韓国ソウルでZenfone3のカメラ機能を使って旅の撮影をしてみました
ASUS JAPANが年末年始に開催した「Zen Tour年末年始大感謝祭」。今年(2017年)の1月に開催された東京会場に、僕も初参加してきました。そこで参加者全員にプレゼントされたSIMフリースマホの「Zenfone3」を持参して、先日韓国へ行ってきました。果たして旅先でのコンデジ代わりになるのか? Zenfone3のカメラ機能を検証してみました。
Zenfone3のカメラ機能
「Zen Tour年末年始大感謝祭」では、Zenfone3の様々な機能について、ASUSプレゼンテーターから分かりやすいプレゼンテーションがありました。その中でも目を引いたのがカメラ機能なんです。やはり旅が好きで、旅ブログを運営している身としては、カメラはマストアイテムなんです。その上、Zenfone3のカメラ機能は「使える!」となれば、今後デジカメは自宅で留守番となり、荷物をひとつ減らすことができます。預け荷物が無い、バックパックひとつの旅をする身にとって、荷物は課題なんです。
レンズ機能
そんなZenfone3のメインカメラの画素数は1600万画素で、レンズのF値(明るさ)は2.0と明るいレンズを使用しています。これは暗がりなどでの撮影に役立ちそうです。また、センサーにはソニー製の「IMX298」というものを採用しているそうです。ちなみに自撮りなどで活用するインカメラは800万画素で、レンズのF値は2.0と、こちらも明るいレンズを採用しています。
オートフォーカス
そして旅先での「その瞬間を逃したくない!」という思いに応える機能は、焦点を合わせるスピードなんじゃないかと思っています。これに応えたのがZenfone3です。
・像面位相差オートフォーカス(PDAF)
・第2世代レーザーオートフォーカス
・コンティニュアスオートフォーカス
以上3つのフォーカス機能を組み合わせる事で、最速約0.03秒で焦点を合わせることが出来るそうです。
さらに、動画は4Kも撮影できるのですが、これは4Kで映し出す画面が無ければ意味が無いと思うので、撮影する場面が少ないと思います。ただ、フルHDでの撮影には当然対応しているので、動画の撮影にはフルHDで撮影したいと思います。
手ブレ補正
カメラ機能で気になるのは手ブレでしょう。その手ブレ補正は今やどのカメラもスマホも付いていますが、Zenfone3の手ブレ補正は強力です。
・静止画撮影:4軸光学式手ブレ補正
・動画撮影:3軸電子式手ブレ補正
となっており、静止画、動画、共に撮影時は安心してスマホのカメラ撮影に集中できそうです。
Zenfone3のカメラで旅をする
ASUSのプレゼンテーターも熱が入っていたZenfone3のカメラ機能。果たしてデジカメ代わりになるのでしょうか。先日訪れた韓国・ソウルの街を撮影しながら旅をしてみました。
実際に撮影してみました
飛行場にて
旅のスタートはやはり飛行場です。その飛行場で必ず撮影するのが飛行機です。僕が利用したのは成田空港第1ターミナル。航空会社は韓国LCCのジンエアーでした。オートで撮影した時は写真右手から太陽が当たっており、影で機体が暗くなってしまいました。これはHDR撮影をすれば解消できるのでしょうか。まだ、使い方に四苦八苦しています。
機内から
機内から真っ白に染まる山々を撮影してみました。モードはオートです。これだけの光が山に注げば、窓ガラス越しでも綺麗な白が出ています。このカメラは、雪景色なんか綺麗に撮影できそうですよね。
料理のオート撮影
まずはSNSでも活用が多い料理からです。料理はユッケジャンで、撮影モードはオート。料理を真上から撮影しています。明るい室内のため、光が料理全体に行き届いています。
寄りで撮影してみます。カメラは単焦点モードがありますが、こちらもオートで撮影しています。もやしの細い部分もハッキリ出ているのが確認できました。
白米も同じくオートで撮影。ご飯粒と器に付いた水滴がハッキリと撮影されています。コレ、物撮りにかなり向いていそうです。
風景のオート撮影
旅先での風景写真。これも欠かせない撮影です。写真の場所は広蔵市場(クァンジャンシジャン)です。この市場は所狭しと屋台が並び、皆身を寄せ合って食事に励みます。頭上は屋根が付いており、温かみのある照明が料理と人々を照らしています。そこで撮影した1枚はオートモード。実際の見た目はもう少し明るかったですが、照明の温かみが美味く反映されていると思います。
こちらは鍾路3街(チョンノサンガ)の夜の風景をオートで撮影しています。明るい繁華街なら夜景モードを使わずとも、ここまで撮影できます。
同じくオートで撮影した仁川の街です。この日は時折粉雪が舞う曇り空で、とても寒かった記憶があります。そんな曇り空の様子が写真に表れています。これを暗いと感じたら、HDR撮影に切り替えれば良いんでしょう。
単焦点撮影
近いものにフォーカスがあい、背景をぼやかすことができる単焦点モードで撮影しました。撮影場所は韓国名物サウナで、自分に近いチムヂル服に焦点があい、遠くにあるすね毛の生えた汚い足はぼやかせませました。あ〜、良かった。コレ使えます。
HDR撮影
HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影を仁川国際空港で試してみました。コレ、本来は空が明るく、それ以外は日陰などで暗い時に本領を発揮するのですが、あえて太陽に向かってレンズを向けてみました。それでも木々の緑なんかが分かります。ちなみにオートで撮影したら、木々は黒に近い影絵みたいでしたよ。さすが、HDR機能です。
夜景モード
綺麗な夜景を撮影したい時に使用するのが、その名の通り夜景モードです。撮影場所は旧ソウル駅です。綺麗なライトアップに思わずシャッターをきってしまいました。手前を走る車の光が流れるように撮影されています。僕はこの夜景モードが一番気に入りました。かなり綺麗に撮影されています。ちなみに、旧ソウル駅って、何となく東京駅に似ていませんか? 日本の建築家塚本靖氏が設計したそうです。
GIFアニメーション撮影
Zenfone3のカメラにはGIFアニメーションモードもあります。ちょっとした動きを見せたい時に活用するのがGIFアニメーションだと思います。撮影場所はソウル駅前のソウルスクエアビルに映し出された映像です。どうですか?なかなかいいでしょ? ただ、この撮影、シャッターの長押しで30コマ撮影するのですが、結構大きいシャッター音が30回鳴り響きます。海外だとあまり気にしませんが、日本だとどうでしょう……。撮影時に気を使いそうです。
撮影した結果
Zenfone3で撮影した韓国ソウル旅の写真はいかがだったでしょうか?WEB掲載の都合上、解像度の変更とウォーターマークが挿入されていますが、コンデジで撮影したようなクオリティの高い写真ということが分かりました。僕が以前に使用していたZenfone2 laserの写真の出来とは雲泥の差です。
オートフォーカスの速さはピカイチで、素早くシャッターチャンスを逃しません。また、速いのはフォーカスだけではなく、スリープ状態から画面に文字を描くことで様々な機能を一瞬で起動することが可能なんです。僕はカメラ機能を登録したことによって、
「あっ、撮りたい!」→「画面に文字を描く」→「カメラ起動」→「撮影」
という一連の流れを一瞬で終えることができました。これはとても優れた機能だということが、今回の韓国ソウル旅で分かりました。
コンデジと同等ならばZenfone3。または、ズーム機能を必要としない、フィックスや物撮りの場面ならば威力は発揮し、Zenfone3のカメラだけで十分に旅の写真が撮影できると感じました。
最後に筆者から
今後は日本での撮影となりますが、美人エフェクト、ミニチュア、低速度撮影や、フルHDと4Kの動画撮影も試していきたいと思います。その際は当ブログでも紹介させていただけたらと思っています。
*写真のサイズはすべて640✕480。WEB掲載の都合上、解像度の変更とウォーターマークを挿入しています。なお、明るさや色味などの調整は一切しておりません。また、パソコンやスマホによって写真の明かるさや色味等が違う事があります。ご了承下さい。
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