バケットから焼き肉まで!ラオス・バンビエンでの食事をいろいろ紹介します!!
2014.12.30〜数日
今回初めて訪れたラオスのバンビエン。
バンビエンは首都ビエンチャンから北へ約160km離れた山間部。ビエンチャンと世界遺産の街、ルアンパバーンとの中間地点にあることから、旅人の休息地として知られている。
そのバンビエンで年末年始を過ごしたわけだが、今回は滞在中に食べた食事をいろいろと振り返ってみたいと思う。
バケットサンドとハンバーガー
バンビエンに限らずラオスでパン食には困らない。街の屋台で気軽に食べられるバケットサンドは料金も安く、中身をその場で調理してくれるのが嬉しい。
熱々の鉄板の上で調理される具材の様子を見ているだけでも楽しい。そして調理をしている人の姿を見てみると、そこには女性の姿がある。ラオスに限らず東南アジアの屋台で働く人は、すべて女性と言ってよいだろう。とにかく女性は働き者のイメージがある。男性は外へ働きに出るか、もしくは働かないのか。
バケットサンドのサイズはとても大きい。ハーフサイズの店がない時は、仕方なく注文するのだが、これを食べると腹は半日もち、食べ歩きが出来ないのである。
ハンバーガーの方はというと、どうも欧米人向けに作られたメニューのような気もする。というのもバンズが美味しくない。フランス統治時代の文化が残る同じパンなのに、こうも違うものかと感じた。
・バケットサンド:20,000K
・ハンバーガー:25,000K
焼肉
バンビエンメイン通り、チャンタラゲストハウスの近くにある焼肉屋に入店した。焼肉スタイルはドーム型の鍋の上で肉を焼き、その周りを煮たたったスープで野菜を食すスタイル。これは僕がタイで食べた焼肉スタイルと一緒。
味の方はめちゃくちゃ美味い。豚バラ肉と鶏肉を注文したのだが、両方共に綺麗な色をしているのは新鮮な証拠なのか? 食感は柔らかくてジューシーだ。僕は海外で食べる食事には本当に恵まれている。美味しいものにありつける確率が高い。これも日本の酒場で鍛えられた嗅覚なのか。そして腹を壊したことは一度もない。
この美味い焼肉をさらに引き立てるのは「タレ」だ。日本食においても刺し身の醤油や天ぷらのタレ、蕎麦の麺つゆなど「タレ」はとても重要だと思うのだが、このタレがとっても美味い。少々甘みがあり、お好みでニンニクや唐辛子をいれる。僕はご飯の上にぶっかけて食べてみたが、相性が良かった。
・焼肉(豚バラ肉、鶏肉)ライス×4、瓶ビール×2:110,000K
ヌードル
同じくメイン通りにあるローカル食堂にてヌードルを食す。東南アジアにおいてタイのヌードルが一番美味いと感じてる僕はラオスのヌードルはどんなものか興味があった。
注文したのはダッグヌードル。アヒルの肉入りだ。タイのアヒル肉については当ブログにて過去に書かせてもらったが、ここラオスのアヒル肉も柔らかくて美味しかった。
スープの味は塩分が効いているあっさり系のスープでコクもある。麺は細い米麺でスープとの相性も良い。タイに劣らずの美味さだった。
・ヌードルwithダッグ:20,000K
パンケーキ
バケットサンド同様パンケーキも街の屋台で食べることができる。日本でブームになっているパンケーキとは見た目も姿も少し違うようで。
油をしいた鉄板の上で生地を薄く伸ばし焼き、中にバナナやチキン、玉子などを入れて、仕上げにチョコレートや蜂蜜などをかける。食さなくてもたいへん甘いのが想像できる味だ。食感は表面がサクサク、中は柔らかくといったところだ。
・パンケーキ(バナナ、チョコレート):10,000K
最後に筆者から
ラオスの料理は他の東南アジアの食と基本的には変わらないのだが、例えばタイと比べると決定的に違うのは「辛さ」だろう。辛い料理が少ないラオス料理。苦手な人には安心して楽しめるだろう。僕のお薦めはやはり焼肉。日本の某チェーン焼肉店なんかより、安くて美味くて新鮮と思われるラオス・バンビエンの焼肉はまた食べに行こうと思う。