チェンライの夜散歩|ナイトマーケットとレディガガ
市場で購入した夕飯を、ゲストハウスの部屋で済ますと、夜の街を散歩することにした。
向かった先はナイトマーケット。
場所は僕が宿泊している宿から徒歩5分。街の中心にあるバスターミナルのすぐ側にあった。
◇今夜の位置関係
ジェットヨード通り
ジェットヨード通りに出ると、まず目に飛び込んでくるのが怪しいBar街だ。
怪しいといってもすべてが怪しいわけではなく、バービアと普通のミュージックバーが混同している小さなBar街。
昼間にここを通ったとき、夜はこの辺りで飲もうかなと思っていたが、風邪をひいたせいもあり、なんだかそそられない。
Bar街を東へ折れると、これまた怪しいマッサージ街がある。本来タイのマッサージ店は、タイパンツなどの衣装に身をまとっているが、この通りのマッサージ街はなぜかセクシー衣装の女の子がずらり。
「怪しい……」
ナイトバザール
怪しいマッサージ街を抜けると、そこだけ明るい一角が見えてきた。通りには見てそれと分かる門があり、そこがナイトバザールの入口ということが分かった。
そのマーケットの通りに入ると、小さなマーケットということが分かる。どこかゆるりとした空気が流れるチェンマイ。そのチェンマイの街に似合うようなマーケットだ。
タイのマーケットでよく見かけるタイパンツ。その生地の薄さから、洗ってもすぐ乾くらしいが、僕は購入したことがない。
このタイパンツ、若い日本人旅行者がよく履いているのを見かける。
特徴的な帽子は、アカ族だかモン族の民族衣装だったような。違うかな?
フードコート
ショッピングエリアを抜けると、大きなフードコートに出た。
ステージに目を向けると、静かな音楽が流れておりお洒落な雰囲気。まったくそそられない。
通りを再び歩くと…
見てそれと分かる地元民向けのフードコートが出てきた。タイ人だらけの雑多なフードコートに、腰を下ろすことを決める。
あたりを見渡すと、飲食スペースの両サイドに店舗があった。
フライドポテトやエビフライ、揚げ物好きにはたまらないお店。
もうどこにでもある寿司屋さん。
他で見た寿司屋台より、ここの寿司屋は見た目がまだまとも。しかも少し美味しそうに見える。
もちろんフルーツジュースの店もある。アジア各国のフルーツジュースは安くて美味しいのだ。
風邪をひいているので、今夜はビールではなく、ジュースを飲むことにした。購入したのは、ストロベリージュース。30B(約100円)だった。
ジュースを飲みながら、ステージに目を向けるとショーが始まっていた。そのステージにはレディーガガ。もちろん本物ではなく、ものまねショーのようである。
御本人に負けないくらいのダンスは圧巻だが、口パクなのはご愛嬌である。
このチェンマイのレディーガガ、地元で人気なのか、客席は結構盛り上がっていた。こういう面白いステージは、旅人の暇つぶしには打って付けである。
レディーガガを見ていたら、なぜかトイレに行きたくなったよ。タイの公衆トイレは有料で大体3B〜5B。日本は無料で……と思いきや、税金という名の有料ですからね。僕は使った人だけが払うタイ式の方がいいと思うんだけど。
再びナイトマーケットへ
ステージをあとにすると、再びマーケットの通りへ歩いた。
おっ!?
これがアカ族かモン族の衣装か。
そして下着の店。旅慣れた人は古い下着は渡航先で捨て、新しい下着を購入する。
どうやらチェンライのナイトバザールは毎日開催されているようだ。
規模は小さく、見るだけなら1時間もあれば十分。ただ本気で買い物をしたい人には、物足りなさが残るかもしれない。
僕は平日のチェンライ滞在だったので行けなかったが、週末に開催されるサタデーマーケットとサンデーマーケットが別の場所で開催されているとのこと。そちらの方が規模は大きいことは想像できる。もしチェンライに週末滞在したら、一度足を運んでみたい。
さて、僕は帰って寝ることに。旅行中の風邪は初めての経験でつらい。病人には優しい静かな宿を選んでよかったとこのとき思った。
*この記事は2015.09.22 旅の6日目の出来事です
北タイごはんと古都あるき チェンマイへ (旅のヒントBOOK)
- 作者: 岡本麻里
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る