風情ある駅、ファランポーンから古都アユタヤへ

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2013.09.22(4日目)
S君と合流した僕たちはファランポーン駅へ向かった。ここファランポーン駅はタイ国内の始発・終点駅で、日本に例えるなら上野駅といったところだろうか。外観、内観の物悲しさというか風情も上野駅と何となく似ていると感じた。

 

そして共通点がひとつ。上野駅周辺には無数の安宿が林立する山谷地区がある。ここファランポーン駅周辺にも安宿が林立している。これらの安宿が密集しているのは外国人旅行者のためではない。地方から希望や不安を抱いてバンコクにやって来る人々のためである。

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故郷から持ってきたわずかな蓄えを大切に使うため、彼らが泊まるのは「ドヤ」。先進国から来た旅行者が旅費を節約するために泊まるのとは違う。選択の余地などない。

 

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そんな哀愁漂うファランポーン駅からは国内だけではなく、隣国マレーシアへ鉄道で国境越えもできる。海外旅行から出稼ぎまで。まさに人生いろいろ。人の数だけ物語がある。この駅は幾つもの物語を見届けたのだろうか。

 
我々の物語はまさに今始まるところ。向かったのは国境越えではなく、国内文化遺産・古都アユタヤだ。

つづく

列車

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