【香港島】中環から上環へ!そしてトラムに乗って湾仔の街歩き
2015.09.18(2日目)
旺角の女人街を堪能したあと、油麻地から地下鉄に乗って香港島へきた。降りた駅は中環(セントラル)だ。中環は世界有数の金融街。スーツを着たビジネスマンの姿が目立つ。また、高級ブランドならココに来ればなんでも手に入る街とも言われているらしく、僕にはまったく縁のない街と思われるが、とりあえず上環(ションワン)まで歩いてみることにした。
・地下鉄料金:油麻地→中環 13HKD(約200円)
香港トラム
◇スーツからラフな格好まで人種も含めて多種多様
◇早速トラムを発見!これも僕のなかの香港の景色
香港トラムの歴史はとても古く開通は1904年。香港島北部、東側サウゲイワンと西側のケネディタウンを結ぶ路線。または、中央部のハッピーバレーに向かう路線がある。料金は一律2.3HKD(約35円)でとってもお得な乗り物だ。誰に聞いたか忘れたが、歩いた方が速いと言われる香港トラム。実際にはそんなことはなく、渋滞する車を横目に見ながら香港の風を感じるトラムは優雅な気分にさせてくれる。僕はこのあと乗車することにした。
中遠大廈周辺
中遠大廈の前に来た。
数々のオフィスなどが入っている模様。
中遠大廈の中庭を上がっていくと、伝統菓子の「陳意斎」があるらしいが、僕の旅には縁遠い。
さて、一軒のコーヒーショップを覗いてみると……。
アメリカーノのSサイズが39HKD、日本円で約560円だから飲む気がしない。腰を抜かしそうになるレベルだ。
小さな店舗が軒を連ねる。ハンコ屋も目立ち、通称ハンコ通りとも呼ばれるとか。
◇坂のある街。この先にキャットストリートや1840年代に建立された香港最古の道教寺院「文武廟」(マンモウミュウ)がある
キャットストリート。またの名を泥棒街とも呼ばれるらしい。それは昨日盗まれたものが翌朝には出回っているからだとも、それほど安いとも言われる。それでは観光ついでに足を運んでみようというのが旅行者だが、僕はキャットストリートなどどうでもよくなってしまった。買い物は目当てではなく、小さな店舗が軒を連ねる風景はこの辺りでも変わらないだろうと。
ウエスタンマーケット周辺
ウエスタンマーケットの横を走るトラム。歩道ギリギリにカーブを曲がるトラムは圧巻。気分は撮り鉄だ。
マカオ行きのフェリー乗り場に来てみた。
中に入ると飲食店が多い様子。
マカオへの出発ゲートを発見した。確か1時間くらいで行けるはずだが、今回は日程の都合もありマカオは行かない。
外へ出てみると対岸九龍半島の景色が見えた。
海辺をあとにすると、圧巻のビル群、世界有数の金融街へ。
中環方面へ向けて歩く。
交易廣場前に来た。香港証券取引所が入居しているビルで、噴水と牛のオブジェが最強のパワースポットなんだとか。
見上げれば首痛し。この設計も風水を取り入れているのか?
中環の交差点に来た。ブランドショッピングの殿堂、ランドマークがある場所だが、僕にはまったく関係がない。
トラムに乗車
よし!トラムにでも乗ってみるか!
僕は「E27中環」からトラムに乗車した。料金は一律2.3HKD(約35円)で降車時に車内で支払いをするシステムだった。
乗ったはいいが、目的地がない。
「どこで降りようかな……」
車窓から見えた良さ気な街を発見した。そこは「E39分域街」。僕は降りてみることにした。
分域街街歩き
トラムを降りると目の前に並ぶ露店の風景。
「ん〜、いい雰囲気だ」
フルーツが並ぶ。
どうやらこの辺りは生活に寄り添った露店のようだ。
観葉植物なども売られている。
タイマッサージの店を発見。僕は明日、タイへ向かう。
小さな公園を発見。僕は公園が好きだ。
下川裕治さんのあしあと
旅行作家の下川裕治さんの著書で、「香港の酢飯のおにぎりは絶対買ってはいけない」と読んだ記憶があったので確かめたくコンビニへ向かった。しかし、酢飯のおにぎりが売っていなく、普通のツナのおにぎりを購入。ついでにサンドイッチとビールも購入した。公園での休憩にはもってこいだ。
まずはおにぎりから食べたのだが、これがとんでもなく不味い。米はパサパサのカチカチ状態。食感とともに味もよろしくない。香港のコンビニを数軒見ていると、おにぎりは冷蔵ケースに入っている。それがパサパサ感を生んでいると思うのだが、香港のコンビニでおにぎりは買わないほうがよい。
続いて食べたサンドイッチ。見た目は非常に良いのだが、これもまた絶対買ってはいけない商品だ。簡単にいうと味がしないのだ。塩分もないし、胡椒やマスタード系のスパイスもない。味気のない、ただただ玉子とハムの生々しさかない。怖いもの見たさ以外での購入は控えることをお薦めする。それにしても日本のコンビニはクオリティーが高い。
・おにぎり:10HKD
・サンドイッチ:8.9HKD
・ビール:9.0HKD
駱克道のバー街
駱克道(Lockhart Road) へ来てみた。
どうやらこの辺りはBar街のようである。店内を覗くとどこも年配の欧米人が目立つが、そのような人たちの住宅エリアもこの近くにあるみたいだ。
この界隈は観光客も少なく、夜遅くの方が楽しそうだ。それでもせっかくだから一杯やろうと思ったが、年配の欧米人に混じって飲む気分でもなかったのでこの街を去ることに。我が家の重慶大厦へ帰ろう。