香港から深夜便で東京/羽田へ!香港エクスプレスUO624便の搭乗と感想'16
香港から東京への便は、香港エクスプレスを利用した。東京へは成田と羽田の2パターン選べるが、深夜便で帰国したかったのと、渡航日に成田より若干安かったため、羽田を選択した。
香港空港ターミナル2
宿泊をした重慶大厦のエリアからA21のバスに乗り、香港国際空港へやってきた。僕が利用する香港エクスプレスをはじめ、主にLCCが集まるターミナルは2だ。
バスを降り、香港エクスプレスのチェックインカウンターに向かうと、人の数はまばらだった。出発のちょうど2時間前だが、すでにチェックインを済ましたのか、深夜便は利用が少ないのか分からない。また、座席は窓側か通路側かを選べた。もし聞かれなければ、自ら希望することも可能なようだ。
出国からゲートまで
出国、手荷物検査を終えると、列車を途中で乗り換えターミナル間を移動する。想像はしているものの、LCCのゲートはとても遠くにあるはずだ。
列車を降り、エスカレーターを上がり、広いターミナル内をひたすら歩く。一体今どこを歩いているのか分からなくなり、頼りは天井からぶら下がる案内板だけである。
どうやらターミナルの一番端まで来たようだ。LCCを利用するということは、体力とも勝負だ。決して大げさではない。ふくらはぎが若干ピリッとして、軽い筋力トレーニングになる。
Macが無料で利用できる
このターミナルの特徴はMacが無料で使用できるところだろう。とは言っても大体先客に占領されているが、どうしても使用したければ気長に待つしかない。
◇座席に備え付けのUSB充電は全く使えない。コンセントはBFタイプで、これまた使えなく溜息が出る
ペットボトルは捨てない!
大概の空港に設置されているウォーターサーバーは、とても重宝している。手荷物検査時のペットボトルは空で持込み、ターミナルで水を入れ機内に持ち込む。旅を始めた最初のころは中身も全部捨てて出国していたが、再度水を購入するのが馬鹿らしくなったのと、水筒に入れる中国人を見ているうちに、いつしか真似るようになっていた。
いざ搭乗!
23時に搭乗のアナウンスがあった。ここまでを簡単に振り返る。21時30分にバスが到着すると、22時には出国。列車を2度乗ると22時20分にはゲートに着いていた。バスが到着後すぐには発券をしていないので、チェックインカウンターが空いていれば、発券からゲートまでは30分見ておけば間違いなさそうだ。
◇今回搭乗したのは23時30分発、香港発東京/羽田行きのUO624便
機内の様子は?
◇座席配置は3−3。LCC御用達のエアバスA320です
◇座席間は毎度お馴染みの広さです
香港エクスプレスの黒い革シートの座り心地はまだ我慢できるものの、シートの腰の部分に後ろの人の膝が強く当たるのが不満なところだった。僕はそれを知っているから、前の人に当たらないように座っているが、後ろから強烈な膝蹴りを喰らうと、思わずムッとしてしまう。
機内食は現金払いだが、深夜便ということもあり、食事をする姿を近くで見ることはなかった。羽田まで睡眠あるのみということか。
◇香港エクスプレスの睡眠グッズ
羽田に4時40分到着
フライト時間は約4時間。無事に羽田空港へ到着した。時差は日本の方が1時間進んでいる。
香港の空港も一番端まで歩かされたが、羽田もどうやら一番端らしく、とにかく歩かされる羽目になった。とは言うものの、マレーシアかどこかでエアアジアを利用したときも、ここに到着したようなことを思い出した。やはりLCCの宿命なのか。これは年老いたらLCCはキツイだろうななんて思いながら入国を目指す。
羽田空港に着いてからを振り返ってみる。UO624便は4時40分に到着をし、20分後の5時には入国を完了してしまった。平日早朝の羽田は混み合っていなかったが、機内の座席が4番と前方だったのも影響しているのかもしれない。やはり座席は前が良いと感じた。さらに都心までは京急線を利用したが、接続も良くノンストレスで自宅まで帰ることができた。
最後に筆者から
今回始めて利用したUO624便だったが、利点を挙げてみたい。
- 香港のホテルをチェックアウトしたあと、夜まで1日遊べる
- 入国してから京急線への接続が良い
- そのまま出社はもちろんのこと、一旦家に帰ることも可能
以上3点が利点に感じた部分だ。これなら金曜の夜に出発する週末香港旅や、弾丸的な香港旅も可能だろう。また利用してみたいフライトとなった。
航空会社:香港エクスプレス
購入時期:2016年2月
搭乗時期:2016年9月
路線:香港→東京/羽田 片道
購入金額:623HKD 諸税込み(約9,121円)
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