香港の茶餐廳|尖沙咀の翠華餐廳でミネストローネの朝食セットが美味しかったのでおすすめできるッ!
香港で気軽に食事をするなら茶餐廳(チャーチャンテン)、いわゆる日本でたとえるならファミレスのような飲食店が便利だ。だが、その味はというと、香港特有のはっきりしない味付けに、首を傾げたくなることが多かった。
それでもその利便性から、ついつい足が向かってしまうのが茶餐廳。今回宿泊した重慶大厦(チョンキンマンション)からすぐ近くの茶餐廳のモーニングを利用したところ、思いのほか美味しかったので紹介したい。
場所&外観
場所は尖沙咀(チムシャーツイ)駅から徒歩1分、
店名は翠華餐廳(チョイワーチャンテン)。
香港拠点のチェーンレストランで、マカオや中国本土にも出店しているそうだ。
>>>翠華餐廳のWEBサイトはこちら
彌敦道(ネイザンロード)から一本入った小道にある店舗は一見分かりにくいが、独特な看板を目印にすると分かりやすい。
◇翠華餐廳の位置関係
内観
内観はファミリーレストランそのもの。手狭な茶餐廳と比べると、広々として居心地は良い。
メニュー
卓上に置かれたメニューは、英語表記もあり、分かりやすい。
優柔不断な人には辛い、茶餐廳特有な豊富なメニュー。そのなかで僕が選んだのは、朝食セット(特色早餐)。ミルクティーがついた料金はHK$42。日本円で約600円だから、ここ2年ほどで香港の物価は、数HK$ほど高くなっている印象である。
朝食セット(特色早餐)
さて、注文から程なくして運ばれた朝食セットだが、ミルクティーではなく、ホットミルクが運ばれてきてしまった。あちゃちゃちゃちゃ……。香港といえばミルクティーだろ!? でもまいっかと口にすると、美味しいじゃん!と許せた。
次にメインのミネストローネを口にする。あれ?旨いじゃん。思わずつぶやいてしまった。
香港、そして茶餐廳といえば、はっきりしない味付けに首を傾げてしまうことが多かったが、翠華餐廳のミネストローネはトマトと塩分の味がしっかりとしている。肉の旨味だってちゃんとある。
なになに、茶餐廳って旨いじゃん。初めて思う感想だ。
そしてパンを口にする。
香港でパンは間違いないイメージだが、実際にそのとおりで、外側はカリッとしており、中身はバター風味で文句はなかった。
卵とハムも美味しい。
特に卵はふわっとした絶妙な焼き加減。朝に優しい口当たりだった。
会計
会計は卓上のオーダー表を入口にあるレジへ持っていき会計を済ます。その料金はHK$43。あれ?HK$1高くないか?
どうやらホットミルクはHK$1高くなるようである。
ということで、この日の朝食はHK$43、日本円で約615円になった。
香港の朝よ、ごちそうさまでした。
最後に筆者から
香港で気軽に食事といえば茶餐廳。旅を趣味とする身には常識とも言える飲食店だ。しかしその味はというと、決して美味しいと感じて口にはしていなかった。
ただ、早くて安くて便利。これが茶餐廳のイメージだった。
それでもついついその利便性から入ってしまう茶餐廳。今回も早朝の時間帯ということもあり利用してしまったが、翠華餐廳ならアリだと感じた。
香港の物価は地味に上がっている。いくら茶餐廳といえども、美味しくなければ納得できない。そんな視点からも、僕は香港の茶餐廳は、翠華餐廳を今後も利用しようと思った。
翠華餐廳
住所:2 Carnarvon Rd, Tsim Sha Tsui, 香港
営業時間:7時〜26時
定休日:不明
その他:トイレは2階
今回のメニュー:朝食セット(特色早餐) HK$42→ホットミルクでHK$43
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