ラオス10日間ほどの旅のルートと費用を振り返ると迷走してバカな出費が響いた旅でした

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今回僕はラオスのビエンチャンからルアンパバーンまでをバスで北上する旅をしました。期間は昨年(2016年)12月27日の夜に東京を発ち、1月5日に東京へ帰ってくる行程です。ただ、今回の旅は安上がりな旅をする身としては、とても経費のかかった旅となりました。それは年末年始の高価な航空券が理由ではなく、セールで早期に取得した航空券を仕事の都合で捨てることから始まります。休みの確定が保証されない勤め人がLCCのセールで早期購入する事とは、こういう事になるのかと思い知らされた結果となりました。

 

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ラオスの物価

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今回の旅のルートと費用を振り返ってみる前に、ラオス物価の平均をまとめておきたいと思います。

・屋台のヌードルやフライドライスなど:20,000K
・瓶ビール:10,000K〜15,000K
・バケットサンド:10,000K〜20,000K
・おやつレベル:2,000K〜5,000K
・薬草サウナ:25,000K
・マッサージ:60,000K〜80,000K(1h)
・寺院など観光名所入場料:10,000K〜20,000K

僕は以上で挙げたような経費は、普段の生活費と考えて旅費には入れてません。旅費は単純に航空券代と現地の交通費、そして宿泊費として考えています。その方が旅費を捻出するのに簡単で貯蓄しやすいのもあります。それでは、実際にかかった旅費とルートを出していきます。

捨てる航空券

実は今回の旅は、12月22日に出発する予定でした。2016年の春先にタイエアアジアXで購入した成田→バンコク→チェンマイの片道航空券は16,068円。これを仕事の都合で休みが取得できず捨てる羽目になりました。この時点で16,068円の無駄な出費となります。クソ、クヤシイ。

・成田→チェンマイ航空券:16,068円

旅の行程を再考

旅は約14日間から10日間(実質8日)ほどに短縮です。僕は当初チェンマイからルアンパバーンへのルートを考えていました。その途中、ルアンナムターやノーンキャウ、ムアンゴイ、ムアンクアなどを巡ろうと頭の中でルートを描いていましたが、10日間、いや、移動を考えたら10日間ほどでは足りないと考えました。それならばと、チェンマイまで行ってルアンパバーンとの2ヶ所でいいかと妥協しました。そこで東京からチェンマイまでの航空券を買い直します。なお、ルアンパバーンからバンコクまでの航空券と、バンコクから東京への航空券は購入済みです。

東京から台北へ

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チェンマイまでの運賃は、春先に比べて高騰していました。当然です。エアアジアは差額を払えば日にちの変更ができますがその差額は約4万円。予算があいませんでした。そこで僕が考えたのは乗り継ぎで刻む方法でした。

  1. バニラエアで成田から台北へ:12,540円
  2. ノックエアーで台北からバンコク経由でチェンマイへ:15,000円

合計 27,540円

捨てた航空券と合わせて、ここまでで43,608円となりました。これだけで、最初から通常購入した運賃と変わりありませんが、差額の4万円と比べると1万円以上も浮かすことができました。やれやれ。


◇東京/成田空港と台北/桃園空港の位置関係

名前入力のミス

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しかし出費はまだ続きます。バニラエアで購入した航空券で、名前の入力ミスがありました。自分の名前にもかかわらず、ローマ字を間違えてしまったんですね。しかも2ヶ所。酔って購入したのか、焦って購入したのか覚えていませんが、その修正料は5,000円。まったく何をやっているんだか。自分で呆れました。

・名前修正料:5,000円 


迷走!チェンマイには行かない 

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台北へは深夜便でしたので、宿泊料はありません。桃園空港で一夜を明かし、翌朝ノックエアーにてバンコクへ着きました。そして夕方の便でチェンマイへ向かいます。しかし、渡航寸前で気が変わってしまいました。

「チェンマイは辞めよう」

チェンマイには気に入ったゲストハウスがあり、ぜひ再訪したかったのですが、バンビエンで年を越したくなってしまい、バンコク→チェンマイ間の航空券は自ら捨てることにしました。ただ、これは台北からチェンマイへの込みの料金なので、損した感覚はありませんでした。だって、自分の意志もありますしね。いやいや、旅が迷走しています。

・バンコク→ビエンチャンのバス料金:2,900円 



◇バンコクとビエンチャンの位置関係

ビエンチャンのホテル

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ビエンチャンでの宿泊は1泊です。桃園空港で1泊とバンコクからの車中で1泊の計2泊。ベッドで寝るのは久しぶりとなります。宿泊したのはネットでも評判の良い「ハヨソケゲストハウス(Haysoke Guest House) “"」にしました。料金は1泊2,500円(個室)で、ゆっくりとした滞在ができました。また、ビエンチャンではSIMの購入をしているので、その費用が700円でした。

・ビエンチャンの宿泊費:2,500円
・SIM購入費:700円 


ビエンチャンからバンビエン

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ビエンチャンからバンビエンへの移動は、宿泊したハヨソケゲストハウスで手配したマイクロバスでした。運賃は700円。街なかのツーリストで購入しても、大して変わりはありません。

・ビエンチャンからバンビエンのバス運賃:700円


◇ビエンチャンとバンビエンの位置関係

バンビエンのホテル

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バンビエンでは泊まってみたいホテルがありました。それは部屋からバンビエンの特徴ある石灰質の山々が見えるホテルでした。ホテル名は「マウンテンリバービューゲストハウス“"」。その料金は3泊で15,300円。1泊あたりは約5千円と高級ホテルとまでは呼べませんが、安上がりの旅をしている身としては、十分高級感を味わうことができました。そして何より山が見える部屋で過ごした日々は、忘れられない旅の思い出となりました。

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しかし、今後もしバンビエンに再訪するなら、ナムソン川の辺で、テントを張って過ごせばいいかなとも思いました。実際にそのような人もおり、バンビエンはそういう場所なんだと思いました。

・バンビエンの宿泊費:15,300円

 


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バンビエンからルアンパバーン

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バンビエンからルアンパバーンへの移動は、街なかにあるツーリストで手配したワンボックスカーでした。運賃は1,100円で80,000キープは平均的な運賃だと思います。途中で休憩した山の中で見た景色には、清々しい気持ちになったのを記憶しています。

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しかしワンボックスカーは街までは行かず、バスターミナルで降ろされ、頭の中が「???」になりました。どうやらバスターミナルから街まではトゥクトゥクに乗り換えなければなりません。その運賃は1人20,000キープ(約270円)でした。

・バンビエンからルアンパバーンのバス運賃:1,100円
・トゥクトゥク運賃:270円


◇バンビエンとルアンパバーンの位置関係

ルアンパバーンのホテル

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ルアンパバーンでのホテルは、メコン川やナイトマーケットに近い「ノックノイレネクシンゲストハウス」に2泊3日で宿泊をしました。部屋の広さにしては1泊4,680円は高い気がしましたが、清潔なところと、朝食の美味しさ、そしてウエルカムドリンク&フルーツが出たのは嬉しかったです。そして何より、航空券の廃棄など無駄な出費を繰り返した今回の旅は、もう少々のお金などヤケクソというか、どうでもよくなっていました。それより、旅、旅、旅。風邪はひいたが旅を楽しみます。

・ルアンパバーンでの宿泊費:9,360円

 

ルアンパバーンからバンコクへ

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ルアンパバーンからバンコクへはエアアジアで購入した航空券が、7,769円です。その前に街から空港までのトゥクトゥク代が410円ですが、超貧乏旅行を楽しむなら歩けなくもない距離でした。

・ルアンパバーンからバンコク航空券:7,769円
・トゥクトゥク代:410円

 


バンコクから東京へ

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さあ、最後の移動です。バンコクから東京へは、エアアジアで購入した航空券19,225円が加算されます。帰国日は仕事が休めた為、破棄することなく無事に乗れました。嬉しい限りです。なお、バンコクでは1泊しましたが、友人宅に泊めてもらうことができ、宿泊費はかかっておりません。ただ、空港との移動費を足しておきたいと思います。行きはA1バスとBTS、帰りはタクシーを使ったので、ざっと合わせて250バーツぐらい(820円)にします。

・バンコクから東京への航空券:19,225円
・移動費:820円

 

旅費の合計

さて、今回の旅費の合計は

109,662円

となりました。ひぇ〜、どっからこのお金が出ているんでしょう。恐ろしくなりました。過去の旅費で一番経費がかかった結果となりました。これに食費などの生活費が加算されますからね。やはり、捨てた航空券代の16,000円とバニラエアの名前修正料の5,000円が大きく響き、買い直した往路の航空券代も追加された訳ですからね。それでも9泊のうち、飛行場とバス、そして友人宅で合計3泊は宿泊費が浮いているんです。そこで、宿泊費だけを計算すると、27,160円。これを9泊で割ると、1泊計算で3,017円。うん、まずまずなんじゃないでしょうか。これがドミトリーを選べば半額以下にできますが、まあ年末年始のお年玉と考えればいいでしょう。

最後に筆者から

勤め人がLCCのセール航空券を購入するということ。それは一種の賭けのようなものだという事が分かりました。今まではたまたま休みが取得できていただけで、いい勉強ができたと思っています。

「LCCで気軽に海外へ」

確かにそうかもしれません。ただ、これはセールで購入できたらの話しで、通常で購入し、レガシーキャリアのサービスと比較したらそこまで安くはないのが実情です。そこに加えて行けなくなった時の返金有無や、登録情報の記載ミスの修正料が存在します。名前の修正に関しては、5千円で変更してくれるなんてラッキーですよというお声も頂戴しました。確かにパスポートと航空券の情報が違えば、出国させてもらえませんもんね。航空券ひとつとっても、人によって色んな見方がある事も勉強になりました。今後はこれらの事を踏まえて、航空券の取得と旅の計画、そして休暇の取得を考えていきたいと思います。

なお、ラオスに関しては、やはり当初の計画通り、ルアンナムター、ノーンキャウ、ムアンゴイ、ムアンクアなどの北部に行ってみたいのと、バンコクから南部のパクセー辺りを鉄道で行く旅をしてみたいという思いがあります。これはいつか実現させますが、他にも行きたい場所があるので当分先になることでしょう。いつかその日まで、さよならラオスよ。

*エアアジアの航空券の返金に関しては、空港使用料だけは返金されます。只今その手続中です。結果は当ブログで記事にさせていただく予定です。


▼ルアンパバーンで宿泊は「ノックノイレネクシンゲストハウス」詳細は下記から!

Hotels.com|ノックノイレネクシンゲストハウス|宿泊予約・レビュー・空室確認

Agoda.com|ノックノイレネクシンゲストハウス|宿泊予約・レビュー・空室確認

 

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