【バンコク】エカマイとサメット島の玄関口バンペー港を結ぶ移動方法は大型バスとロットゥーのどっちがいいの?
2016年11月上旬、僕はタイのサメット島へ訪れた。出発地はバンコク。移動手段はのエカマイの東バスターミナルからバスを選択した。しかし、バスの種類は大型バスと乗り合いのミニバス、いわゆるロットゥーの2択ある。それまで戦勝記念塔にあったタイ各地と結ぶロットゥー乗り場が、エカマイに移動してきたからだ。これはどちらがいいか選択に悩む。そこで今回、行きはロットゥー、帰りは大型バスを選択し、どちらがいいか乗り比べてみた。
- エカマイからバンペー港へ
- チケットの購入
- サメット島へ向けて出発
- バンペー港に到着
- バンペー港の場所
- バンペー港からエカマイへ
- 大型バスでエカマイへ
- エカマイに到着
- まとめ
- 結論
- 追加記事:逆のパターンで再度訪問しました(2017年9月)
エカマイからバンペー港へ
東バスターミナルの場所は、BTSエカマイ駅を降りたらすぐ目の前。スクンビット通りをトンロー駅方面に歩くこと1分ほどで着く。こんなに立地のいいバスターミナルは、東南アジア屈指と言ってもいいかもしれない。
チケットの購入
スクンビット通りを背にバスターミナル正面から入り、左手のカウンターが大型バスのチケット売り場で、奥の正面にロットゥーのチケット売り場がある。
大型バス
◇大型バスのチケットカウンター
大型バスの運賃は、サメット島へ渡る港、バンペーまで155バーツ。日本円にして約490円。リゾート地に向かう交通費としては安くて有り難い。
ロットゥー
一方、ロットゥーの運賃は200バーツ。日本円で約630円だから、乗り合いのミニバスの方が高い。普通の感覚でいけば、大型バスの方が高い印象があるが、小回りの利くロットゥーの方が早く着くだろうと、行きはロットゥーを選択した。
◇乗り合いのミニバス、ロットゥーです
◇カウンターで支払いと引き換えに貰ったカードは、出発時に回収されます。支払い証明書みたいなもんでしょうか?
サメット島へ向けて出発
ロットゥーが出発したのは午前10時。バンコクの街中で渋滞にはまり多少時間がかかったが、時間のかかる本領はこのあと発揮する。それは乗り合いバスは途中で客を拾っていくためその都度停車し、ひどいのは客を探しに30分停車したことだった。もうこの時点でロットゥーの選択は間違いだったことに気づいた。そして客を乗せれば当然降りていくわけで、やはりその都度停車していく。ミニバスの長時間移動は久しぶりな気がする。あぁ、辛い。
出発してから2時間40分後の12時40分に小休憩があり、その1時間後の13時40分には、ガソリン補給の休憩が入る。こういう時間はトイレに行ったり、一服をするのに有り難い時間なのだが、こりゃ島に着くのは夕方になるのかという思いになる。
バンペー港に到着
バンコクを出発してから約5時間、14時50分にバンペー港に着いた。満員だった車内は結局僕ともう1人の計2人になっていた。大型バスなら4時間、ロットゥーなら道中ふっ飛ばして3時間半を想定していただけに、遅い到着となってしまった。
バンペー港の場所
バンペー港は1つだけではなく、主に2ヶ所ある。ひとつは大型のバスターミナルが目の前にある港と、もうひとつはそこから西に1kmほど離れた寂しげな港だ。どちらの港もサメット島へ渡ることはできるが、僕はロットゥーで降ろされた寂しげな港からサメット島へ渡った。
関連記事:バンペー港とサメット島のナダン港を結ぶピンクの船は片道50バーツです
バンペー港からエカマイへ
帰りのバンペー港からエカマイへは大型バスを選択した。場所は賑わっている方の港。港の前を走る通り沿いからすぐの場所にチケット売り場がある。なお、僕がサメット島へ渡った寂しげな港からは、1km離れており、近くに待機しているバイタクに20バーツで送ってもらった。
◇大型バスの乗り場。名前はターミナルだが、道路沿いのバス乗り場です
◇バンペー港からエカマイへの時刻表。1日7本です
◇こちらはエカマイからバンペー港の時刻表です
◇運賃は155バーツ。ペットボトルの水も配られました
大型バスでエカマイへ
バスはチケット売り場の目の前から乗車する。乗車した日は週末だったが、バンコクへ帰る人の数はまばらで、サメット島へ訪れる人の方が圧倒的に多い。
シートは大きめのゆったりとした乗り心地で、足も伸ばせて快適だ。
13時発のバスは6分遅れで出発。バンペー港をあとにして、バンコクへ向けて走り出した。
バンペー港を出発して3時間後の16時10分、バスは大きな通りから外れ、小道に入っていく。なんだなんだと訳が分からなかったが、大きな敷地へバスは入っていく。どうやらそこはバス会社の駐車場で、ガソリン補給のために立ち寄ったことが分かった。運行の途中にガソリン補給は、日本の感覚では味わえないことである。
エカマイに到着
給油を終えたバスはスクンビット通りで渋滞にはまり、結局エカマイの東バスターミナルに着いたのは午後17時。4時間のバス移動となった。
まとめ
行きと帰り、平日と週末の道路事情など、細かい違いはあるが、大型バスとロットゥーの比較をまとめてみたい。
大型バス
・運賃:155バーツ(水付き)
・所要時間:4時間
ロットゥー
・運賃:200バーツ
・所要時間:5時間
ロットゥーは道中、大型バスを追い抜いて、スイスイと走るが、途中何度も停車するゆえ、結局時間がかかる。また、ある程度人数が集まらないと出発しないのもロットゥーの特徴だ。一方、大型バスはマイペースな走りを見せるが、路線バスのように途中で停車することはなく、シートもゆったりとして良かった。また、車内でお菓子なども大型バスの方が気兼ねなく食べやすい。
結論
エカマイとサメット島の玄関口、バンペー港を結ぶ移動方法は、
大型バス一択!
僕なりの結論だ。
追加記事:逆のパターンで再度訪問しました(2017年9月)
2017年9月、サメット島へ再び行ってきました。今回は往路をビッグバス、復路にロットゥーを利用しました。
バスターミナルはBTSエカマイ駅すぐにある東バスターミナル。ビッグバスのチケット売場は、建物正面に向かって左側にあります。料金は151バーツ。車内ではペットボトルの水が配られました。
お昼の12時に出発したバスは、15時24分にバンペー港に到着しました。約3時間20分のバスの旅でした。
関連記事:バンペー港とサメット島のナダン港を結ぶピンクの船は片道50バーツです
さて、復路は前回と逆のパターンで、ロットゥーで帰ることにしました。時間はお昼の12時。理由はエカマイまでのビッグバスは、11時発の次は13時発で、12時の便は無いからです。しかし、ロットゥーは人が集まらないと出発しません。結局ビッグバスと同じ、13時に出発しました。それでも所要時間は3時間。途中で乗る客や、降りる客もいなく、ビッグバスより早くエカマイに到着しました。往路にロットゥーの選択は絶対駄目ですが、復路ならアリだと思いました。
関連記事:バンペー港とサメット島ナダン港を結ぶ船の詳細はこちらからどうぞ
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