ヤンゴンから香港へ！香港エクスプレスUO1728便搭乗記'16

ヤンゴンから東京への移動経路は、往路と同じく香港エクスプレスで香港経由を選択した。搭乗したのは2016年9月下旬だったが、11月から週4便の運航を週2便に減便されたニュースは記憶に新しい。そんな香港エクスプレスによるヤンゴンから香港への搭乗記をお届けしたい。

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ヤンゴン国際空港

ヤンゴンのダウンタウンから空港までの移動手段はタクシーを利用した。多少の渋滞に巻き込まれたが、約40分ほどで到着した。そのタクシーが到着した場所はターミナル2だったが、主にLCCが集まるターミナル1へ徒歩で移動した。所要時間は数分で、国内線の建物を過ぎたらターミナル1という具合だった。

◇今年(2016年)の7月にオープンしたばかりの新ターミナル1。通りで綺麗です

◇チャイナタウンから3人で乗車。運賃は計8,000K(約640円)

香港エクスプレスのチェックイン

出発の約2時間前ということもあるのか、チェックインカウンターの人はまばらで、すぐに発券できた。人が少なく並ばないストレスから解放されるのは嬉しいが、少ないと減便、廃止が待ち受けているLCC。何とも複雑な思いになる。

なお、旅程表などの印刷物は不要で、パスポートを提示するだけで発券はされる。そして荷物の重量チェックはなく緩い印象をもった。

世界のケンタッキー

ターミナル1はオープンしたばかりとあって、物凄く綺麗だ。ヤンゴン空港を初めて利用したが、どことなくシェムリアップやビエンチャンの空港を想像していたから、腰を抜かしそうになった。

色々な国へ出かけると、その国のケンタッキーやマクドナルドを食べるという旅人と何人か出会ったことがある。僕は日本にいてもほとんど食べることがないから、他国で口にすることは滅多になかったが、今回は昼どきの時間ということもあり入店してみた。

注文したのはチキンフィレサンドのセットで、料金は税込み4,100K(約330円)。ヌードル1杯が500Kの物価からするとお高いが、このセットを日本で食べると700円近くするはずで、思考を日本と比較すると「あぁ、安いな」となる。

ミャンマー出国

◇食事を終えたら出国します

ターミナルは新しいものの、規模はそこまで大きくないので、もの凄い歩いた印象はなかった。コンパクトな空港はありがたいものである。

今回搭乗する便は、UO1728便。ヤンゴン13時40分発、香港18時20分着の便だ。ヤンゴンと香港の時差は1時間半あり、ヤンゴンの方が遅い。つまり香港に到着する頃には夕暮れを迎えているから、今日は移動だけの日になる。

◇春巻。機体の名前は香港エクスプレス名物なんです

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UO1728便の機内

◇座席は３−３で、エアバスA320。近距離路線の毎度お馴染みのフライトです

◇黒の革張りシート。見た目はいいんですが、好き嫌いが分かれます

昼過ぎに出発した便だったから、機内食を注文する人がどれくらいいるか注目したが、皆搭乗前に済ましている模様だった。出されれば食べるが、そうでなければ食べなくてもいいという客層がLCCなのか。どこからかカップラーメンの香りが漂っている程度だった。

香港へ定刻通りに到着

フライト時間は3時間10分。定刻通りに香港空港へ到着した。1週間振りの香港の空気だ。とっても気に入ったミャンマーを離れる寂しさもあったが、香港の空気感も良いものである。

最後に筆者から

ヤンゴンから香港へのフライトは当初、翌日の14時20分発の便だった。その足で香港に着くと、数時間後の東京/羽田行きの便へ乗る予定でいたが、ヤンゴン発の時間が変更になり、その足では東京へのフライトが間に合わなくなった。その為、ヤンゴンを発つ日にちを前日に前倒しして、予定外の香港1泊となった。

自ら航空券を片道で購入するということは、時間変更へのリスクも承知しておかなければならない。今回は1日余分に日程を組んでいたため支障はなかったが、大幅な時間変更や欠航などは胃が痛くなる思いである。

航空会社：香港エクスプレス
購入時期：2016年3月(就航記念セール)
路線：ヤンゴン→香港 片道
購入金額：11USドル＋諸税21.25USドル＋手数料6USドル＝38.25USドル(約4,000円)

ヤンゴンのゲストハウスはチャイナタウンのトラベラーズハウス
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