アジアで豆腐は鉄板食材!バンビエンの豆腐が入ったぶっかけ飯で連日満足!!
バンビエンで連日通ったレストランがあった。料理はなんてことのないぶっかけ飯だったが、その味に僕の舌がピタっとハマってしまい、ひどい日は1日2回、昼も夜も同じ料理を食べた日もあった。僕は日本に居ても、気に入った食事処は続けて通うところがあるが、それは旅先でも変わらなかった。今回はそんなぶっかけ飯の紹介をさせてもらいたい。
外観と場所
場所はバンビエンのメイン通りの中心部に近く、ゲストハウスに併設したレストランだった。ただ、レストランと呼ぶほどの内装ではなく、ローカル感漂う食事処と表現した方が似合っており、街で見かける多くの韓国人や欧米人の姿は全く見かけない。
◇今回の場所。名前は「NAZIM GUESTHOUSE&RESTAURANT」。ピンの指す位置のすぐ近くです
アジアで豆腐
通りに面した決して美味そうに見えないショーケースを覗くと、豆腐が目に入った。豆腐といっても白い普通の豆腐ではなく、厚揚げのようだったが、僕はアジアのどこの国に行っても豆腐は美味いと思っていて、旅に出ると必ず食べている。さて、この豆腐をどうやって食べようか。テーブルの上に乱雑に置かれたメニューをめくっていると、豚肉とパクチーのぶっかけ飯が目に止まった。そうだ、この中に豆腐を入れたら美味そうじゃないか。そう決めると店員にトッピングとして豆腐を注文した。そして豆腐の注文は「トーフー」と、日本語と同じ感じで言えばいいところも、英語が苦手な自分にとって楽な食材のひとつだった。
豆腐入り豚肉ぶっかけ飯
注文した豆腐入りの豚肉ぶっかけ飯がテーブルに運ばれてきた。肉も豆腐も茶系で見栄えはよくないが、微かに顔を覗かせるパクチーの緑で救われているような気がする。
早速スプーンですくい口に運ぶと、オイスターソースのような味が肉にも豆腐にも絡んで美味い。そして胡椒系のスパイスのなかに甘みもある。想像通りの味だ。さらに目当ての豆腐は期待を裏切らない美味さで、食感も日本で食べるそれと同じ感覚である。
豆腐の歴史
繰り返しになるが、僕はアジアで豆腐を食べる機会が多いが、それはチャイナタウンをはじめ、中華系の店が多かった気がする。豆腐発祥の地が中国とされている事とは偶然の一致だと思うが、旅先で初めて豆腐を口にしたのは、マレーシアのクアラルンプールだったと思う。KLセントラル駅の近くの中華料理屋で口にした豆腐が物凄く美味しく、それ以来旅に出たら各国の豆腐を口にするようになった。その豆腐の歴史は中国から日本、そして朝鮮、東南アジアと伝わっていったらしいが、中央アジアやヨーロッパまでは伝わらなかったそうだ。理由は簡単で、大豆がなかったと耳にする。
◇違う日に食べたチキンに豆腐が入ったぶっかけ飯
僕は恥かしながら、クアラルンプールで口にするまでは、豆腐は日本発祥の食材だと思っていたから、余計に感動した食事だったのかもしれない。旅を始めたころの過去の思い出だ。
会計
さて、連日通ったレストランのぶっかけ飯の料金は20,000キープ。日本円で約280円。そこに豆腐のトッピング代が3,000キープ(約40円)加算され、合計23,000キープ(約320円)の食事代となった。店員にはすっかり顔を覚えられ、最後は何も言わなくても豆腐をトッピングされる始末。きっとトーフーのジャパニーズとして覚えられたことだろう。
豆腐が入ったぶっかけ飯
店名:NAZIM GUESTHOUSE&RESTAURANT
場所:バンビエンのメイン通り沿い。サクラバーより徒歩数分。
ぶっかけ飯の料金:20,000キープ
豆腐:3,000キープその他:メニュー有、店員が感じいい、そして何より美味い
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