と香港ドラゴン航空が就航しているが、この9月から香港LCCの香港エクスプレスが参入してきた。

その香港エクスプレスで3月に就航記念セールを開催しており、無事セール航空券を取得できたのが香港経由の理由だった。その片道運賃は香港からは88香港ドル(約1,200円)で、ミャンマーからもほぼ同額の11USドル(約1,200円)だった。タクシーの初乗り運賃に毛が生えた程度の料金に、思わずガッツポーズが出た瞬間だった。

東京と香港を結ぶ航空券は、やはり香港エクスプレスとバニラエアを選んだ。これで合計4つの航空券を取得して、「LCCで行く!香港経由の10日間の旅」が整った。

観光ビザ

ミャンマーへ観光で渡航する際に、絶対必要なものとして、観光ビザがあった。そのビザの取得はオンラインのeVISAを利用した。初めての利用だったが、ネットショッピングをする感覚に近く、容易に取得ができた。

 

USドル

ミャンマーの通貨は「チャット(Kyat)」 だが、USドルが流通しており、外国人の支払い、または、外貨両替も日本円よりUSドルが容易なこともあり、USドルを渡航前に用意することになった。

旅の持ちもの

旅の持ちものは普段の旅と変わらず、いつも通りの軽装となった。ただ、バッグは前回のベトナム旅で購入したノースフェイスの45L。メッセンジャーバッグで旅していた初期の頃と比べると、段々と旅っぽい格好になってきた。普段着、いや、むしろ手ぶらで海外へ行きたい思いとは逆行している気がするが、これにはノートPCの持参が影響しているので致し方ない。

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ミャンマー国内のルート

今回の旅は10日間だが、香港で往復共に1泊ずつするので、ミャンマー滞在は実質8日間と少ない。これも安すぎる航空券を取得できた反面の結果だから黙って納得できる。しかしミャンマー国内のルートが悩みどころだった。それは入国が北のマンダレーで、出国はヤンゴンを選んだからだ。

旅は移動型と滞在型の2種類があると思っているが、今回は移動型の旅になる。その移動型の旅に気持ちは高揚するが、巡る土地を欲張ると急ぎ足の旅になる。僕は旅を重ねた結果、どうやらのんびりとした旅が好きなことは分かった。ということは滞在は2〜3ヶ所の土地となるのだろうか。ヤンゴンからバガンへ。そしてヤンゴンへ。ゴールデンロックのチャイティーヨーはどうするか。いや、インレー湖は行かないのか。ミャンマーでの宿は現地へ行って決めるので、今回はその時の気分で移動をしてみようと思う。
 


◇マンダレーとヤンゴンの位置関係

最後に筆者から

さて、今回のミャンマー旅だが、過去に訪れたアジアの他国と比べてなぜか土地勘が頭に入ってこないのだ。たとえば今春に訪れたベトナム・ハノイの土地は初めてだったが、空港と街の位置関係や、街の空気感は予め頭に入り、その通りことが進んでいったが、今回のミャンマーはさっぱりつかめないのである。アジアの空気を4ヶ月も吸わないと勘が鈍るのだろうか。

なにわともあれ、ミャンマーは初めての渡航となる。だが、正確に言うと過去に一度だけ、タイのメーサイからミャンマーへの1日日帰り入国をしたことがあった。短い滞在だったが、あの時感じた空気感と雰囲気を思い起こしながら旅をしてみようと思う。きっとミャンマーは気にいる予感がするのだ。

 

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