リアルすぎるインスタ映え!香港ミニチュア展2017の振り返り10選

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先日の10月9日までKITTE marunouchi で開催されていた香港ミニチュア展に、僕も足を運んできました。会場は入場無料ということもあり、午前11時のオープンから大盛況。その繊細な造りに、皆引き込まれていました。それでは、ミニチュア作家17名による香港ミニチュア展の様子を、僕が独断で選んだ10個の作品で振り返ってみたいと思います。

 

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場所&会場

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場所はKITTE marunouchi 1階アトリウム。東京駅丸の内口のすぐ目の前です。僕が足を運んだのは10月の3連休真っ只中。朝から多くの人出で賑わっていました。

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各作品は1番から順番に数字が割り振られており、説明書きのパンフレットを片手に巡ることができます。しかしそこには作品に群がる多くの人。僕はその時に空いている作品から順に巡ることにしました。

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また、会場ではInstagramキャンペーンも開催されており、専用のハッシュタグを付けて作品を撮影して応募をすると、トートバッグやTシャツなどが当選するプレゼント企画がありました。これは応募するしかありません。インスタ映え間違いなし!?

新聞・雑誌の販売

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ミニチュア展の作品は全体的に昔の街の姿や、古い建物が多く並んでいましたが、歩道に並ぶ新聞や雑誌を販売する売店は、確か今でも見かけることができたはず。ただ、新聞と雑誌専門となると、今は無いのかもしれません。

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◇旺角の売店。ミニチュアの方が味がある?

わが街、香港

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1/76スケールで作られた作品は、香港の街中で見ることのできる典型的な風景。2階建てバスやローカルバス。黄色い横断歩道を見ると、あぁ香港だなと嬉しく思います。

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◇赤い香港のタクシーも忠実に再現

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◇ビルの広告にはサムスンのスマホ?その上部には洗濯物の姿が。香港を感じます

九龍城にあった庶民の店

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士多と呼ばれる香港独特の商店形式は1950年代に登場しましたが、近代化が進むにつれ、その役割をコンビニやスーパーに譲りました。

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◇商店の裏で歯を磨くおじさん。上半身裸なところがTHE香港?

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◇雑居ビルの雑多な感じは本物感満載です

後付けのベランダ

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1970年代から80年代の香港では、居住空間の狭さから、多くのアパートで窓の外側に後付けのベランダのようなものを取り付けることがよくあったそうです。日本では考えられない違法建築ですが、泥棒よけの役割もあったみたいです。しかし、このような古いアパートの大部分はすでに解体されており、今では見ることができないそうです。

昔のおもちゃ屋

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この作品は1970年に九龍城の階段下で営業していた、おもちゃ屋を再現したもの。店内に置かれた玩具類は、いずれも作者の長年にわたるコレクションで、全部で200点に達するそうです。凄いですね。ところでよく見ると、日本のロボコンやオバQなどを目にしましたが、香港は日本の漫画やテレビアニメの影響を当時から受けていた証なんでしょう。

 

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厄払い

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香港といえば風水や占いを想像しますが、厄払いもその分野に入ってくると思います。打小人と呼ばれる香港に根付く風習は、厄払いの一種だそうで、湾仔と銅羅湾の間にある高架下は、打小人のメッカだそうです。神様の像やトラ、お供え物など儀式に不可欠な品々と共に、小人紙をスリッパで叩いて小人を追い出し、幸運をもたらす貴人を呼び寄せる様子が描かれていました。

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◇この様子は面白かったです。今でも実際に見ることができるのでしょうか?

鯉魚門の夕焼け

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多くの作品のなかでも、僕が気に入った作品が鯉魚門の夕焼け。ビクトリアハーバーに隣接した鯉魚門は、150年以上の歴史をもつ波止場。今では海鮮料理で有名なスポットになっていますが、当時は素朴な漁村だったことが伺えます。

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◇鮮魚を買い出しに来ているのでしょうか?

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◇漁村の路地裏で幸せそうな家族の姿が。いいですね

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◇ビルの屋上には偉そうな男の姿が。船長?それとも漁業組合長?

漢方茶 の専門店

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香港といえば粥、飲茶、そして漢方。このような店頭でサクっと飲むスタンド形式の漢方茶屋なんてあったっけ?

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あぁ、店内でも飲めるんですね。それにしても大きな銅製の大型ポットが目をひきます。ちなみに店内のブラウン管テレビには映像が流れていました。いやはや細かすぎです。

昔懐かしい理髪店

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漢方茶屋につづく小さいお店シリーズで、今度は昔懐かしい理髪店。本物感を追求するため、上部にミニモーターを入れたり、10数個の超小型LEDを使用しているんだとか。

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昔懐かしい感じはしますが、今でもこのような理髪店は残っているはず。今度香港の街を旅した時は、昔ながらの理髪店でヘアカットをしなくては。さて、どこにあるんでしょうか。分からなかったら、重慶大厦の理髪店で切ればいっか……。

遊び場での楽しい日々

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僕がお届けする最後の作品は、遊び場での楽しい日々。この作品の完成には2年を費やし、1970年代の遊び場とその周辺の様子を再現しています。他の作品と比べて圧倒的に人の数が違い、きっと細かな作業に時間を費やしたことでしょう。

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公園の片隅では何やら人集りができていますが、どうやらテレビか何かのロケをしているみたいです。それよりも、歩道に落ちているゴミまで再現しているところには恐れ入りました。

最後に筆者から

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全部で48作品の展示がされた香港ミニチュア展。ひとつひとつ丁寧に見学をし、カメラに収めていたら一時間以上も見学に費やしていました。それほど見応えのある展示会でした。細かな再現に心を奪われたのと同時に、香港に行っている気がして、ワクワク楽しい時間を過ごすことができました。それと同時にまた香港に行きたくなった思いも湧いてきました。

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インスタ映えするような、香港の昔ながらの建物を巡る旅も良さそうです。超密集高層ビルのクオーリーベイも行ったことがないし……。

香港ミニチュア展を後にしたら、香港行きの格安チケットをインターネットで探す日々が続いております。いや、こりゃ参った。

 

香港ミニチュア展

期間:2017年9月29日〜10月9日
時間:午前11時〜午後9時
場所:KITTE marunouchi 1階アトリウム
料金:無料
主催:香港特別行政区政府 駐東京経済貿易代表部
後援:香港政府観光局

 

*今回の記事は一部の情報で、香港ミニチュア展のパンフレットを参考にしています。ご了承ください。

 

 

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