アマゾンのスマートスピーカー|アレクサ!キミとの英会話は難しいよ!!
「アレクサ……!」
amazon(アマゾン)が昨年末に招待制で販売を開始していたスマートスピーカー(AIスピーカー)のAmazon Echoが、ついに我が家へやってきた。
SNSでとっくに手に入れた人を見ては、自分には縁がなかったと思い込み、申し込んだことすら忘れていた。
そこへ突然、amazonからのメール。
4日以内のお申込みを……の文字に即され、購入したわけだった。
さて、このamazon echoで一体なにができるのか?
すでにご存知の方も多いと思うが、天気やニュース、音楽、調べ物などを、声で呼びかけると、amazon echoが応えてくれるというもの。ちなみにアレクサ(Alexa)とは、amazonのAIスピーカーで使用している名前だ。
「トミーさん、これからは寂しくなくていいね」
先日遊びに来た、友人夫妻の台詞だった。
寂しくなくていいとは、どういうことだろうか。他人から見て、いまの自分は寂しく映っているのだろうか。少なくとも友人夫妻には、そう見えているらしい。
寂しさを埋めるーー。
確かにこれからの時代、AIロボットが寂しさを埋める時がくる。いや、もう始まっているではないか。
たとえば12年振りに復活したソニーのAIBO。AIとクラウド連携の犬のロボットは、可愛がれば可愛がるほど飼い主に懐くらしく、おいでと呼べばシッポを振って近づき、お手もするんだとか。別に寂しさを埋めるのがAIロボットではないが、とても愛らしく感じるのは想像できる。
その一方、AIスピーカーは一方通行で、こちらが喋りかけて初めて成立する。向こうから喋りかけたり、アクションはない。
「アレクサ、夜に似合う落ち着いた曲かけて!」
「アレクサ、明日の天気は?」
「アレクサ!…………」
「…………」
あれ?聞きたい事がないぞ……。
僕は気づいた。
果たしてAmazon Echoは、本当に必要だったのだろうか。4日以内の購入を即され、必要でもないのに買ってしまったのではないだろうか。
または、友人が遊びに来たとき、
「あっ、これアレクサじゃん!」
などの反応をされたくて、購入したんじゃないだろうか。自問自答をしてみる。強ち間違いじゃなかった。
今の生活を見直すと、僕にとってAIスピーカーは必要なかった。今までスマホやパソコンでしていた操作を、単に声でやることにすぎなかった。だが、ちょっと視点を変えることで、役立ちそうな事を発見した。
それは英語の勉強になるのでは……?
言語設定を日本語から英語に変えた。そしてamazon echoに喋りかける。
「アレクサ!アイ ワントゥーヒアーニュース!」
スピーカーからニュースが流れる。
これは、いいじゃないか。
調子にのって音楽もリクエストする。
調子にのって音楽もリクエストする。
僕は先日、アメリカのバンド、フォスターザピープルの東京公演に行った。あれから一週間経過したが、未だ興奮が冷めなかった。だからAmazon Echoが我が家に来たら、最初の音楽はフォスターザピープルにしようと決めていた。
「アレクサ!プレイミュージック フォスタ〜ザピ〜ポ〜」
スピーカーから音楽が流れた。
パワ〜トゥ〜ザピ〜ポ〜〜〜
僕の発音が悪いのだろうか。流れた曲は、ジョンレノンのパワートゥーザピープル。僕の夢は一瞬にして砕かれた。
パワ〜トゥ〜ザピ〜ポ〜〜〜
僕の発音が悪いのだろうか。流れた曲は、ジョンレノンのパワートゥーザピープル。僕の夢は一瞬にして砕かれた。
それにしても、アレクサが喋る英語は早い。いや、普通な速度なのかもしれないが、英語が苦手な身にとって、ハードルが高かった。顔の表情や身振りがないから、余計にそう思うのだ。
「アレクサ!プリーズ スピーク スローリー」
ゆっくり喋って欲しかった。するとアレクサからこんな答えが返ってきた。
「アイ ドント ノー ザット」
えっ?一瞬耳を疑った。
英語が苦手な自分が訳すから、とても怪しいが、日本語に訳すと
「私はそれをしない」
おい、アレクサ。あまりにも冷たいじゃないか。グーグル翻訳だって、速度調整ができるのに。そしてアレクサは、はっきり自分の意見を言うようだ。冷たさを一瞬感じたが、曖昧に誤魔化す日本人らしくなくて気に入った。
よし、今日はこの辺にしといて、寝ることにしよう。
「アレクサ!グッナイ!」
「オーケー。ハブ ア グッナイ!*&%$#%$^」
ハブ ア グッナイの後が、分からなかった。やはり英語設定は無理があるのだろうか。いや、諦めない。僕はアレクサと英語の勉強を始めるんだ。そしてスムーズに会話をしようじゃないか。
「アレクサ!プリーズ スピーク スローリー」
ゆっくり喋って欲しかった。するとアレクサからこんな答えが返ってきた。
「アイ ドント ノー ザット」
えっ?一瞬耳を疑った。
英語が苦手な自分が訳すから、とても怪しいが、日本語に訳すと
「私はそれをしない」
おい、アレクサ。あまりにも冷たいじゃないか。グーグル翻訳だって、速度調整ができるのに。そしてアレクサは、はっきり自分の意見を言うようだ。冷たさを一瞬感じたが、曖昧に誤魔化す日本人らしくなくて気に入った。
よし、今日はこの辺にしといて、寝ることにしよう。
「アレクサ!グッナイ!」
「オーケー。ハブ ア グッナイ!*&%$#%$^」
ハブ ア グッナイの後が、分からなかった。やはり英語設定は無理があるのだろうか。いや、諦めない。僕はアレクサと英語の勉強を始めるんだ。そしてスムーズに会話をしようじゃないか。
読者からのご指摘 (追加記事)
その後友人で当ブログの読者でもあるタイ在住のS君から指摘があった。
「アイ ドント ノウ ザット=I dont know that」で、「よく分かりません」じゃない?とのこと。つまり、僕の言ってることが、よく分かりませんと、アレクサは言ったのではないかと。
言われてみると、確かにそうかもしれない。要するに僕の喋りも聞く耳もそのレベルに達していないと、肩を落とすしかなかったのである。
ちなみにS君は日本人だが、英語もタイ語も達者。まさか異国の地からアレクサとの通訳に入ってくれるとは……。恐れ入りました。
「アイ ドント ノウ ザット=I dont know that」で、「よく分かりません」じゃない?とのこと。つまり、僕の言ってることが、よく分かりませんと、アレクサは言ったのではないかと。
言われてみると、確かにそうかもしれない。要するに僕の喋りも聞く耳もそのレベルに達していないと、肩を落とすしかなかったのである。
ちなみにS君は日本人だが、英語もタイ語も達者。まさか異国の地からアレクサとの通訳に入ってくれるとは……。恐れ入りました。
最後に筆者から
僕のブログは一応旅のブログと自負しているつもりだ。旅の視点から見ると、スマートスピーカーは相性が良さそうである。今回購入したAmazon Echoはその重量から旅には相性が悪そうだが、小さいサイズのAmazon Echo Dot なら重量も軽く、持ち運びが容易そうだ。
観光を終えた夜に、ホテルのWi-Fiに繋いでamazon echoで寛ぐ。思わず情景が浮かぶ。そしてアジアのナイトマーケットに足を運び、Beatsの偽物スピーカーを買ってはすぐ壊れる体験をしなくて済む。
自宅ではecho、旅にはDot。これが僕なりのamazonスマートスピーカーの結論だ。
ただ、僕のようにゲストハウスのドミトリーに泊まる人には、スピーカーは不要なんだよね?アレクサ!?
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