圧巻!ペトロナスツインタワーの夜景に魅せられてKLCCパークぶらり旅
2014.11.22(2日目)
ラピドKLクラナ・ジャヤ線に乗って、KLCC駅で降りた。目的はマレーシアのシンボルタワー、ペトロナスツインタワーを見るためだ。駅を降り地上に出ると、洗練された都会の街の印象を受けた。駅はKLCC地区の中心にある。その周辺に目的のペトロナスツインタワーやショッピングモールスリア(Suria)が存在しており、多くの人で賑わっていた。近年は欧米人や外国人向けの高級コンドミニアムの建設も盛んなんだそうだ。
ショッピングモール
ショッピングモールの「スリア」は多くの人で賑わっていて、KLセントラル駅に隣接する「Nu sentral」の閑散ぶりとはえらい違いだ。ショップの数は莫大で、日本でもお馴染みの伊勢丹や紀伊國屋書店なども目にした。
アンパン通り沿いにあるショッピングモール「AVENUE K」にも足を運んだ。1階のロビーにはシーズンののクリスマスに向け、綺麗なセットが組まれていた。どうやら自動車の販売企画のようだ。
◇ブキッビンタン通りの「パビリオン クアラルンプール」
KLCC以外でも、街のいたる所でクリスマスの飾り付けが見られた。今までの人生で日本の冬しか知らなかった僕には、Tシャツ短パンで過ごすクリスマスの風景がとても新鮮だった。
タイでも日本企業のショップ進出が激しいと感じたが、ここマレーシアでも数多くの日本企業のショップを目にした。店内を覗いて見ると日本と変わらぬ商品が並んでおり、在住者には安心して買い物ができるようだが、僕みたいな旅行者にはつまらなく感じた。
◇ブキッビンタン駅前の「Lot10ショッピングセンター」にあるH&M
そして日本企業では無いが、スウェーデンのアパレルメーカー、H&Mにも足を運んだ。H&Mはファストファッションの先駆けといってもよいアパレルだ。
僕はファストファッションも好きなので、たまにH&Mに足を運ぶが、海外のH&Mは初めてだ。すると季節柄か、厚手のコートやセーター、そしてニット、マフラーから手袋までレイアウトされており、価格も含めて日本と変わらなかった。それにしても一年中暑いマレーシアで、これらの商品を買う人がいるのだろうか。寒い国へ出かける人が購入するのだろうか。
◇ショッピングモール「AVENUE K」内にあった「極度乾燥(しなさい)」の看板
気になる看板を見つけた。極度乾燥?スーパードライということか。少し頭を悩ませてしまった。「しなさい」と少々命令形なところもあつかましい。気になってネットで調べてみると、イギリスのファッションブランドということが分かった。なんでもイギリス人の発案者が日本へ訪れたときに、アサヒスーパードライにインスパイアを受けて名付けたそうだ。僕は思った。ビールを想像した僕とイギリス人の発案者は近いインスパイアを受けたのかと。どうやらベッカムやハリーポッターのダニエル君も着ているらしい。
KLCCパーク
ショッピングモールを後にして、隣接するKLCCパークへ移動した。公園内は広大な敷地で緑が豊かで気持ちが良かった。木陰の下でシートを広げて、お弁当を食べたり、本を読んだり、昼寝をしても気持ちがよさそうだ。辺りを見わたすと、実際にそのように過ごしている人を多く見かけた。庶民の憩いの場として活用されている。その公園にはプールがあったが、利用料はなんと無料。体が火照ったら、服のまま飛び込めばいいが、水浴びをしているのは子どもばかりだった。
ペトロナスツインタワー
KLCCパークからは、目当てのペトロナスツインタワーが2本、綺麗に真っ直ぐに建っている。それにしてもペトロナスという名前の由来は何だろうと思いネットで調べてみると、マレーシアの国立石油会社「ペトロナス」によって建築されたからだそうだ。高さは452m、88階建てで、20世紀の超高層ビルとしては最も高いとのこと。なるほど、そうなのか。僕はそれまで現代建築にあまり惹かれなかったが、ペトロナスツインタワーは今までのそれと違う気がする。なぜか目を奪われてしまうのだ。そして日が沈み、夜になると、さらに目を奪われてしまう光景に一変した。
夜のペトロナスツインタワー
夜はKLCCパークから、アンパン通りへ移動した。目の前のペトロナスツインタワーを見上げると、まるでCGの世界のようなタワーがそびえ立っていた。これには夢中になってしまった。本当に心が惹かれるものは、時が経つのも忘れるくらい飽きがこない。写真は同じカットを何枚も何枚も撮り、様々な角度から何枚も何枚も撮る。すっかりツインタワーにやられてしまった。理由は美しいからだ。その美しい塔はイスラム様式で、マレーシアのモスクに似せて造られているそうだ。どおりで特徴的な形をしていると思った。
目線をタワーの上部に向けた。すると2本のタワーを繋ぐ陸橋のようなものが見えた。どうやらその部分が連絡橋(スカイブリッジ)となっており、両タワーを行き来できるようだった。僕はそのスカイブリッジからクアラルンプールの夜景を見ようかと思ったが、朝8時から並ばないとチケットは完売することを知り、地上から見るだけにとどまった。
ペトロナスツインタワー オンライン購入はコチラから
https://eticket.petronastwintowers.com.my
入場料:大人RM80 子供RM30
時間:9:00〜21:00
休日:月曜
スカイブリッジ:41階
展望デッキ:86階
KLCCパークの噴水ショー
再びKLCCパークに移動すると、公園内の噴水をライトアップする噴水ショーが20時から始まっていた。この噴水ショーがKLCCパークの名物で、とても人気があるのは耳にしていた。
噴水の動きは空へ向けて波をうっている。そこに七色の照明があたり、とても綺麗だった。しかし目線を噴水から人へ移すと、カップルや友人同士が多く見受けられ、僕のような一人旅には一瞬寂しさも募った。ダメだ。そんなことを気にしていたら、見たいものも一生見れないじゃないか。気持ちを強くもち、自分に入り込むのが鉄則だと思い込む。あぁ、綺麗だな……。
まとめ
半日ペトロナスツインタワー周辺で過ごしたが、緑豊かな公園とショッピングモールもあり、充実した一日を過ごすことができた。そして夜のペトロナスツインタワーの景色には、目を奪われてしまった。こんな綺麗なタワーがあるのかと。 見に来て良かったなと思えた一日だった。
感想
「夜のペトロナスツインタワーはCGの世界!美しすぎるタワーに目を奪われてしまった!!」
◇ペトロナスツインタワーの場所