台北駅から桃園空港へバス移動! 異国の空港早朝発でどうすればいいの?

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異国の辛い空港早朝発ーー。

今回は台北駅から桃園空港へバスで移動した記事になります。

 

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バスで台北駅から桃園国際空港へ

桃園国際空港へは台北駅近くのバスターミナルから、國光客運のバスを利用することにした。バスターミナルは台北駅に向かって2つあり、桃園空港へ向かうバスターミナルは右側のA棟。左側は台中、台南、高雄などに向かうB棟だ。

2つの棟は隣接しており間違えても慌てる必要はないが、国内長距離用のバスターミナルが台北駅を挟んだ向かい側の北口にあるので、そこは間違えないように注意したい点だ。

僕は実際に間違えた過去があり、國光客運のA棟へ走った記憶がある。両ターミナル間は走って5分ほどだったと記憶しているが、迷ったらさらに時間がかかることは必至だ。事前に調べることをおすすめする。

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◇今回の位置関係

國光バス台北西駅A棟
住所:台北市中正區忠孝西路一段171號
電話:(02)2383‐2783
営業時間:04:30~24:20
年中無休、クレジットカード可

 

チケット購入から空港まで

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地下街を歩いて「Z3」の出口から地上に出ると、A棟入口の目の前に出る。

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建物の中に入ると、國光客運のチケットカウンターが見えた。

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料金は125TWD(約460円)。空港からは115TWDなので、なぜか10TWD高い。

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國光客運と桃園空港間を結ぶ番号は「1819」。台湾通には有名な番号だ。

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桃園空港行きのバス。23時30分くらいの出発だったが、そこそこの客数だった。

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バスは出発後渋滞もなく、約1時間後には桃園国際空港へ着いた。この日の台北は肌寒い一日だったが、車内は強めの冷房が効いて増々寒かった。上着を羽織るくらいが丁度よかった。

さて降りた場所は、バスが一番最初に停まる第1ターミナル。僕がこれから搭乗するVエアをはじめ、タイガーエア台湾、バニラエア、ピーチ、ジェットスター、エアアジア、スクートなどの各LCCも第1ターミナルを使用している。

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弱音を吐く早朝発のフライト

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さて、桃園空港で一夜を明かすのは初めてのことだが、この空港は圧倒的にベンチが少ない。これには参った。台北発は早朝の6時40分。チェックインが2時間前だとしても約4時間をどこで過ごすかが問題だ。さらに空港のデザインで多くに見られるガラス張りの構造が冷房と相まって物凄く寒い。

それでも各場所に豊富にある充電器で、スマートフォンやパソコンの充電を終えると、地下1階のフードコートへ向かった。フードコートの営業は終えていたが、そこには決して多くはないが空いている椅子が幾つも確認できる。僕は1人用の椅子を4つ並べると、静かに横たわった。チェックインまでのほんの少しの休息だ。

購入した航空券が早朝出発の場合、それまでどう過ごすかが毎度の課題になる。これが羽田や成田なら想像できるが、異国の空港で初見となると、ベンチの数や穴場な場所などが頭に入っていない。かといってホテルに泊まるのも馬鹿らしく感じてしまう。

となると台北ならサウナで宿泊という選択肢もあるが、6時40分発という時間がネックになってくる。チェックインの締め切りが1時間前とすると5時40分、いや、5時には空港へ着いていたい。すると台北駅を1時間前の4時に出る。しかし、それではバスの始発が間に合わない。ではタクシーの出番となるが、それだったら空港で一夜を過ごすのもサウナも一緒かという気持ちに傾く。

海外を気ままに旅する旅人は、一見のんびり何も考えていない風に見える。しかし、その背景にはすべて自分で決める決断力と判断力を兼ね備えた人が多い。それがパック旅行では味わえない旅の魅力であると言える。

では、僕はどうだろう。決断力と判断力はあるのだろうか。少なくともあると自負しているつもりだ。しかし、早朝発の空港を巡る問題は、単なる貧乏パッカーの側面があるというのも自負しているつもりというのが結論だった。

こういうのは学生パッカーがやるもんだよな……などと心で弱音を吐きながら、空港のフードコートで一夜を過ごした台北の夜だった。

*この記事は2015.12.27に体験した内容です。


*2016年3月31日追記
台湾のバス会社「國光客運」は2014年11月1日より台北市内と桃園空港を結ぶバスの24時間運行を開始した。時間帯は00:50、01:20、02:20、03:20と本数は少なく、隣接するB棟からの出発になるので注意。

國光客運よりバス乗り場の変更が発表されました(2016年10月17日追記)

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画像:國光客運WEBサイトより

台北駅に隣接するバスターミナル「台北西駅A棟」の閉鎖に伴い、台北西駅A棟発バス乗り場の変更が発表されました。台北駅から桃園空港へ向かう1819系のバスは、「台北駅東三門」が乗り場となります。なお、乗り場変更は2016年10月30日からです。詳しくは國光客運のWEBサイトをご覧ください。

國光客運 KUO-KUANG eBus

*2017年3月、台北駅西側にあった台北西站A棟はエリア再開発に伴い、閉鎖されました。そして台北駅北東側の東一門に國光客運の新バスターミナルが完成しました。ご注意ください。

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anan (アンアン) 2017/04/12[歩く、台湾。]

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