ハノイ旧市街の格安ホテル!アリババホテル宿泊記'16
ハノイ滞在:2016.04.28〜30
ハノイでの宿泊先はホアンキエム湖の北側に広がる旧市街と呼ばれる地域を選んだ。旧市街には旅行者向けのカフェやバー、ホテルやツアーデスクが多数あり、ツーリスト・ストリートとなっていてとても便利な地域だ。その旧市街の一角にある格安ホテル「アリババホテル」に宿泊したので、今回はその宿泊記をお届けしたい。
ホテル周辺
旅行者が集まる地域ということもあり、通りにはライター売りやシクロの男たちを多く見かける。その通りのひとつであるHang Be通りにあるのがアリババホテルだ。ホテルの造りは決して広いとは言えない間口から奥に細長く、まさにウナギの寝床のようなホテルである。
外観
◇アリババホテル外観
1階はツアーデスクを兼ねており、東南アジアではお馴染みの光景だ。僕はフロントでネット予約をしている旨を伝えるとパスポートを預けてチェックインとなった。
◇アリババホテルの1階フロントの様子
階段で部屋へ
部屋は3階の304。狭い石造りの階段を上がる。ベトナムの格安ホテルといえばこうだよなと、過去にたった一度泊まったホーチミンのホテルを思い出した。
室内
部屋に入るとセミダブルサイズのベッドがひとつ。それから鏡台とクローゼットが目に入る。その横には小さな窓がある。この窓があるかないかが安宿ではとても重要だが、この窓を開けると景色は隣のビルの壁。ちょっと残念な気持ちになる瞬間だ。このようにネットで予約をすると料金は安いこともあるが、その部屋に泊まらなければならないということになる。ホテルはネット予約か、飛び込みか。なかなか解決しない課題である。
◇部屋はエアコンはなく、ファンタイプ
僕はどんなに暑い東南アジアでも、寝る時のエアコンが苦手なため、あえてファンタイプを選ぶ。しかしこのファンが静かなタイプとうるさいタイプがあり、これも部屋に入って初めて知ることになる。そしてこの部屋のファンの音は、決して静かとは言えないタイプだった。そういう時は、バッグからそっと耳栓を取り出して眠りにつくのであった。
◇部屋にはテレビがある。しかし音は出ても画が出ない。これが安宿か……
部屋の扉を室内から見ると、ガラス部分をガムテープで補修をしているのが分かる。ちょっとここまで酷いホテルは初めてなんじゃないかと笑ってしまう。これなら香港の重慶大厦の方が断然にいいホテルという気持ちになる。
トイレ&シャワー
トイレとシャワーは共同だ。この辺は安宿によくありがちな感じで、特になんとも思わない。これを不潔と感じたら安宿には泊まれない。
感想
過去のアジア旅で宿泊したホテルと比べて特筆して良い点がなかったのが今回の部屋だ。無いに等しい窓とガムテープで補修された部屋の扉。これをもの凄い嫌かと言われればそうでもないが、人にはあまりおすすめできるような部屋ではない。しかし他の部屋を覗いてみると、通りに面した大きな窓がある部屋があった。立地はとても良かったので、304の部屋でなければおすすめしてもいいかもしれない。
アリババホテル(部屋番号:304)
住所:39 Hàng Bè, Lý Thái Tổ, Hoàn Kiếm, Hà Nội, ベトナム
料金:1,231円/シングル1泊(なお、2泊目はホリデー価格により、1,600円)フリーWi-Fi、シャワー&トイレ共同(水圧は並、温度はたまに不良)、エアコンなし、ファンあり、タオル2枚、窓はあるが隣のビルの壁、TVはあるが画がでない、スタッフの対応は好印象
Booking.com|アリババホテル|宿泊予約・レビュー・空室確認
Agoda.com|アリババホテル|宿泊予約・レビュー・空室確認
◇アリババホテルの場所
ハノイの他のホテルのドミトリー
ほぼ同時期にハノイに宿泊した友人からの情報提供を紹介したい。そのホテルは「HANOI Party Back packer Hostel」。場所はやはり旧市街に位置しており、ホアンキエム湖から徒歩10分。すぐ近所には安価なビールが飲める「ビアホイ」の店舗もある。1泊の料金はドミトリーで5US$。シングルで20US$。シャワーの水圧&温度は最高とのこと。次回のハノイ滞在ではドミトリーで構わないので、ぜひ泊まってみようと思う。
Booking.com|Hanoi Party Backpacker Hostel|宿泊予約・レビュー・空室確認
Agoda.com|HANOI Party Back packer Hostel|宿泊予約・レビュー・空室確認
◇HANOI Party Back packer Hostelのドミトリールームの様子
ベトナム行ったらこれ食べよう!: 地元っ子、旅のリピーターに聞きました。
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