香港のスターフェリー|九龍サイドの尖沙咀と香港島を結ぶショートクルージング(乗り方、料金、時間)

 

f:id:TommyBackpacker:20180906194732j:plain


僕は香港へ行ったらスターフェリーに乗りたいと思っていた。

香港島と九龍を結ぶスターフェリーは100年以上の歴史があり、香港の象徴のひとつといってもいいだろう。フェリー本体のデザインは上半分が白、下半分が緑で船体やセーラー服などにもスターの名の通り星マークが見える。

たった6分のクルージングだが、香港の街の喧騒から逃れて感じる潮の香りはとても癒やされるに違いない。期待を胸にフェリーターミナルへ向かった。

スポンサーリンク
 

 

香港島からスターフェリー 

f:id:TommyBackpacker:20151015214623j:plain

香港島のスターフェリーターミナルに来た。入口の付近は工事をしている様子で、新しい街並みのように映った。

f:id:TommyBackpacker:20151015214700j:plain

そして僕の目の前には、これまた新しく見える観覧車と奇抜なビルの数々が目に入る。きっとデートスポットに違いない。男の一人旅とは無縁の世界だ。

チケットの購入

f:id:TommyBackpacker:20151015214754j:plain

スターフェリーの入口を進むと、券売機が見えた。料金は1階席で2.0HKD、2階席で2.5HKD(平日料金)。上層階の方が若干高い料金設定になっている。

f:id:TommyBackpacker:20151015214912j:plain

券売機から出てきたのはコインの形をしたチケット。トークンのようである。僕はきっと眺めが良いだろうと思う2階席を選んだ。ちなみに2階席は中国語で上層のようだ。

いざ乗船

 

f:id:TommyBackpacker:20151015215343j:plain

九龍島から乗客を乗せたスターフェリーフェリーが着いた。すべての客が降りると、いよいよ香港島からの客が乗船する。この瞬間がたまらなく、わくわくする。

f:id:TommyBackpacker:20151015215504j:plain

2階の席へ上がると、木製の床がいい雰囲気を醸し出している。そして座席のひとつひとつに、スター、いわゆる星のマークがデザインされていて細かい。

f:id:TommyBackpacker:20151015215628j:plain

船の窓から外を覗くと、セーラー服を来た男の人が手綱を解いていた。船はゆっくり香港島を離れる。

f:id:TommyBackpacker:20151015215846j:plain

香港島から九龍半島・尖沙咀までの所要時間は約6分と短い。フェリーは徐々に香港島を離れ、数々のビル群が小さく見える。その反対に尖沙咀に見えるペニンシュラホテルや時計台が近づいて見えてきた。

 

スターフェリーから見える夕日 

f:id:TommyBackpacker:20151015221950j:plain


そして船内から見えてきたのは夕陽だ。僕は夕陽が好きだ。香港のスターフェリーに乗って夕陽を見ることは、細やかな夢のひとつだった。

今日の夕陽は昨日より、くっきりとその輪郭を表していた。

幸せだ……。

しかし、至福の時間はすぐに終わりを迎えてしまう。なぜなら乗船時間は6分だからだ。

f:id:TommyBackpacker:20151015222426j:plain
◇九龍半島・尖沙咀に到着。シアワセな気分はほんのひととき?

f:id:TommyBackpacker:20151015222707j:plain
◇九龍半島側のスターフェリーターミナル

 

日が沈む香港


f:id:TommyBackpacker:20151015222752j:plain


夕陽が沈むころ、香港島のビルに明かりが灯る。そして夜の輝かしい香港の姿が今日も現れる。僕は明日タイへ向けて旅立つ。短い香港滞在だったが、この景色をしっかりと目に焼き付け、重慶大厦の方向へ歩きだした。

・この記事は2015.09.18(旅の2日目)の体験を元に記事にしました。

 

スポンサーリンク
 

追加記事:2018年6月に再び乗船

f:id:TommyBackpacker:20180906190906j:plain

2018年6月、再びスターフェリーに乗った。今回は九龍サイドと香港島を行ったり来たりしたので、何度かスターフェリーのお世話になった。

f:id:TommyBackpacker:20180906191051j:plain

以前工事中だった香港島のスターフェリーターミナルの玄関口は、工事もとっくに終了していたらしく、綺麗に整備されていた。

f:id:TommyBackpacker:20180906191232j:plain

デートスポットに間違いない観覧車も健在。確かゴンドラのなかからSNSを投稿できるように、Wi-Fiが完備されているはずだ。

f:id:TommyBackpacker:20180906191425j:plain

料金は平日料金のHK$2.7で、若干値上がったのか。

f:id:TommyBackpacker:20180906191555j:plain

セーラー服のおじさんも健在。香港、スターフェリー、セーラー服、あぁ香港に来たことを実感できる。

f:id:TommyBackpacker:20180906191712j:plain

香港滞在中は曇り空の日が続き、青空や夕日を見ることはできなかった。残念だが、また来た時までとっておこう。

f:id:TommyBackpacker:20180906193554j:plain

その代り、香港の夜空を彩る光と音のライトショー「シンフォニーオブライツ」を、開始の午後8時に合わせて乗船した。初めて海の上から見るシンフォニーオブライツもいいもんだ。

f:id:TommyBackpacker:20180906191913j:plain

今回は香港島の二カ所の乗り場、中環と湾仔からそれぞれ乗船した。スターフェリーの短いショートクルージング。地下鉄ではなく、あえてフェリーの移動は良いもんだ。

 

スターフェリーの料金

・大人 HK$2.70 (月〜金)  HK$3.70 (土日祝)

・子ども (3〜12歳) HK$1.60 (月〜金)  HK$2.20 (土日祝)

・障害をお持ちの方 HK$1.60 (月〜金)  HK$2.20 (土日祝)

・シニア(65歳から)  無料

 

スターフェリーの乗り方

f:id:TommyBackpacker:20180906192823j:plain

スターフェリーの乗り方はとても簡単だ。

  1. 券売機でトークンを購入
  2. 改札へ入場し、フェリー乗り場で乗船を待つ

それだけである。なお、トークンは現金でもICカード、オクトパスカードでも可能である。

運航時間

f:id:TommyBackpacker:20180906193139j:plain

運航時間は「7:30〜23:00」

それ以前、以降は地下鉄かタクシーを利用するしかない。つなみに運航間隔は、ピストン輸送のため、約5分ほど待っていると、次のフェリーがくる感覚である。

 

■スターフェリーからの景色をYouTubeにUpしています。

https://youtu.be/lIOLnySxOn8

 

D09 地球の歩き方 香港 マカオ シンセン 2018~2019 (地球の歩き方 D 9)

D09 地球の歩き方 香港 マカオ シンセン 2018~2019 (地球の歩き方 D 9)

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 
ソロタビ 香港

ソロタビ 香港

 

 

 

スポンサーリンク
 



当ブログに掲載するコンテンツ(テキスト、画像等)を無断に複製・転用することを禁止します。 Copyright ©2020 バックパッカーに憧れて All Rights Reserved.