マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地「バツーケイブ」に行ってきた!
チャイナタウンの朝市
チャイナタウンの小さな路地を歩くと、朝市が開かれていた。とても狭い通りだが、多くの露天が並び、活気がある。売っているものは衣服がメインで、携帯電話やそれに関するパーツを売っている店が多い。日本でいうフリーマーケットの印象だった。朝から人出が多いのは今日が土曜日だからだろうか。
◇赤と黄色の提灯が青空に映えるチャイナタウン
クアラルンプール駅
チャイナタウンから歩くこと15分、クアラルンプール駅に着いた。この駅はKLセントラル駅が2001年に開業するまで、クアラルンプールのメイン駅だったそうだ。その駅舎は1910年に建設された英国風建築様式で、クアラルンプール最古の駅。近代的なKLセントラル駅とは違い、歴史を感じさせるクアラルンプール駅は情緒溢れて味わいのある建物だった。
◇KTMコミューター クアラルンプール駅→バツーケイブ駅:RM2 日本円で約65円
◇車窓からの風景は緑が豊かです
◇とても綺麗な車両。アジアの雑多さなどそこには無い
◇バツーケイブ駅に着いた!
バツーケイブに到着
バツーケイブ駅を降りると左手に大きくてカラフルな像が出迎えてくれた。たぶんカルラ像というやつだろう。カメラを向ける多くの観光客に混じって、熱心に祈りを捧げる人も見かける。
カルラ像をあとにすると、次に見えたのは、さらに大きく金色に輝く像だった。どうやらこれがムルガン像らしい。ネットやガイドブックでよく目にする光景だ。高さは約42メートル。圧巻だ。
ムルガン像の前で思う存分に写真を撮り、しばらく眺めて過ごしたあとは、バツーケイブ名物の長い階段を上ってみることにした。階段の数は272段あるらしいが、途中で数えるのが面倒になってしまった。
その階段にはたくさんの猿がいた。一見かわいい猿たちだったが、とっても凶暴で人々を襲ってくるではないか。とても憎たらしい。襲われて悲鳴をあげている女性を多く目撃した。
階段を上り終えると
階段をやっと上り終えると、洞窟への入り口が待っていた。ここがヒンドゥー教の聖地ということなんだろうか。
その洞窟のなかに入ると、ヒヤッとした空気に包まれた。ほてった体を冷ましてくれる洞窟内は南国マレーシアを一瞬忘れさせてくれたのと同時に、いかにも聖地という雰囲気である。
その洞窟内を照らす空からの光がとても神秘的に感じた。こういう光はとてもいい。ただ見ているだけで飽きない。そんな洞窟を形成する石炭岩は4億歳と言われているが、正直ピンとこないのが感想だ。
◇寺院で祈りを捧げる信者の方々
◇洞窟内はヒンドゥー神話に基づく展示がありました
◇さらに階段を上り奥へ進むと…
力強い岩肌に囲まれた空を見上げると、光が差し込んでいた。後に調べると、ここはパワースポットなんだとか。
今回の旅はこの先、アグレッシブな気持ちで旅が出来たが、これもバツーケイブのパワースポットのおかげだったんだろうか。涼しさとパワーと落ち着く空間は、長い時間いても飽きない場所だった。
感想
「バツーケイブはクアラルンプールからたった65円で行ける神秘的なパワースポットだった!」
◇帰りは怖い急な階段。少し怖いんです
◇クアラルンプール駅とバツーケイブ駅の位置関係
*この記事は2014.11.22の体験をもとに書いています
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