クアラルンプールのインド人街で99円カレーに舌鼓!
バツーケイブ駅からKTMコミューターに乗ると、バンクネガラ駅で降りてみることにした。近くのインド人街に行ってみたかったからだ。駅を出ると目の前に大きな通りのクチン通りとゴンバック川を渡ると、日本でもお馴染みの百貨店、そごうが見えてきた。僕は海外のスーパーマーケットを見るのが好きだ。特に食品売場。その国の物価を知ったり、その国にしかない商品などを見ていると、時がたつのを忘れるくらい飽きない。
そごう
◇そごう クアラルンプール店の外観
そしてアジア各地でもうお馴染みの寿司も見てみることにした。これと言って目新しさは無いのだが、今までの旅では現地の食事ばかりに集中していたので寿司は食べたことはなかった。多くははいらないので、サーモンの手巻き寿司を買って食べることにした。
インド人街
そごうでの散策を終えると、徒歩でインド人街へ向かった。どこがインド人街かロクに調べなかったが、通りの看板や人種がガラッと変わり、ここがインド人街なんだと肌で感じた。
地図で見るインド人街は小さな街に感じたが、実際足を運んでみたら大きな街だった。一歩入った路地は狭く、そこに車やバイクがひっきりなしに通り歩きづらい。そんな猥雑さがインドらしさなんだろうか。そしてインド系というよりはマレー系の女性服を売る店も多く、衣服、生地の市場街と感じることも出来る。
インド人街のカレー
一通り散策を終えると腹が減ってきた。時間はちょうど昼どきだ。やはりインドに来たらインド料理が食べたいと言うもの。 マレーシアは多民族国家なのでマレー料理、中華料理、そしてインド料理と色んな料理が味わえるのも特長だ。僕は一件の屋台村みたいなところを発見したので入ってみることにした。
店先には鳥肉や魚がカレーと一緒に煮込んであったり、野菜をはじめ色んな料理が並んでいる。その中から自分の好きな料理を選んでライスと共に皿に盛ってくれるシステムだ。僕はさっきのそごうで見た茄子が忘れられずにいたが、なんと茄子料理が目の前にあるではないか。綺麗な紫色の茄子は厚揚げと一緒に調理されている。一体どんな味なんだろう。僕は茄子料理とポテト、そして辛口なカレーをご飯にかけてもらった。
インド料理は手で食べるものだから、スプーンなどはテーブルに置いていない。その様子に悩んでいた僕の様子を見かけたのだろうか、店員がスプーンとフォークを持ってきてくれた。どうやら外人向けに用意されているようだった。
早速カレーを口にしてみると、スープ系のサラサラとしたカレーで美味い。サイドに盛られた茄子は、麻婆系の味でピリ辛な辛さが調度良く、厚揚げとの相性がとてもいい。そして日本的な味がする。これはすべてパーフェクト。僕は今回食べたカレーのおかげで、その後の旅はインド料理を多く食すこととなった。そんなインドカレーの料金はRM3、日本円で約99円だった。
・ライス+カレー+茄子と厚揚げ+ポテト:RM3 (約99円)
屋台でおやつ
食事を終え店を出ると、人が集まっている屋台があった。何を売っているのか覗いてみた。すると揚げ餃子のように見える。一体これはなんだろう。腹は満たされているが購入してみることにした。
早速路上で食べてみるとそれは餃子ではなく、ペーストしたポテトが入っていた。味はあっさりしていて口の中は油の感触の方が強い。何かタレにつけて食べたら美味しいんじゃないかと思う。先ほど食べたインド料理の感動からすれば、なんてことはなかった。
・ペースト状のポテトが入ったおやつ:3個でRM1
ジャラン・アローへ移動
近くのマーケットを見つつインド人街を後にした。マスジット・ジャメ駅からLRTに乗り、ハン・トゥア駅でKLモノレールに乗り換えるとブキッ・ビンタン駅へ向かった。ブキッ・ビンタンはクアラルンプールきっての屋台街、ジャラン・アローがある。今日の宿泊はそこにしようと思う。
◇バンクネガラ駅とインド人街の位置関係
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