【ラオス】バンビエンの薬草サウナ「ハーバルサウナ」に行ってみたら薬草の香りに癒やされました

2014.12.31(3日目)
ラオスではかつて植物を病気の治療に活かす伝統的な医療が行われてきたそうだ。その伝統的な医療は西洋の近代的な医療と共存する形で現在も残っている。それは植物の成分を活かした療法のひとつ「薬草サウナ」の習慣だ。サウナは寺院に併設されていることが多い。

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ここバンビエンにあるサウナは二カ所。ひとつは日本人が多く集まる宿「チャンタラゲストハウス」の近くと、メイン通りを南に直進した場所にある「HERBAL SAUNA」だ。チャンタラゲストハウスの近くにあるサウナはロッカーに鍵がなく(もしくはロッカーそのものが無い)盗難が多発している情報を得たので、「HERBAL SAUNA」へ行ってみることにした。

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外観

 

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バンビエンの中心部を離れて薄暗いメイン通りを歩くと、黄色いハーバルサウナの看板が見えてきた。どうやらここが入口のようだ。

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ここのサウナは寺院に併設したタイプではなく、どうやらサウナ単体での営業のようだ。小屋に入るとまずは短パンに着替える。脱いだ衣服はロッカーにしまい鍵を掛ける。鍵にはゴムが付いており手首等で保管するタイプだ。そしてサウナに入る前にシャワーを浴びてから、いざサウナ小屋へ向かう。

ラオスのサウナとは?

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サウナ小屋の室内は照明がなく真っ暗闇で湿度が高い。そして薬草の濃厚な香りが立ち込め存分に汗をかく。この薬草の香りがとてもリラックスできて心が落ち着く。そして暑さの限界に到達したらサウナ小屋から出て、水を浴び、やかんに入ったお茶を自分でコップに注ぎ喉を潤す。このお茶もジャスミン系だろうか、とても心が落ち着く味わいだ。ラオスのサウナはこのパターンを何度か繰り返し、最後はシャワーを浴びて終了。日本の銭湯における、サウナと水風呂を繰り返すパターンにとても似ている。時間の制限などは特になく、思う存分にサウナを楽しめた。

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2016年12月再訪しました

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2016年12月、2年振りに再訪すると、店は若干小奇麗になっており、改装されたのがすぐに分かった。だが、店の人に「サウナ」と一言告げると、笑顔で迎えてくれたのは変わっておらず、なんだかホッとした。

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カーテンで区切っただけの簡易的な更衣室は、扉付きの更衣室に生まれ変わっており、たかが2年でも月日の経過を認識した。

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それはサウナ室も同様で、ローカル感漂う木製のサウナ室は、コンクリート製に生まれ変わり、サウナ室内も木製からタイル張りへと、清潔感が出たサウナ室になっていた。しかし、室内の明るさは相変わらず真っ暗で、この辺りはラオスのサウナはこういうもんだなと納得をする。

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お茶が美味しいのは変わっていなかった。サウナで温まり、水を頭から被ると、タオルで体を拭き、温かいお茶で喉を潤す。このお茶を飲むためにサウナへ通うと言ってもいいほど、美味しいお茶なのだ。

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さて、2年振りに訪れたバンビエンのハーバルサウナだったが、変わったのは内装だけではなく、料金も思いっきり変わっていて、かつて15,000キープだったのが、10,000キープの値上げで、25,000キープ(約350円)となっていた。お金のかかった改装費用を回収しなければならないのは分かるが、バンビエンの街はここ数年、多くの韓国人旅行者で賑わっている。物価は2年前と変化は見られない一方で、ホテル、娯楽施設は高騰しているのを肌で感じた。

HERBAL SAUNA
料金:15,000K 25,000K(後払い)
場所:バンビエンのメイン通りの南側。街の中心にあるサクラバーから徒歩11分。黄色い看板が目印になる。

設備:貸し短パン、お茶は料金に含まれる。ロッカー有、鍵有

 


◇ピンの場所の近くにハーバルサウナがあります

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