タイのパタヤにいる。バンコクで数日過ごしたあと、南へ移動してきた。夏はairbnb運営もあって、長期の休みをとらなかった。遅めの夏休みである。
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バンコクでの出来事
バンコクでは友人に会った。現地で働く日本人のS君だ。
そのS君と最後に会ったのは、ちょうど一年前。今回と同じようなシュチエーションだった。
久しぶりに会うわけだから、それ相応のリアクションを期待した。だが、実際は違った。待ち合わせ場所で僕の姿を見るなり、
「ダメ、全然ダメ。腹は出てるし、背中は丸くなってるし、何それ?」
少しショックだった。
一年振りに見た姿だから、余計にそう見えたのだろう。現に僕はその時より、6キロ弱太ったのだ。
今年に入ってからそんな体型を、職場でよくいじられるようになった。
「見て、この腹」
「なに、この腹」
羽生結弦の物まねをしたときは、「太った忍者」とも言われた。
立派なセクハラが成立しているとも言える。
今の姿はほんとに醜いんだ……。
S君に言われて目が覚めた。帰国したらジムに通い、痩せる決心をした。
幸い旅先は慣れたタイ。飲食店で出る一食の量は少ないうえ、食べまくるほどの目新しさもないから、太る心配もない。問題はビールだけとなる。
パタヤでの出来事
パタヤではairbnb、いわゆる民泊を利用した。ホストは中国人。タイでは主に中国人がコンドミニアムを買い上げ、賃貸料を得る、不動産投資が数年前から流行している。
日本では今年の6月から新法が施行され、自治体に届けのない物件は違法になった。
それではタイはどうなんだろうか。
タイで新法などは存在せず、民泊は違法というスタンスなのだ。
ホストからのメッセージには、こう記されていた。
「『マンション内で聞かれても、部屋番号は言わないで下さい。オーナーの友達で、2ヶ月滞在することになった。』と言って下さい」
バックパックを背負って、こそこそチェックインしなきゃいけないのか……。
旅が少し憂鬱な気分になった瞬間だった。
しかし現地へ向かうと、意外な光景を目にすることになった。それは日本で有り得ない、タイの民泊の実態。これがタイというお国柄ということなんだろうか。
マイペンライ。久しぶりに思い出した言葉だった。
そんなコンドミニアムには、プールとジムが併設されていた。
これは、良い。
帰国したらとか生温いことなど言ってられない。旅の最中とはいえ、思いたったら即行動。パタヤでは同じ敷地内のジムへ通うのが、日課になってしまった。
部屋へ戻ると、とりあえずビールではなく、大好きな豆乳を飲む。アルコールではなく、タンパク質を身体にいれる。
そして少し休んでは、ネットサーフィンを楽しみつつ、ブログの執筆をする。
Wi-Fiとエアコンの環境、快適なコンドミニアムでの生活。パタヤでは必然的にひきこもりになってしまった。
外出は食事とコンビニくらい。酒もバーではなく、家で飲むようになった。
旅先でこんなんでいいんだろうか……。
一瞬の不安と同時に、こんなことも脳裏に過った。
『暮らすように旅しよう』
airbnbのキャッチコピーだった。
僕は自然と暮らすような旅をしていることに気づいた。
airbnbを運営する東京の自宅は、常に人がいる生活。好きでやっていることだが、どこか気の張った生活をしていたのかもしれない。
家に一人でいることが、こんなにも楽なことなのか……。
脱いだ服を散らかしても、掃除をしなくても、素っ裸で部屋で過ごしても、誰の迷惑にもならない。久しぶりの感覚だった。
来年から僕の旅は東南アジアを飛び出してみようと考えている。今回はそれを確固たる思いとして、一旦タイに終止符をうつ。そう思って東京を出てきた。
だが、暮らすような旅ならば……。
今後airbnb運営を続けるのであれば、一人になれる休息地として、タイは有りだなと考えが変わった。
タイと日本、そしてairbnbの間で、旅への思いが揺れている。
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今後の記事予定
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その他の記事は……
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>>>パヤタイ界隈でNo1!超おすすめしたいゲストハウスはココだ!
>>>パタヤの海が見えるコンドミニアムで民泊体験
などなど、追ってご報告したいと思います。
それでは、、、サワディークラッ。
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