【ヤンゴン】チャイナタウンのゲストハウス「Traveller's House」はカプセルスタイルの静かな安宿
ミャンマー最大の都市ヤンゴンでの宿泊は、バガンで知り合った日本人から聞いた評判の良い「Traveller's House」に滞在した。その評判の良さからか、滞在中には数人の日本人を目にすることができた。実際に泊まってみると、宿の快適さもさることながら、立地の良さも感じることができた。今回はそんな「Traveller's House」の宿泊記をお送りしたい。
場所
Traveller's Houseの場所はチャイナタウン。街のシンボル「スーレーパヤー」から1kmの場所に位置し、マハバンデュラ通りと21st通りの交差点の角にあるビルの3階部分だ。
受付
階段で3階にあがると施錠されたドアをノックして開けてもらう。ただ、監視カメラが付いているので、ドアに近づくと大体スタッフが開けてくれることが多かった。そして宿泊料金の支払いは飛び込みで伺ったので現金前払い。チャットかUSドルの支払いが選べた。
ドミトリー部屋
入口を入って真っ先に目がつくのは、ドミトリー部屋だ。左手には近年流行りのカプセルホテルタイプのベッドが上下に別れて並んでいる。右手の窓辺にはカウンターテーブルが並び、スマートフォンなどの充電ができるコンセントも充実していた。
カプセル型のドミトリー内部
各宿泊者に割り当てられたカプセル型の個室の内部は、照明はもちろんのこと、コンセントも完備している。そして個室の入口には、ロールカーテンがあり、半個室のようなプライバシーが保てる造りになっている。なお、貴重品などをしまう場所は個室入口の下段に鍵付きのロッカーが備え付けられていた。
シャワー&トイレ
細長いフロアが特徴的なTraveller's Houseの端に、シャワールームとトイレがある。プライバシーが保てるシャワールームは計4つ。その前には洗面台とドライヤーも完備されている。
◇嬉しいホットシャワーです
◇トイレの数も豊富なんです
無料の朝食
簡単だが朝食は無料でついてくる。メニューはトースト2枚、ジャム&マーガリン、ゆで卵、コーヒーだ。
バルコニーから見えるヤンゴン
喫煙所も兼ねたバルコニーがなかなか居心地が良かった。ここでコーヒーや商店で買ってきた缶ビールを飲みながら、眼下に広がる都市ヤンゴンの喧騒を眺める。そこにアジアを旅するバックパッカーのトルコ人やウクレレを片手に歌う日本人などが現れる。喫煙所は語り場だ。
◇鳴り止まないクラクションはヤンゴンの喧騒
最後に筆者から
僕はヤンゴンでの宿を決めていなかった。Traveller's Houseに宿泊を決めたのは、今記事の冒頭でも挙げた通り、バガンで知り合った日本人のすすめだった。
「ヤンゴンの宿は、Traveller's Houseが良かったですよ」
いつも自らの意思で決めている宿選びを、人のすすめで決めるのは新鮮だったが、そのおすすめ通りに居心地の良い滞在となった。それはスタッフの感じの良さ、掃除をこまめにしている清潔感。さらに共有リビングが部屋に無く、静かに眠れるというところだった。
さらに、部屋の内部はホワイトを基調にグリーンのアクセントが効いた、とてもスタイリッシュな印象だった。
また、チャイナタウンという場所柄、美味しい屋台の食事処がたくさんあり、食べることには困らない。いや、むしろ選ぶのに苦労したくらいだった。そんなTraveller's Houseの宿泊料金は1泊9USドル。高いと言われるミャンマーの宿泊費において、こういうのをコストパフォーマンスが高いと言うんだろうなと感じた。
Traveller's House
住所:648, 2nd Floor, Corner of Maharbandola Road and 21st Street, Lathar Township, ヤンゴン・ダウンタウン, 11221 ヤンゴン, ミャンマー
料金:9USドル/1泊(ドミトリー)
設備:FreeWi-Fi(速度速)、シャワー(水圧良・湯温良)&トイレ共同、室内エアコン、朝食無料、ランドリーサービス有(Tシャツ4枚と下着1枚で1,600Kでした)、早朝7時でもチェックイン可でした(2016年9月宿泊)
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◇Traveller's Houseの場所
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