【ミャンマー】バガンのきたな美味いローカル店で絶品チキン&ポークカレー
バガン・ニャウンウー地区にある市場の前に一軒の飲食店があった。その汚い外観から料理を想像すると、とても美味そうには思えなかったが、いざ口にしてみると良い意味で期待を裏切られてしまった。やはり飲食店は入ってみないと分からない。日本も海外も同じだということを痛感した。
外観&場所
場所は市場の南西側にある一軒の飲食店。トタン屋根の上に設置された赤いコカ・コーラの看板が目印になる。床はむき出しの土のままで、その上に置かれた木製テーブルが微妙に揺れている。
今回は宿泊したゲストハウスの客と来店。僕はチキンカレーで同行者はポークカレーを注文する。するとミャンマーカレーの定番である副菜のおかずが3品とスープが付いてきた。
ポークカレー
まずは同行者が注文したポークカレーから食してみる。するとぷるっとした脂身があり、柔らかい食感はまるで豚の角煮だ。カレーの味も抜群で言うことはない。
チキンカレー
次は僕が注文したチキンだ。これも柔らかい食感でジューシーな味わいだ。ミャンマーに入ってからハズレなカレーを食べたことはなかったが、このカレーも甲乙つけがたい。
小鉢の副菜
辛味が抑えられたカレーには、小鉢に入った副菜が持ってこいだ。どうやら赤唐辛子とトマトを煮た料理のようである。これをカレーと共に食べたり、ライスと共に食べたりしたが、辛党の自分にとって、最高に美味しい料理に出会えた。
筍と豆を煮た料理も美味しかった。筍の臭みは全くなく、豆もほんのり甘くて柔らかい。日本の家庭料理を想像するような味わいだ。
ミャンマーでカレーを食べると、決まって小鉢で茄子料理が出てくるような気がする。その茄子料理はピリ辛な味付けで抜群に美味しい。スプーンですくっては、白いライスと共に口にする。もうこれはピリ辛茄子丼である。いやはや、もうこの時点で合格だ。
スープ
ミャンマーで何度かカレーを食べた。その度に付いてくるスープの味は、顔の表情が曇るような酸っぱさだった。しかしこの店のスープは違った。優しくて甘い味わいの元は、おそらくひよこ豆。そこに冬瓜が入っている。酸っぱくないだけで嬉しいのに、ほんのり甘いスープに冬瓜の食感。もう、これが食べられただけで、バガンに来て良かったと思えた。
ライス
ついでに言うとライスも美味しかった。ミャンマーに来てから正直首を傾げたくなるようなライスもあったが、この店のライスは合格点だった。
◇この店の看板犬。食事をねだってきます
◇スタッフの女性。お人やかで笑顔が素敵でした
最後に筆者から
最初に店の内外観を見た時、もうちょっとマシな店はないかなと正直思った。しかしよく見てみると、地元客が次から次へと入店していく姿にひょっとしたら……との思いが過ぎった。そうだ、汚い店ほど美味しかったりすることを、僕はすっかり忘れていたのだ。
そしてスタッフの女性の対応の良さも好印象だった。お人やかで、素敵な笑顔を見ては、料理の味が倍増したような気もする。僕は次の日もこの店に足を運んだのは言うまでもなかった。
今回食事をしたローカル店
店名:不明
料金:チキンカレー、ポークカレー共に1,500K(約120円)
◇今回食事をしたローカル店の場所
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