ラオスとベトナムのコーヒーはなんで植民地支配を受けたフランスの同手法じゃないの?

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僕の朝は必ずコーヒーで始まる。起床するとお湯を沸かし、ドリッパーで淹れるコーヒーをすする。これで目が覚めるというものだ。しかし旅先となるとそうはいかず、必然的にカフェへと足を運ぶことになる。今回はビエンチャンで入ったカフェの紹介と共に、ラオスのコーヒーに対する疑問を感じながら飲んだ模様をお届けしたい。

 

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ビエンチャンのカフェ「COMMA COFFEE」 

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ビエンチャンの街を歩くと、たった2年でも風景は少し変わっていた。洒落たゲストハウスは増え、カフェも若干増えたような気がする。それならばと、確か2年前はなかったような気がしたセーターティラート通りにあったカフェ「COMMA COFFEE」に入ってみた。

 

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旅はこの後北上し、バンビエン、ルアンパバーンと続くが、結果ビエンチャンのこの店で飲んだコーヒーが一番美味しかったような気がした。東南アジアでコーヒーといえばベトナムが有名だと思うが、ラオスのラオコーヒーも実は有名で、コーヒー産業はラオス経済の生命線とも言われている。

ラオスコーヒーの疑問

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ただし、ラオスのコーヒーは高級品のアラビカ種より、主にインスタントに使用されるロブスタ種がメインだから、際立って美味しいというわけではない。香りだって普通だ。ではベトナムコーヒーがなんであんなに美味しいかという疑問が沸いてくる。ベトナムコーヒーだってロブスタ種がメインのはずなのに、あの香りと美味さは何なんだろうか。そこには挽き方と甘いフレーバーを付けていることは容易に考えられるが、そこに抽出の違いもかなり大きな差があるような気がする。

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ベトナムではアルミやステンレス製のフランス伝統の組み合わせ式フィルターを使って淹れる。底に細かい穴が多数開いた特徴的なフィルターだ。そのフィルターは3重構造になっているから、簡単にお湯は通らず、どうしても抽出に時間がかかってしまう。僕もハノイの路上で随分と待たされた記憶があるが、そのお陰でとっても濃厚なコーヒーを口にすることができ、それ以来コーヒーはベトナム産が一番のお気に入りとなってしまった。ちなみにスターバックスのコーヒーはアラビカ種を使用しているから、ちょっとお高く、美味いのねとなる。

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ラオスとベトナムの淹れ方の違い

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そこで再度疑問が湧いてくる。それはなぜ同じフランス植民地支配を受けたラオスで、フランス伝統の組み合わせ式フィルターは使われていないのだろうという疑問だ。甘いフレーバーはともかく、同じ淹れ方をしたら、もう少し濃厚で美味しいコーヒーを口にできるんじゃないかと思ってしまう。苗木だってベトナムもラオスも元々は同じフランスの苗木のはずだ。それともラオスの人々には濃厚なコーヒーは受け入れられなかったのだろうか。とても不思議な思いをしながらラオスのコーヒーを口にする旅となったが、誰か詳しい人がいたら教えて欲しい。まずは、図書館でも行って調べてみようと思っている。

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それで、結局ラオスのコーヒーは美味いのかというと、普通としか言いようがないのだが、ビエンチャンで飲んだ「COMMA COFFEE」は今回のラオス旅のなかで、一番美味しかったので紹介させてもらってこの記事を締めさせていただきたい。

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◇コーヒーはテイクアウトして、ラオス名物のバケットサンドと一緒に食べるのも楽しみです

利用したカフェ
店名:COMMA COFFEE
場所:セーターティラート通りのワットオントゥの向かい
営業時間:8:00〜20:00
アメリカーノ:15,000キープ(約200円)
その他:FreeWi-Fi (パスワードが記載された紙をくれる)、店員のお姉さんが感じいい


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◇COMMA COFFEEのメニュー

 


◇COMMA COFFEEの場所


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