成田からハノイへ!タイ・エアアジアX XJ607便とFD642便搭乗記'16

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2016.04.27

ゴールデンウィークと有給休暇を利用した「ベトナム縦断旅行」は、東京・成田空港からスタートする。利用する航空会社はタイ・エアアジアX。まずは成田からタイ・バンコクへ移動をし、バンコクからベトナム・ハノイへ入る。日本から向かうとベトナムを通り越すことになりルートと時間はロスになるが、昨年に開催されたエアアジアビッグセールで成田からハノイまでの航空券を購入したので致し方なかった。

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チェックイン


成田空港におけるエアアジアのチェックインカウンターは第2ターミナルにある。僕は東京駅から「THEアクセス成田」のバスで第2ターミナルまで来た。到着するとすぐにエアアジアのチェックインカウンターを覗いてみる。すると沢山の行列ができており、そのほとんどがタイ人だった。もっともタイ・バンコク行きの便だから不思議ではないが、ゴールデンウィークなのでもう少し日本人が多いかと思った身からすると不意を突かれた。多くのタイ人は日本の旅を楽しんだのだろうか。両脇には大量のお土産を持った人が目立つ。

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◇エアアジアのチェックインカウンターは道路沿いにあり、WEBチェックイン済の人は右側からスムーズにカウンターへ行くことができる

僕は毎度のことだが預け荷物はない。普段から使用しているタウン用の3WAYバッグを機内持込みとして搭乗する。そしてカウンターでは1点聞かれたことがあった。それはベトナムからの出国航空券を持っているかどうかだった。ベトナム入国の際には出国の航空券の有無を問われるケースがあるのは知っていた。幸いその航空券は購入済みだったので、PDFをプリントアウトしたものを見せてその場を離れた。

ちなみに持っていないケースを聞いてみると、入国できなくてもエアアジアには責任がないという趣旨の書面にサインをさせられるとのことだった。

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◇展望階から見るJALの機体

 

搭乗ゲート

 

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搭乗ゲートは94番。出国審査を通過すると、エスカレーターを降り、奥へ奥へ。台湾へ向かうスクート航空などの搭乗フロアと同じ場所だ。おそらくLCC専用になっているのだろう。

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◇20時25分発バンコク行きXJ607便

エアアジアはよく利用する航空会社だが、日本からタイへ向かう便で利用するのは初めてかもしれない。自分でも意外な気がしてしまう。

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◇機体はA330。外観はハングル仕様。これは見たことなかったなぁ

 

XJ607便の機内の様子

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◇定刻通りに搭乗が開始すると早速機内へ。3−3−3の配列である

自分のシートは33番。通路を進みその席を見ると、一瞬愕然としてしまった。それは背もたれの後ろが壁だったからだ。壁ということはシートが倒せないということ。バンコクまでの時間は約7時間。これは辛い。シートの確認を一切しなかったことに反省をする。

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それでもシートと壁のあいだには僅かな空間があり、シートを倒すことができた。シートは窓側、通路側だけの確認だけではなく前後の確認も必要だ。次回の旅の課題となった。

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座席間はエアアジアA330の3−3−3配列で、毎度お馴染みの空間だ。これを狭いと言われれば頷くしかない。

機内食

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今回は20時台のフライトなので機内食を注文した。数ある品から注文したのは「スパイシーフライドチキンライスとトラディッショナルタイスタイルオムレット」。気の遠くなるネーミングだが、スパイシーな味付けでこれが結構美味しい。また、オムレットの上には赤いパプリカでXの文字が見える。これはタイ・エアアジアXのXを象っていると思われる。なかなか憎い演出だ。

>>>スパイシーフライドチキンライスとトラディッショナルタイスタイルオムレット:210バーツ(約640円)支払いは持参したタイバーツでCAから直接購入。

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ドンムアン空港に到着

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成田空港を飛び立つこと約7時間。現地時間で0時55分、ほぼ定刻通りにタイ・バンコクのドンムアン空港に到着した。ドンムアン空港は何度も利用している空港ということもあり、心躍るような感覚にはならないものの、我が家に帰ってきたような居心地のよさを覚える。

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目的地はベトナム・ハノイのノイバイ空港。入国のイミグレーションを右手に見ながら先にある乗り継ぎフロアへと進んだ。中に入ると小さなカウンターがあり、そこで成田で発券してもらったバンコクからハノイへの航空券を見せる。すると成田空港同様に、ベトナム出国の航空券はあるかと尋ねられた。やはり成田同様にPDFをプリントアウトしたものを見せて無事に通過したが、もし購入していなかったらどうなるのだろう。興味があるところだ。

ハノイ・ノイバイ空港へ

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ハノイ行きの便は早朝6時45分。5時過ぎまで空港内のベンチで身体を休めたが、ドンムアン空港は24時間眠らない空港だ。多くの旅行者の声に深い眠りにつくことはできず、旅は辛いスタートとなった。これも安価な航空券の宿命である。

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ドンムアン空港の1階フロアに来た。このフロアは初めてのこと。1階ということは飛行機までバスで行くことが想像できる。近くにあるブラックキャニオンコーヒーでホットのアメリカーノを購入すると、たいして寝てもいないが、身体に朝ということを認識させる。

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◇午前6時15分搭乗開始。とは言っても、想像通りにまずはバスに乗車する

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◇バスは5分ほど走るとハノイ行きのFD642便の前へ。機体はA320だ

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◇タラップから見えたバンコクの朝日。たかが朝日が見れただけでラッキーと思ってしまう

XJ642便の機内の様子

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A320の機体も何度か乗っているが、やはりエアアジアだったら短距離路線のA320が良い。3−3の配列シートを見るとホッとする。そして黒と赤の配色も良く格好いい。

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座席間は特別広くはないが、フライト時間は約2時間なのでこんなもんでいいだろう。

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◇さらば、バンコクよ!

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◇エアアジアグッズを見ながらハノイへ向かう

ノイバイ空港に到着

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フライト時間は約2時間。午前8時30分にハノイ・ノイバイ空港に到着した。空港に降り立つと、その綺麗さに目を奪われる。それもそのはずで、降り立った空港は2014年に日本のODA政府開発援助(円借款)によって建設された新しい空港「第2ターミナル」だった。

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そしてイミグレーションでのベトナム出国航空券の有無に関する質問。これは何も聞かれずに入国できてしまった。それなら次回は出国航空券を持たずに入国をし、陸路でラオスやカンボジアへ抜ける旅もできるなと心が揺れるが、この辺りは人によって対応が違う話しも耳にする。また、少額の賄賂で入国できる話しもある。次回の旅への課題とすることにした。

最後に筆者から

今回エアアジアのA330とA320に搭乗したが、毎度搭乗しているので特筆すべき点がないのが悩みだ。豪華な機内食があるわけでもなく、エンタメが充実しているわけでもない。幸い夜のフライトは機内食を食べると眠りにつけばいいので、退屈な時間は多少解消される。それでも次回の旅からは、例えばAmazonのFireに映画などを入れて持参しようかと考えてしまう。

また、バンコク深夜着の早朝フライトは体力的に辛いものがある。それでも体力、気力が勝ってしまうのは、セールで取得できた安価な航空券の存在があるからだと思っている。成田からバンコクで乗り継ぎ、ベトナム・ハノイまでの料金は片道15,000円だった。日にちは少し早いが、ゴールデンウィークの時期と2回のフライトを考えたら安いと納得をして購入に踏み切った。

次回はベトナム航空にしようと眠い目をこすりながら思うが、結局LCCのセールに目がいってしまうんだろうな……。安価な航空券をとって、体力を捨てる。それがLCCの旅である。

航空会社:タイ・エアアジアX
ルート:成田→バンコク・ドンムアン→ハノイ・ノイバイ
購入時期:昨年秋のビッグセール
運賃:15,000円


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