ヤンゴン最後の夜はダンスフロアに細やかな色気

f:id:TommyBackpacker:20161104104037j:plain
2016.09.25:旅の8日目もヤンゴン

旅の8日目、そしてヤンゴン滞在2日目は、1日中外にいたような気がする。ミャンマー最大の駅「ヤンゴン中央駅」から、ぐるっと一周できる環状線に乗り、夕方からは大きな黄金仏塔で有名なシュエダゴンパヤーへ足を運んだ。そして夜は音楽と酒を楽しみにクラブと思って入ったら、びっくり仰天な出来事になった。何も知らずに遭遇する出来事は時に痛みを感じるものだが、楽しさもあるものだ。

スポンサーリンク
 

 

ぐるっと一周!ヤンゴン環状線の小旅行

f:id:TommyBackpacker:20161029080538j:plain


ヤンゴンのローカル地区を見ることのできる「ヤンゴン環状線」に乗ること3時間。ただひたすらゆるりと車窓から景色を眺める旅をしてみた。時速は体感で約30km。ぐるっと一周するには長すぎたが、車内に広がる人々の笑顔や、市場で買い出しに走る乗降客の姿が楽しめた。また、途中でスコールに見舞われたのも変化があって良かった。

関連記事ぐるっと一周!ヤンゴン環状線で3時間のゆるり旅

ミャンマー最大の聖地「シュエダゴンパヤー」

f:id:TommyBackpacker:20161029175226j:plain

環状線の小旅行を楽しむと、ミャンマー最大の聖地「シュエダゴンパヤー」へ足を運んだ。実際にその目で見てみると、最大と呼ばれる聖地の訳が少し分かった気がした。それは光り輝く黄金仏塔の大きさだけではなく、数え切れないほどの人々の信仰する姿だ。その祈り唱える姿は、シトシトと降り続く雨音と重なり厳かな雰囲気を醸し出していた。

関連記事ミャンマー最大の聖地「シェダゴンパヤー」へダウンタウンからタクシーで向かう

スポンサーリンク
 

ダンスフロアに細やかな色気

f:id:TommyBackpacker:20161104100947j:plain


夜はたまたま通りかかった路面で声をかけられ、「エンペラーミュージック」というクラブに入ってみた。ヤンゴン最後の夜はクラブで踊って飲み明かす。いいじゃないか。そう想像して入店してみると、それとは間逆な光景が広がっていた。ボーイに通されたボックス席に腰をかけると、その周りを30人ほどの女の子に囲まれてしまった。


「コンニチワ」「コンニチワ」「コンニチワ」

皆日本語で挨拶をしては笑顔で手を振ってくるではないか。どうやらここはクラブでなく、キャバクラの類の店のようだ。目の前にはダンスフロアもありDJもいるが、クラブというよりはどう見てもキャバクラだ。それにしても一度に30人ほどの女子に囲まれたのは初めての体験のような気がする。有名人がステージに出ると「キャー」と黄色い声を浴びる姿にいいなと思ったことがあったが、今それに近い体験をしているかもしれない。

f:id:TommyBackpacker:20161104101310j:plain


後にネットで調べて分かったが、どうやらヤンゴン界隈ではこの手の店は有名らしく、指名して席につくと70,000K前後料金がかかるらしい。席につくだけで70,000Kとは随分高いなと思ったが、どうやらムフフな体験込みの料金らしいことが分かった。 

「オニイサン、ワタシヤラシイヨ」
「見れば分かるよ、ハハハハ」

積極的な営業をさらりとかわすと、ダンスタイムが始まった。

f:id:TommyBackpacker:20161104101443j:plain


「どうぞ、踊ってください」

ボーイにそう声をかけられフロアに目をやると、ガンガンに鳴り響くフロアには人がいない。それもそのはずで、踊りを目当てに来ている客など1人もいないのだ。見た目は50から60代過ぎの韓国人、中国人のおじさまが、女の子目当てに酒を楽しむ場なのだ。

「これじゃ踊れないよ」

僕はそう言い残すと、明日また来る嘘の約束をして店をあとにした。ヤンゴン最後の夜は不完全燃焼だったが、これはこれで面白い体験ができたなと思った。

旅の9日目と10日目へつづく

 

エンペラーミュージック
住所:Shwedagon Pagoda Rd, Yangon, ミャンマー
入場料:缶ビール1本付で5,000K(約400円)、女の子1人席につくと別途70,000K(約5,600円)。ムフフ込みか?



◇エンペラーミュージックの場所

▷▷▷ヤンゴンのゲストハウスはチャイナタウンのトラベラーズハウス
Booking.com|Traveller's House|宿泊予約・レビュー・空室確認
Agoda.com|Traveller's House|宿泊予約・レビュー・空室確認

 

D24 地球の歩き方 ミャンマー 2019~2020 (地球の歩き方 D 24)

D24 地球の歩き方 ミャンマー 2019~2020 (地球の歩き方 D 24)

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2018/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

スポンサーリンク
 

当ブログに掲載するコンテンツ(テキスト、画像等)を無断に複製・転用することを禁止します。 Copyright ©2020 バックパッカーに憧れて All Rights Reserved.