【マンダレー】日本人に人気の宿「ロイヤルゲストハウス」宿泊記'16
マンダレーでの滞在宿は、地球の歩き方にも掲載されていて日本人に人気のある「ロイヤルゲストハウス」にした。インターネットで検索してもこの宿はよく見かけることが多々有り、どんな宿なのか気になって、予約も入れずに宿へ向かった。すると1階の6USドルの部屋があると話すので見せてもらうと、そこは4畳半ほどの窓のない独房みたいな部屋。なぜか香港の重慶大厦(チョンキンマンション)なら許せるものの、他の宿だと気が滅入るから不思議なものだ。試しに他の部屋はないかと聞くと、2階に14USドルの部屋があると言うので、部屋を見せてもらったうえで宿泊を決めた。
部屋の内部
部屋に入ると広いダブルサイズのベッドがひとつ。エアコンは完備されており、コンセントの数が多い。スマホにカメラにパソコンと、充電し放題で問題ない。
清潔なタオルが2枚あり、嬉しいのは冷蔵庫付なところだ。これで買ってきた水やビールを冷やしておくことができる。
壁にはエアコンの他、ファンもある。寒すぎるときや空気の入れ替え時にファンを使用して過ごした。
窓の向こうは残念ながら隣の建物の壁。申し訳なさそうに造花が飾られているのは、ミャンマー人の気質なんだろうか。また、エアコンの排水音がぴしゃぴしゃ聞こえてくるのを、雨と勘違いした日があった。空が見えないこの部屋で過ごすと、天気は外に出て知ることになる。
トイレ&シャワー
トイレ&シャワーは室内にある。そのスペースと造りは、東南アジアでよく見かけるそれと同等で、なんら問題はない。
朝食
朝食は食パン2枚と目玉焼きか卵焼きを選べる。フルーツはスイカ。ドリンクはオレンジジュースとコーヒー。簡単な食事ではあるが、朝早いチェックアウトの日には特に有り難い。
1階フロント脇のロビーでは、宿泊客も従業員もくつろぐスペースになっていて、パソコンを広げる欧米人もいた。
宿の周辺
ロイヤルゲストハウスから一番近いローカル商店が徒歩1分の場所にある。シャンプーなどの日用品から、お菓子、煙草まで取り揃えており、ぼったくりもなかったと記憶している。
その商店から徒歩30秒ほどの場所には、見たこともないコンビニがあった。営業時間は不明だが、ローカル商店にはなかった缶ビールを購入した。また、ミャンマーではお酒を買うと、黒いビニール袋に入れてくれることを、ここで初めて知ることになった。
宿から徒歩2〜3分圏内には、飲食店が点在している。目当ての見せがあるならともかく、徒歩圏内に選べる飲食店があるのは有り難い。
最後に筆者から
地球の歩き方を見ると、ファンのシングルで12USドル。エアコンの朝食付で22USドルとあるが、実際には6USドルの独房タイプから、部屋の種類は豊富にあった。そして日本人に人気の宿の実態はというと、滞在中に日本人と会うことがなく分からなかった。だが、この先旅を続けると、ロイヤルゲストハウスに泊まった日本人にも出会い、マンダレーでの宿探しのひとつであることには間違いなさそうな側面も見えた。
また、この宿のいいところは、スタッフが皆静かで愛想がいいところだった。旅はこの先バガン、ヤンゴンと続いたが、ミャンマー人のスタッフの愛想の良さはここだけではないことも知った。
さらに、バスターミナルまで出向くことなく、バガン行きのバスチケットの手配もしてくれた所も良かった。この辺りはベトナム、ラオスなどの東南アジアの宿とバス会社が提携している、旅人には大変有り難いシステムである。マンダレー滞在では定宿にしてもいいと感じたゲストハウスだった。
ロイヤルゲストハウス
住所:41 25th Street, Mandalay, Myanmar
料金:14USドル/1泊(ミャンマーチャットでの支払いもできる)
設備:FreeWi-Fi(遅い)、シャワー&トイレ室内(水圧並、湯温はぬるい)、エアコン、ファン、冷蔵庫、タオル2枚、シャンプー&石鹸、コンセント多数
その他:バスの手配有り
(2016年9月宿泊)
▷▷▷トリップアドバイザー|ロイヤルゲストハウス|宿泊予約・レビュー・空室確認
◇ロイヤルゲストハウスの場所
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