アユタヤの夜はナイトマーケットへ!!
2013.09.22(4日目)
駅を出た我々は左に進路をとり歩き出した。僕の自作旅本によると橋が見えてくるはずだ。その橋を渡れば街が見えてくる。がしかし、一向に橋が見えてこない。道は合っているのだが想像より遠いのだ。こんな時はやはりGoogle先生が頼りになる。
来た道を引き返し、駅前を渡った道を真っ直ぐ歩くと船着場がある。この船で対岸へ渡れば宿が立ち並ぶ街へはほんの数分だ。
渡し船:4B
数ある宿の中からTony's Place という宿を選んだ。1階は受付兼レストラン。木材をふんだんに使用し開放的な造りは、まさにアジアンといった宿。
Tony's Place:300B/1泊(エアコン付)
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宿が決まればまずは一杯だ。1階のレストランで軽い宴会が始まった。本当はアユタヤの遺跡で沈む夕陽を見たかったが、今日はあいにくの曇り。遺跡巡りは明日の朝から動けばいいので、今日は移動と酒に落ち着いた。
宴会が落ち着くとトゥクトゥクに乗り夕食も兼ねてリトルトーキョーで開かれているナイトマーケットへ。開放的な造りのトゥクトゥクは闇を颯爽と駆け抜け、とても気持ちが良い。
ナイトマーケットはシーロム近辺でも見ており、衣服などは代わり映えしなかった。しかしここは日常に密着したものも売っており、いわゆるスーパーマーケットの感覚だ。小動物や鑑賞用の魚などペットも売っている。
もちろん屋台も出ており特に印象的なのは「コオロギ」だ。秋を告げるコオロギの音色は心地よいが、これは観賞用ではない。食用だ。しかも大量のコオロギが集まると音色も何もあったものではない。油でサッと素揚げをして塩をまぶしただけの調理法。試食で一匹食べてみたのだが、目にしなければ川海老の揚げ物と変わらず意外に美味しかった。
ナイトマーケットを楽しむとナイトライフエリアへ。地元日系企業の工場のおじ様相手のスナック、カラオケ、日本料理、マッサージなどが密集しており日本語の看板が目立つ。タイのスナックでは女の子が店先で客引きをするスタイルなのだが、ハサミを持った一人の女の子が近づいてきて「ちんち◯切っちゃうよ〜」と言ってきたのは笑った。きっと客のおじ様が教えたのだろう。
ちんち◯を切られては大変なのでリトルトーキョーを後にして、宿の近所のバーで野犬と共に飲み直し。こうしてアユタヤの夜は過ぎていったのだった。