【ミャンマー】マンダレーの街を歩けば空気が悪い!暗い!Wi-Fiは遅い!そして食事も……この先大丈夫か?
2016.09.19:旅の2日目はマンダレー
今日は香港からミャンマー第2の都市、マンダレーへ向かう。時間は朝の8時。宿泊した美麗都大厦(ミラドマンション)の前からA21のバスに乗って、香港空港へ向かった。休暇中、そして旅の最中だからといって、ゆっくりはしていられない朝だった。
香港からミャンマー・マンダレーへ
ミャンマーまでの航空会社は香港エクスプレスだ。その香港エクスプレスでは、WEBチェックインが導入されており、荷物を預けなければそのまま出国ができるようになった。早速僕もWEBチェックインを利用してみたが、プリントアウトした搭乗券が必要なことをうっかり忘れていて、荷物検査場でスマホの画面を見せたところで止められた。これでは便利のようで、あまり便利ではない。早くANAやJALの国内線のように、2次元バーコードで旅ができないものかと思ってしまう。
約3時間のフライトを終え、マンダレー空港に到着した。空から見えた豊かな水源と田園風景。そして、綺麗な碁盤の目のような道が印象的だった。イミグレーションを通過し、ミャンマーの通貨、チャットへの両替とSIMの購入を済ますと、4000チャット(約330円)のシェアタクシーに乗車して、マンダレー市街地へと向かった。
マンダレー空港から市街地へ
◇市街地までは約1時間。空港からは離れているんです
空港を離れるバス。その車窓から見えた広い空の景色が心地良かった。どこまでも続く広い空。空がこんなにも気持ちが良いことを忘れていた。だが、ひとつだけ心地の悪いことがあった。それは道路状態だった。決して大きな穴があるわけではなかったが、継ぎ目が多数あって平坦ではない。常にビートを刻む乗り心地にお尻が痛かった記憶が残る。
宿泊は「ロイヤルゲストハウス」
シェアタクシーは希望した「ロイヤルゲストハウス」まで送ってくれた。ロイヤルゲストハウスは、地球の歩き方にも掲載されている日本人に人気の宿だ。予約をしていなかった僕はフロントで空きを確認すると、1泊14US$の2階の部屋に宿泊を決めた。
マンダレーの街を歩けば……
宿のチェックインを済ますと、早速マンダレーの街へ出た。すると最近行ったベトナムを思い出す音が耳に刺さった。それはけたたましいクラクション音だった。勢いよく交差点に進入する車とバイクは、注意喚起のため皆がクラクションを鳴らしている。そして排気ガスで濁った空気。マンダレーはミャンマー第2の都市だが、勝手に田舎町で人も疎らみたいな景色を想像していただけに、一瞬腰がひけた。
初めてのミャンマーカレー
夜はミャンマーカレーを食べた。よく「ミャンマーのカレーは冷めてて不味い」と耳にしていたが、濃厚な海老のエキスが出たカレーは冷めてても美味かった。なんだ、結構イケるじゃんと思っていたが、ご飯の量に対して、ルーの量が圧倒的に少ない。これは、この後ミャンマーを旅するなかで知っていくこととなった。
そんな量の少ないカレーを補うわけではないだろうが、カレーを注文すると必ず小鉢が3品ほど付いてくるのがミャンマーカレーだった。しかし、この店で食べた小鉢の惣菜の味、そして温かいけど妙に酸っぱいスープに、この先不安を覚えたのが正直な感想だった。
夜が早いマンダレー
カレーを食べ終えると再び街なかを歩いた。しかしマンダレーの夜は早かった。いや、正確に言うと街灯がほとんど無いため、19時くらいになると、帰ろっかという気分になった。暗い夜道の頼りはホテルや商店の灯り、車やバイクのヘッドライトのみ。そこにうろつく野犬が現れる。街を見渡しても、旅行者がふらっと入れるようなビアバーも見つからない。改めて帰ろっかという気分になると、コンビニ風の商店で缶ビールを買って宿へ帰った。
宿の部屋に入ると買ってきた缶ビールを空けて、持参したノートパソコンを開く。しかしFreeWi-Fiの速度が極端に遅かった。これも渡航前に耳にしていた話しだった。ミャンマーの洗礼か……などと呟き、液晶画面のブラウザが切り替わるのを待っていたら、深夜0時近くまで寝てしまった。夜は大概元気な自分として、こんなことはアジア旅をするようになってから、初めての出来事かもしれない。この先大丈夫だろうか?ミャンマーの旅は始まったばかりだ。
旅の3日目へつづく
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