バンコクのビアホールレストランでショーを見ながらクラフトビールを楽しむ過ごし方
バンコクならではのはずが、今まで行ったことのない飲食店があった。
それはエンターテイナーのショーを見ながら飲むビアホールだ。
店名は「Tawandang」
今回はタイ在住の友人S君のすすめで共に向かったが、ネタも豊富で想像したより圧巻なステージだった。
アクセスと外観
タクシーで向かうなら問題ないが、公共の乗り物で向かう場合は、高速交通システムのBRTを利用すると便利。
BTSのチョンノシー駅と連絡通路で結ぶ、サトーン停留所から4つ目「Nara-Ram3」で降車すると目の前だ。
僕らは人気店「アーノルズブッチャーステーキ」で熟成肉を楽しんだあと、タクシーで向かった。
▷▷▷とっても美味しい「アーノルズブッチャーステーキ」の熟成肉の詳細記事はこちら
入口
足を運んだのは週末の22時ころ。空席を待つ人々で入口は混雑していた。カウンターで人数を告げると、順番を待った。
◇ショーのプログラムだろうか? 有名な人もしばしば出演するらしいです
広大な店内
店内に入ると、それはもう広大なスペースでびっくりした。1階と2階に分かれたビアホールは、ライブ会場といってもいい。
いや、ここはビアホールでもあり、ライブ会場でもあるのだ。
ステージでは次から次へと、演者のパフォーマンスが続いている。そして客はこの店自慢のクラフトビール、いわゆる地ビールを楽しむというわけだ。
クラフトビールの味
そこで問題はクラフトビールとなる。
店内には巨大なビアタンクもあり、正真正銘なクラフトビールだが、これがまずいのである。いや、僕の口に合わないのかもしれない。飲めば飲むほど、頭が痛くなってくるのだ。
「ビールは普通なんだけど、まあいいじゃん。ショーを楽しむところだから」
店へ向かう前に、友人S君が言った台詞を思い出した。
ビールのついでに言うと、フライドポテトはまあまあだが、枝豆は美味しくない。
あれ、これってディスってる?
いいの、いいの、ショーを楽しむところなんだから。
クラフトビールをタワーで飲む
タイの酒場といえばタワーサーバーを想像する。数人で行けば、タワーで注文する。それがタイ旅行の気分を高めるというもの。
ただし、樽からタワーに一回注いだビールを、さらにグラスに注ぐ飲み方は、絶対風味が損なわれている気がするんだけど……
まいっか、そんなの。
誕生日を祝ってもらえる
ショーを楽しんでいると、突然バースデーソングを歌うエンターテイナーの方々。なんぞやと思うと、大きなプラカードを持ったスタッフが客席まで来て祝ってくれる。そう、誕生日のお客さんを楽しませてくれるサービスがあるのだ。
サービスはそれだけではなく、店のスタッフもステージに上がり、ダンスを披露する。とにかくサービス精神に溢れているのだ。よって客も楽しく、盛り上がるということなんだろう。
そのせいか、客から演者へ次から次へとチップを支払う光景を目にする。
「はい、百バーツ。ほらまた百バーツ。また百バーツ」
一体一晩でいくら稼いでいるのか気になるところだが、ステージ際で見ていると、酔った勢いもあって、払いたくなる気分が少し分かる。
【動画版】Tawandangのショーの様子
まとめ
今回初めて訪れたバンコクのビアホールだったが、料金の目安と良かったところ、注意点をまとめてみたい。
料金の目安
・ビール 500ml 150THB
・ビール5杯+枝豆+フライドポテト=1,200THB
良かったところ
- エンタメ性に溢れている
- 店内で踊れる
- 料理が豊富
- 日本語で歌う日本の歌謡曲もある
- タイ人の週末の過ごし方の一部を見られる
注意点
- ビールがいまいち
- 週末は混んでいる
- 一人じゃ辛い
友人のS君曰く、タイの東北イサーン出身の人が多く集うらしく、曲もイサーンの曲を多めに演奏するとのこと。
平日仕事に汗を流し、週末はビールを飲んで、ダンスをして、開放感に浸る。そんなタイ人の日常を垣間見ることができた。
そして旅行者は、友人と数名で来て、クラブはちょっとなぁ……という人には、もってこいのビアホールだと思う。
Tawandang
住所:462, 61 Rama III, Khwaeng Chong Nonsi, Khet Yan Nawa, Krung Thep Maha Nakhon 10120 タイ
営業時間:17時〜1時
定休日:不明
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