タイ旅行の初心者必見!バンコク・ラチャテウィーの屋台と食事特集
僕のバンコク拠点の地、ラチャテウィー。
振り返るとラチャテウィーの街に滞在した回数は、数え切れないほどになってきました。
なぜスクンビットやカオサンではなく、ラチャテウィーなのか?
それは立地の良さと物価の安さに加えて、綺麗でお洒落なゲストハウスが増えているからなんです。その一方で、元々の庶民的なエリアから、どこかほっとする空気が流れているのも要因なんです。
そこで今回は、僕がお世話になった屋台をはじめ、ラチャテウィーの食事特集を、主にタイ・バンコク旅の初心者向けの方へご紹介したいと思います。
ラチャテウィーの位置関係
画像引用:さくらサービス
その前に、まずはラチャテウィーの位置関係をご紹介します。
ラチャテウィーは、スワンナプーム空港から来ると、エアポートリンクの終着駅パヤタイのひとつ隣の駅なんです。また、ドンムアン空港からはタクシーで約30分と大変立地が良いんです。
そして巨大ショッピングモールのMBKやファッションタウンのサイアム地区には、徒歩で行くことができます。また、バンコク屈指の繁華街、チットロム、スクンビット、ナナ、シーロムなどは、BTSに乗って目と鼻の先の位置関係にあります。
駅前の屋台メシ
まず最初は一人旅の定番、屋台メシから。屋台はその低価格と気軽さから、多くの旅人に愛されるアジアの旅のマストメニュー。そんな屋台メシは、ここラチャテウィーにも存在しています。夜になると駅前の歩道には、幾つかの屋台が店を広げます。
タイのソウルフード!パッタイ
まずはタイ屋台の定番、パッタイから。
パッタイとは米麺に、もやし、玉子、干しエビなどを一緒に炒めて、ナンプラーで味付けをするのが一般的な、タイ風焼きそばのこと。リュックひとつで安宿に泊まり、パッタイをすすったバックパッカーは数知れず?
そんなパッタイ屋台は、歩道の上に停められた軽トラ屋台で営業されています。メニューはシンプルに3種類。たとえ英語やタイ語が分からなくても、指差し注文で通じます。
米麺にシャキシャキもやしが絡まったパッタイは、ちょっと甘めの味付けで、病みつきになること間違いなし。器に添えられたライムを絞れば、さっぱりとした風味も味わえます。
□料金:40THB
チキンライスのカオマンガイ
マレーシアやシンガポール、タイなどの東南アジア周辺地域で一般的な料理のチキンライス。これがタイになると、カオマンガイと呼ばれます。ちなみに「カオ」はご飯、「ガイ」はチキンを意味しています。そんなカオマンガイの屋台も、当然ラチャテウィー駅前に存在しているんです。
鶏のダシが効いた白米の上に、存在感のあるチキン。そこに甘辛いタレをかけては、スプーンとフォークで軽く混ぜ、一気に口へ運ぶ。アジアの旅に出ていることを、実感できる瞬間です。
□料金:40THB
ワンタン麺
タイ料理。ひと言で言えばそれまでですが、タイ料理には大まかにわけてふたつあります。ひとつは東北イサーンの辛い味付けが中心の料理。もうひとつはタイ中華料理です。ここでは、後者のタイ中華料理のひとつ、ワンタン麺の屋台のご紹介です。
ワンタン麺のことを、タイでは「バミーキアオ」と呼びます。ちなみに「バミー」とは、小麦の中華麺。米麺を多く使用するタイヌードルのなかで、バミーを使用するのが、ワンタン麺なんです。ただ、お好みで好きな麺を指定できるのも、タイスタイルです。
ゴロッとしたワンタンは、箸でつかむと崩れやすいので、ステンレス製のレンゲでそっとすくって口へ運びます。ここだけの話し、このワンタン麺は絶品です。これが食べられただけでも、タイへ来て良かったなと思える瞬間です。ただ、多くの屋台が深夜0時前後まで営業するにもかかわらず、ここのワンタン麺の屋台だけは22時に閉店します。酔っ払ってシメに食べるなら、早めの着席をおすすめします。
□料金:40THB
イサーン料理
バンコクでタイ東北地方のイサーン料理を食べるなら、ラチャテウィーと言っても言い過ぎではありません。駅前のペップリー通り沿いには、人気店のジェーゴーイをはじめとした、イサーン料理店が軒を連ねています。
ラチャテウィー滞在時には、必ず一度は足を運ぶイサーン料理店。一人の時はおかずを一品と白米で夕飯を完成させます。その一方で、友人と訪れたときは、複数の料理と鍋料理のチムチュムを囲んで、夜のひとときを楽しむんです。
そしてトゥクトゥクやバイクのけたたましいエンジン音と、排気ガスの臭いに囲まれた食事にアジアの旅を噛みしめます。
□料金:レバー入りラープ 90バーツ、エビサラダ 120バーツ、ピーナッツ入りソムタム 50バーツなど、安価な料理が並びます
お洒落なレストラン
今度は一転、お洒落なレストランのご紹介です。駅近くの川の近くにあるレストラン「フアチャーン」は、同じく近くにあるフェリー乗り場名のフアチャーンと同じ名前。このレストランの特徴は、生バンドの演奏がないため、グループでの会話を存分に楽しめるところなんです。
たまには屋台メシを忘れて、室内で楽しむタイ料理。旅に出たことを実感できますが、ちょっと一人ではハードルが高いかもしれません。グループや恋人と来るのが最適です。また、パヤタイ通りとペップリー通りの交差点に位置するレストラン「HEAP」も人気店でおすすめできます。
□料金:一品100〜150THBと、さすがに屋台より高い料金設定ですが、レストランなんであしからず
人気のトムヤムラーメン
数年前に日本のテレビ番組で取り上げられたトムヤムラーメン店の「ピーオー」は、ラチャテウィーにあるんです。
大きな海老がふたつ入ったトムヤムラーメンの麺は、小麦の中華麺「バミー」を選択して、限りなくラーメンに近い食感にするのが、僕なりのトムヤムラーメンの食べ方。トムヤムならではの酸味のなかに、ピリリと効いた辛さ、そして甘さも感じることのできるトムヤムラーメンは、ラチャテウィーのピーオーで決まりです。
□料金:100THB
持ち帰り専門店
バンコクシティホテルの裏側の地域、ソイペップリー10には、安価な持ち帰り専門の飲食店がずらりと並びます。小さなビニール袋に入った惣菜を数種類買って、ホテルで食べるのもタイ旅行の醍醐味です。惣菜店にはカオニャオと呼ばれるもち米も売っているので、一緒に購入するのが僕のスタイルです。
バンコクっ子の空気を感じるなら
駅の東側に位置する巨大な空間「Co Co Walk Pub」には、幾つかのパブが集まったパブストリートが存在しています。週末になると、どこからともなくバンコクっ子が大勢集まり、アルコールを楽しむ姿を見ることができるんです。そして、アルコールだけではなく、いわゆるタイ料理も楽しむことができる空間となっています。
最後に筆者から
初めて感じた異国の風ーー。
海外旅行へ出かけるとき、多くの人がまずは宿探しから始めることかと思います。それは旅の拠点づくり。これが結構大事なことに、旅が慣れてくると気づきます。最初に訪れた街の印象が良いと、その後何度も旅の拠点になるのです。そしてその思い出は、月日が経過しても色褪せることはありません。それどころか、街の変化にも気づき、愛着が湧いてくるものなんです。
初めてのタイ・バンコク旅。どこを拠点にしようか迷っている方は、ラチャテウィーを拠点にしてみてはいかがでしょう。きっとスクンビットやカオサンとは違った旅の思い出ができることかと思います。
*海外の屋台における衛生面は一概に悪いとも良いとも言えません。体調やお腹の具合も人それぞれです。くれぐれも過信しないで旅をお楽しみください。
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