バンコクのチャイナタウン「Lhong Tou Cafe」でフォトジェニックな中華粥朝食セットとミルクティー
アジアを旅するようになってから、粥の文化を知った。それから様々な国や地域で粥を口にしてきた。そんな粥は、見栄え、味、具材が様々なところが楽しくて、僕の旅を彩った。
そして今回のタイ旅行ーー。
当然のように粥を口にしたいなとインターネットに繋ぐと、チャイナタウンにフォトジェニックな中華粥を提供するカフェの存在を知った。これを俗に言う「インスタ映えする」とでも言うのだろうか。
店の名前は「Lhong Tou Cafe」
百聞は一見にしかず。早速チャイナタウンへ向かった。
- アクセス
- 外観
- 順番待ちのシステム
- メニューと料金
- フォトジェニックな店内
- インスタ映えする中華粥朝食セット (Chinese Breakfast) 129THB
- タイミルクティー (Lhong Tou Thai Milk Tea) 75THB
- まとめ
アクセス
場所はヤワラートとも呼ばれる、バンコクのチャイナタウン。MRTや国鉄のファランポーン駅から徒歩で向かった。
◇ファランポーン駅とLhong Tou Cafeの位置関係。駅から徒歩10分の場所にあります
外観
向かった時間は平日の午後2時。
人気店ゆえお昼時を避けたが、小さな店内にお客さんがびっしり埋まっていた。行列さえできていないものの、店外で待つことになった。
順番待ちのシステム
順番は店先に置かれた発券機にて、予約番号が記載された紙を発行して時を待つ。皆食事をすれば、20分くらいは出てこないので、これはいいシステムだと思った。
メニューと料金
順番を待っている間は、店外に置かれたメニューを眺める。29THBから69THBまでの魅力的な料理が並んでいるが、今日はメニューの中央にある129THBの中華粥朝食セットが目当てである。
フォトジェニックな店内
店内に入ると、フォトジェニックな理由が分かった。
半個室の空間造りと木材と壁の色合い、そして建築現場で使用する足場を使った骨組み。
その足場のハシゴを登る上階の席。
注文した品が出てくるまで、皆思い思いのポーズをとって、店内で撮影会が行われていた。
インスタ映えする中華粥朝食セット (Chinese Breakfast) 129THB
目当ての中華粥朝食セットが運ばれてきた。
それは大きなせいろの上に、粥と色とりどりの小鉢が8つ乗っている。これは確かにインスタ映えするなと思わせる。
粥の味はなく、日本で口にする病人食のような味に近い。そこで塩分の効いた小鉢の惣菜と共に口へ運ぶ。
とっても上品な味わいで旨い。
中華風ソーセージ、おそらく腸詰だと思うが、コレも絶妙な塩分が効いていて、ビールのつまみにも最適。
色鮮やかなアヒルの卵の黄身を固めた具材は、塩分が効いて、なおかつ濃厚。粥に味が効いていない理由が頷ける。
食の途中に全部のせで楽しむ。
湿り気のある大豆も旨い。
◇食後もインスタ映えする? ペロッと完食しちゃいました
タイミルクティー (Lhong Tou Thai Milk Tea) 75THB
Lhong Tou Cafeは中華粥だけではなく、ミルクティーも人気商品。周りを見渡すと、ほとんどの客が注文していることが分かる。
このミルクティーは、きめ細かい泡とミルクティーのコントラストが美しいのだ。そして小さな中華皿を受け皿に使っているところが、この店のこだわりを感じた。
PS: 使っている氷までこだわりを感じます
まとめ
今回初めて足を運んだ「Lhong Tou Cafe」だったが、良かったところを今一度まとめてみたい。
良かった点
- フォトジェニックでインスタ映えする店造り
- 中華粥は旨い
- ミルクティーも旨い
- こだわりを感じる
- スタッフの感じが良い
近年日本で飲食店が成功するカギは、インスタ映えする店造りとも言われている。それは海を超えたタイでも同じということなんだろうか。
店構えから内装、色の使い方、そして食器にいたるまでこだわりが見え、客にどう見えるかとても計算された店造りと感じた。
飲食店ではないが、東京でairbnbを運営する身分としては勉強になり、とても印象深い店となった。
Lhong Tou Cafe
住所:538 Yaowarat Rd, Khwaeng Samphanthawong, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100 タイ
営業時間:8時〜22時
定休日:不明
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