僕が初めて利用して分かった茨城空港7つの魅力

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2016年12月中旬、僕は初めて茨城空港を利用した。東京に住んでいる身にとって茨城空港と言われてもピンと来ない面があったが、利用してみると利用者にとって良い側面が色々あることが分かった。今回はそんな茨城空港の利用体験記をお届けしたい。

 

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茨城空港とは?

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茨城空港は茨城県小美玉市百里・与沢にある共用飛行場で、防衛省・航空自衛隊が管理する飛行場だったが、2010年に民間共用化されて営業を開始した飛行場だ。その茨城空港からは、国内4ヶ所、海外1ヶ所に就航しており、僕は今回スカイマークの神戸線を利用するために、茨城空港へやってきたという具合だった。

茨城空港の魅力

茨城空港はいわゆる地方空港のひとつと言っても良いだろう。そんな地方空港の良さはコンパクトなところだと思っている。羽田や成田などの規模の大きな空港と違って人も少なく、ストレスも最小限に抑えられる。今回利用してみて分かった魅力をちょっと挙げてみたい。

魅力①:東京駅から500円で行ける

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せっかく安く手に入れた航空券だから、飛行場までの交通費も安く仕上げたいところ。そんな利用客の想いに応えるかのように、茨城空港と東京駅を結ぶ関東鉄道のバスが片道500円で運行をしている。乗車時間は渋滞がなければ、約1時間30分。破格の値段だと思う。

関東鉄道のバスの体験記はこちら

blog.tommy-bp.com

魅力②:混み合わないチェックイン

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僕はフライトの約1時間前に空港に到着したが、スカイマークのチェックインカウンターは混み合っていなかった。この日の神戸線はほぼ満席で乗客は多かったが、国内線の会社はスカイマークしか無いうえ、便数が多くない。よって乗客で溢れかえることなく、ストレスフリーなチェックインができる。

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預け手荷物がない人は自動チェックインが便利だ。僕は空港に到着後、2分ほどでチェックインが完了してしまった。空港の入口からチェックインカウンターまでの動線が短いのも茨城空港の魅力のひとつだろう。

スカイマーク SKYMARK丨航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線

魅力③:店舗が充実

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1階のフロアにはコンビニのサンクスがあり、ちょっとした物ならココですべて済んでしまう。また、銀行のATM、クロネコヤマトの宅急便、トヨタレンタカーのカウンターもあり、茨城空港到着後の利用客のニーズにも応えている。

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ゆっくり腰を下ろして食事をするなら2階にある「すぎのや本陣」が良い。地元の食材を使ったメニューで茨城を感じ、冷えた生ビールで喉を潤す。

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また、茨城を代表する亀印製菓が運営する売店や、春秋航空のショップもあり、旅行客の目を楽しませてくれる。そしてこれらの飲食店をお得に利用できるのが、IBRマイエアポートクラブの存在だ。IBRマイエアポートクラブは、茨城空港を身近に感じてもらうための個人会員組織で、会員登録をすると協賛店舗で割引サービスを受けたり、SKY LIGHT CAFEのコーヒー引換券を2枚プレゼントの特典を受けることができる。これは嬉しいサービスだ。僕はもちろん会員になりました。

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◇茨城空港ターミナルビル フロアマップ1階 (画像:茨城空港WEBサイトより)

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◇茨城空港ターミナルビル フロアマップ2階 (画像:茨城空港WEBサイトより)

魅力④:飛行機が近い

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コンパクトな茨城空港ならではの魅力。それが2階の展望デッキから見える飛行機の近さだろう。目の前には目障りな柵が無く、ダイナミックな機体を肌で感じることができる。これは飛行機ファンにはたまらない。

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展望デッキと同じ2階にはフライトを待つ乗客のために、フリースペースのカウンターがあり、10分100円のマッサージチェアも3台設置されていた。フライト前にマッサージで至福の時間を受けるのはいいが、心地よく眠りについて搭乗に遅れないように気をつけたいものだ。

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◇30分やっても300円。これは良いですね

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魅力⑤:駐車場が無料

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そのフリースペースの窓から見える広大な駐車場には、3,100台もの車を駐車することができ、料金はなんと無料なのだ。これは茨城空港最大の魅力と言っても良いだろう。

茨城空港駐車場
第一駐車場:685台 5:30〜22:00
・一般者用 666台
・身体障害者用 8台
・大型バス 11台

第二駐車場:636台 5:30〜22:00
・一般者用 636台

臨時駐車場:約1,800台 5:30〜22:00
・混雑時のみ開場

 

魅力⑥:魅力的なイベント

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僕が訪れたとき、1階のスペースではクリスマスイベントの大抽選会が開催されていた。抽選会に参加するには、空港内の店舗で500円以上の買い物をすると、補助券1枚を手にすることができ、計2枚で1回抽選できた。そのプレゼントの中身は、スカイマークの茨城ー神戸往復航空券をペアでプレゼントや、鹿島セントラルホテルペア宿泊券など、まさに「クリスマスプレゼント」な豪華な内容だった。

クリスマスイベント大抽選会
12月17日(土)〜25日(日) 9:00〜17:00

 

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◇クリスマスイベント大抽選会の横では、九州南国物産展も開催されていましたよ

魅力⑦:動線が短い

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今回初めて茨城空港を利用してみて分かったことは、コンパクトな空港の魅力を改めて知ったこと。そのひとつに動線の短さがあると感じた。空港に到着後、チェックインを済ますまでが2分。そしてすぐ隣にある手荷物検査を並ぶことなく通過すると、目の前が搭乗ゲートとなっており、空港到着からゲートまでの所要時間は約5分だった。この日の神戸線はほぼ満席で、早めのチェックインと手荷物検査を促すアナウンスがされていたが、この短い動線を見たら、ギリギリに到着しても何とかなりそうだ。というのも、東京駅からバスを利用すると、どうしても渋滞による遅延が気になる。空港の規模と動線の短さはとても重要なのだ。

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◇ターミナルから徒歩で機体へ向かいます

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◇帰りも飛行機降りたら3分で外に出られました

まとめ

茨城空港の魅力はコンパクトなところ。これは分かった。そして飛行機利用の客は500円でバスを利用できるところ。これも納得ができた。安価な運賃設定は、都心から茨城空港へ多くの乗客を呼び込みたい表れなのだろう。ただ、水戸をはじめとした地元の人にとって、東京の利用客以上に便利な空港であることは間違いない。空港までの足となる車の駐車料金は無料。そして成田や羽田に出ることなく、神戸、福岡、札幌、那覇、上海へ行くことができる。茨城県民は大阪や京都へ行くなら、茨城空港から神戸に飛んだ方が速いのだ。

以前は米子線や名古屋/中部線も就航していた茨城空港だが、これ以上の採算悪化で運休となることは願わない。どうかこのくらいの路線と便数で、空港の規模同様に、コンパクトな経営をスカイマークに願うばかりだ。

 

茨城空港
住所:〒311-3416 茨城県小美玉市与沢1601番55号

茨城空港WEBサイトはこちら

  

 


◇東京駅と茨城空港の位置関係

 

*次回は「スカイマークの茨城ー神戸線の搭乗記」をお届けします 

 

 

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