【Vエア】ZV005便搭乗記'15 台北・桃園空港からバンコク・ドンムアン空港へ
2015.12.28
静まり返った空港内に制服を着たスタッフの足音が聞こえ始めた。チェックインカウンターの方に目をやると、パソコンの電源でも入れているのだろうか、準備をしているようだ。時刻は午前4時40分。出発の2時間前に、Vエア7番のチェックインカウンターが開いた。
先日の記事で書いたが、購入したフライトが中止になり、勝手に変更された件はしっかり反映されていた。しかし本来購入した便と勝手に変更された便と自ら希望した便と3種類の便が記入されており、スタッフは一瞬戸惑い二度見をしていた。
搭乗ゲートへ
搭乗ゲートは地下1階。ここからさらにバスに乗って、飛行機のタラップまで行く。イミグレーションを通過してから遠いのはLCCの宿命だ。そして何よりこの地下はとても寒い。僕は搭乗直前まで1階の椅子に座って過ごした。
バスが動き出して3〜5分ほどだろうか。今回搭乗するVエアZV005便のすぐ側まで来た。機体はエアバスA321を使用。僕がよく乗るA320より少々機体が長いのは気のせいだろうか。
機体にはキャラクターロゴのクマが大きく描かれており目立つ。このクマは「タイワンツキノワグマ」だそうで、クマモンのパクリではない。両手でピース、胸元のラインは社名であるVの字が描かれ、鼻はなんとハートマークだ。
そして社名の「V」の由来は、「Voyage (旅)」、「Vision (ビジョン)」、「Vivid (鮮やか)」、「Victory (勝利)」、「Venture(ベンチャー)」など肯定的なイメージの言葉が想像できる社名にしたそうだ。
機内の様子
シートは3−3の配列。最近のLCCは革張りのシートが多いなか、ファブリック生地を使用している。色は紫でヘッドシートに描かれたキャラクターのクマが嫌でも飛び込んでくる。
座席間は狭くはない。むしろ余裕がある。僕がよく乗るタイ・エアアジアXのA330ー300に比べれば全然余裕である。そして周りを見渡せば乗客の年齢層は若く、ほとんどが台湾人だろうか。どこでも見かける欧米人の姿は目立たない。もっとも台湾に訪れる欧米人が少ないせいもあるのだろう。
◇VエアZV005便はほぼ定刻通り、台北・桃園国際空港を離陸した
すっかり夜が明けた上空は天候の悪かった台北とは打って変わり、気持ちのいい晴れ間が広がっている。下を覗けばタイ王国の風景になんとなく心が落ち着くのであった。
ルートと運賃
台北→バンコク 2,690TWD(10,967円)
購入時期
2015年6月
【Vエア】購入したフライトが日付と時刻を勝手に変更された場合の対応の仕方の記事はこちら!!