香港のホテル|重慶大厦のAPPLE HOSTELは早朝でもチェックインOK!
今回の香港旅の拠点は、僕の定宿、尖沙咀(チムサーチョイ)にある重慶大厦(チョンキンマンション)にした。
我が家で営むAirbnbの香港人ゲストからは、「あそこ大丈夫ですか?」と聞かれる始末だが、安さと立地の良さから、結局重慶大厦に落ち着いてしまう。
そんな重慶大厦には、多くのホテルが存在しており、宿選びに苦労する。過去を振り返ると、初めての香港旅は、飛び込みで宿探しをしたものだったが、今や渡航前にインターネットでじっくり品定めをするようになった。
そのなかで選んだ今回のホテルは、
「APPLE HOSTEL」
重慶大厦B座の7階にあるホテルだった。
場所&外観
旅が好きなら一度は耳にしたことがある重慶大厦は、ビクトリアハーバーに近い尖沙咀にある。
◇重慶大厦の位置関係
ネイザンロード沿いの正面から入り、多くの両替商やインドカレー屋、スマートフォン屋などを横目にしながらホテルのあるB座のエスカレーター前へ。
しかし、このエレベーターがとても混雑している。それは階数は多いが、エレベーター内が狭いゆえである。
エレベーターは右が奇数階、左が偶数階になっているが、僕は空いている方に並び、目当ての階数のひとつ上下で降りて、階段を利用することが多い。
チェックイン
さて今回の香港旅、移動が深夜になったため、香港に早朝に着いてしまった。APPLE HOSTELのチェックイン時間は14時から22時。近くの茶餐廳(チャーチャンテン)で食事を済ますと、物は試しにとホテルへ伺った。
すると24時間対応のフロントの触れ込み通り、スタッフが対応してくれ、難なくチェックイン。追加の料金もとられることなく部屋へ通された。深夜便で疲れた身体にホッとした。
部屋の様子
部屋は重慶大厦名物の極狭部屋。だが、インターネットで見た窓ありの部屋とは違い、窓なし独房部屋。正確に言うと、小さな窓はあるにはあるが、カーテンで閉ざされており、汚れた窓に景色は見えない。
そしてインターネットで見た部屋の名前は、「デラックス シングルルーム ウィズ シャワー」。
いやいや、どこがデラックスなんじゃいという、重慶大厦でよくありがちな部屋である。
そこに加えて簡易的なエアコン。この音がうるさく、とてもじゃないが寝れなかった。
そこで寝る前にクーラーで部屋をガンガンに冷やし、就寝時は天井のファンを軽く回すと、ゆっくり寝付けた。部屋が狭いゆえのアイデアである。
トイレ&シャワー
トイレとシャワーは、香港特有のトイレがびちゃびちゃになるつくり。まあ、これは認識済みだからいいが、何より内装が綺麗で好感がもてた。おそらく改装をしていると思われる。
コンセント
香港で気をつけなければいけないのは、コンセントの形状がBFタイプということだ。日本から持ち込んだコンセントは、そのまま刺さらない。そこでアダプターが必要になるが、APPLE HOSTELはアダプターが備え付けであった。これは嬉しい。持参したアダプターとふたつの備え付けで、計3つの電源を確保することができた。
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その他
その他の設備として、電話、ポット、ティッシュ、コップがあった。部屋にない冷蔵庫は廊下にあり、共有だった。
周辺
周辺は尖沙咀ということもあり、飲食で困ることはない。コンビニもスーパーもあり、ほんとに便利な場所である。
夜景を横目に歩き、香港料理を楽しみ、コンビニで買った缶ビールを重慶大厦の前で飲む。これが香港のバックパッカー旅なのだ。
まとめ
当たり外れが激しい重慶大厦のホテル。いやいや当たりはあるのか? わかっちゃいるけどやめられない。なぜなら週末になるとボッタクリに近い宿泊料になる、香港特有のホテル事情があった。そこで結局重慶大厦を選択してしまう。貧乏旅の宿命なのかもしれない。
それでも早朝のチェックインは嬉しかった。重慶大厦で追加料金なし、かつ事前連絡なしのチェックインは珍しくないが、24時間対応でスタッフがいるところは多くない。受付の電話を鳴らし、スタッフを呼ぶところも少なくなく、聞き取りづらい英語の前に、無言になることもある。
どこかで妥協するホテル選び。それが香港の旅ということなんだろうか。
APPLE HOSTEL
住所:Flat B7, 10/F, Block B, Chungking Mansion, 尖沙咀, 香港
料金:11,448円/ 金土を含む3泊
チェックイン:14時〜22時
チェックアウト:12時
設備:Free Wi-Fi、簡易エアコン、ファン、テレビ、タオル、ハンドソープ、変換コンセント、ポット、コップ、ハンガー
その他:毎日清掃とタオル交換、鍵はアナログ式、チェックイン時パスポートのコピー、冷蔵庫は共有、スタッフの感じが良く24時間対応
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