ノイバイ空港から乗り合いのミニバスでハノイ市街地まで移動!
2016.04.28
ノイバイ空港に到着して、外貨両替、SIMの購入を済ませば、いよいよハノイ市街地への移動となる。空港内にあるインフォメーションカウンターにてハノイ市街地が描かれた紙の地図を貰うと、スタッフから移動手段は何かを聞かれた。僕は当然のようにバスと答えたが、スタッフはタクシーを勧めてくる。その料金は25US$。インフォメーションでもボッタくるのかと一瞬疑ったが、後から調べてみるとほぼ適正価格ということを知る。
そして、何よりタクシーは所要時間が早い。ノイバイ空港からハノイ市街地までの時間は約45分。客を乗せたらノンストップなうえ、近年完成した市街地へ続くニャッタン橋のおかげで早いらしい。それに比べて路線バスは料金こそ安いものの、停留所に停まるおかげで約2時間もかかるとのこと。いくら急ぐ旅ではないものの、ちょっと避けたい選択だった。
▼ノイバイ空港での外貨両替とSIM購入の記事はこちら!!
ミニバスで市街地へ
そこで僕が選んだ移動手段は乗り合いのミニバスだった。ミニバスは、ある程度乗客が集まらないと出発しないデメリットがあるものの、タクシーと比べたらその料金の安さが魅力だった。事前に得た情報ではなんと4US$。ベトナムドンなら80,000ドンだった。これに乗らない手はない。空港の外に出ると右手にあるミニバス乗り場へ向かった。
料金を確認すると確かに4US$で間違いない。僕は乗車を決めた。車内に入るとすでに2人の乗客がおり、僕で3人目だ。さて、ここから一体何人の乗客を乗せたら出発するのだろうか。ほぼ満員にならないと出発しないのは想像できるが、だとしたらそれまで何分、何十分待つのだろうか。
結局バスは、僕が乗車してから約40分後に出発、乗客は8人だった。もしタクシーに乗車していたら、そろそろハノイ市街地に到着する頃だろう。急ぐ人は25US$払ってでも、間違いなくタクシーを選んだ方がよい。
◇昔からネットや本で見るノイバイ空港の外観。こちらは第1ターミナルで、2015年現在、国内線専用となっている
乗り合いのミニバスは紅河にかかるニャッタン橋に差し掛かった。このニャッタン橋は、通称「日越友好橋」とも呼ばれており、日本の政府開発援助(円借款)によって建設されている。そしてこのニャッタン橋は、塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接繋いで支える構造になっていて、世界最大級の斜張橋とのことらしい。橋を遠目から見ると、ピンと張ったケーブルが実に美しいと感じた。
ハノイ市街地に到着
ニャッタン橋を過ぎると、いよいよハノイの街の中へと風景が変わる。道幅も狭くなりバイクの数も多く見受けられる。そんな車窓からの風景を見ては、あぁベトナムに来たんだなと感じた。
車内で聞かれた降車ポイントに着くと、乗客の一人一人がバスを降りていく。こういう時にSIMを入れたスマートフォンが活躍する。「ホテルはどこだ?」と聞かれれば、ネットで予約したホテルをスマートフォンに表示させてかざせばいいだけだ。特に初見の街ではその威力を発揮する。
◇ミニバスの横をすれすれに走るバイク
どうやら僕が予約したホテルの近くに着いたようだ。運転手から言われるがままにバスを降りる。予め用意していたバス料金の4US$を支払うと、バスは再びどこかへ走り去った。乗車時間は約1時間。乗客が集まるまでの時間が約40分だから、合計で約1時間40分となった。これなら安価な路線バスでも変わらないかと思うが、この辺りは自分が最後の方の乗客だったら待機時間も短縮されることだろう。そして、予約したホテルの前まで送ってくれるのは、路線バスでは体験できないことだ。
乗り合いのミニバス(ノイバイ空港ターミナル2)
料金:4US$
空港出口を出て右手に進めばミニバス乗り場がある。ちなみにタクシーの場合は、出口を出たらすぐ正面が乗り場。料金は25US$。
路線バスはT2とT1間を結ぶ無料連絡バスに乗りT1へ。乗り場は空港出口を出たら右手。T1出発ロビー(3F)に着いたら、到着ロビー(1F)へ移動。17番のバスで料金は9,000ドン(約44円)と、料金だけを見たら断然路線バス。
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