【台北】桃園空港と台中を結ぶバスの國光客運と統聯客運を利用したレポート
2016年10月、僕は台北桃園空港と台中の往復にバスを利用した。新幹線よりも安価で目的地の目の前で降車できるバスの方が魅力的だった。今回はそんなバスの乗車記録と感想を伝えたい。
桃園空港第1ターミナルから台中へ
東京から到着した飛行機は、桃園空港第1ターミナルに到着した。第1ターミナルは主にLCCが集まるターミナルだ。入国を終え、手荷物預け所を過ぎ、出口を出ると、エスカレーターで下階へ向かえばバスの発券所と乗り場がある。
乗車した時間帯は朝の6時。
僕は國光客運のバス会社で台中へ向かうことにした。 カウンターに向かうと240TWD(約800円)でチケットを購入し、乗り場へ歩いた。
國光客運に乗車してみました
台中行きの乗り場は3番。朝早い為か、乗客はまばらだ。小さなバックパックひとつの僕は、荷物を預けることなく車内へ乗り込んだ。
購入したチケットには一応座席番号らしきものが表記されていたが、空席の方が目立つ車内のため、適当な席に腰をかけた。
座席に座ると正面には液晶モニターが付いていた。スイッチを入れると台湾のテレビが流れたが、音もダイレクトに流れてきたからビックリしてボリュームを小さくしてしまった。イヤフォンがあれば……と、鞄のなかを探し始めたが、どうせ聞いても分からない中国語なので諦めた。
◇車内にはトイレも完備で安心です
◇バスは高速道路をひたすら走ります。朝日が気持ちいいぜぇ
桃園空港を6時に出たバスは台中市内に入ると数カ所の停留所に寄りながら、約2時間15分後の8時17分に台鉄台中駅前に到着した。
昨晩乗ってきたLCCより、広々ゆったりとしたシートで少し仮眠をとりながらの移動は、まさに快適そのもの。こりゃ、わざわざ高価な新幹線なんて使っていられない。
台中から桃園空港第1ターミナルへ
台中から桃園空港へ向かう帰りのバスは、Ubusと呼ばれる統聯客運の会社を利用してみた。場所は台鉄台中駅前にあり、道路を挟んだ向かいには國光客運もある。
運賃
運賃は平日と日祝日で若干違うみたいだが、どうやら10TWDくらいの違いのようだ。乗車した日は平日で、桃園空港までは230TWD(約760円)だった。
時刻表
発車時刻は深夜2時台からあるようで、LCCの早朝便にも間に合うようだ。そして運行間隔は、主に30分間隔のようである。だが、14時以降は1時間に1本となり、本数が減るようだ。
◇台中13時01分発の桃園空港行きのチケット。座席は9番でした
統聯客運に乗車してみました
統聯客運のUbusは過去に乗ったことがあり、車内の座席にUSB充電があるのが良かったが、僕の乗るバスは古い車両が来てしまい、車内で充電ができなかった。悔しい気持ちが心を通り抜けた。
◇車内は年期を感じるものの、LCCより快適なシートに極楽極楽。もちろんトイレも完備です
乗車前は台中駅で駅弁を購入
そんな悔しさを埋めるのは、台中駅で購入した駅弁だ。膝の上でそっと広げると車内で頬張る。台湾で移動の旅にはこれに限る。その駅弁は蓋を開けるとまっ茶茶で、お世辞にも美味そうな彩りをしていないが、味は格別なのである。ご飯に乗ったメインの豚のスペアリブに、子持ちししゃものフライ、煮玉子、ブロッコリーといった具合だ。
台鉄台中駅を出発し、程なくすると、朝馬バスターミナルに停車する。僕が乗車した場所が駅前なら、朝馬は市内のバスターミナルだ。そして駅前の時代を感じる景色と違って、この一帯は近代的な建物が目立つ。
◇台北に近づくと、空は曇り空になりました
台中駅前を13時01分に出発したバスは、2時間25分後の15時25分に桃園空港第1ターミナルに着いた。USB充電はできなかったが、とっても快適な陸の旅だった。
LCCはターミナル1で降車
ターミナル1は、主にLCCターミナルとなっている。僕は今回バニラエアで東京・成田までのフライトだ。ボーディング時間は17時で、出発時間は17時30分。台中駅を13時に乗ると出発の2時間前には着いた結果となった。
ちなみに國光客運は?
今回復路では利用しなかったが、台鉄台中駅前にある國光客運もこの機会に覗いてみた。
運賃
運賃は240TWD。統聯客運の方が10TWD安かった。
時刻表
こちらは深夜1時から運行しており、大体30分間隔で運行している。だが、お昼を過ぎると間隔が広がり、本数も少なくなっている。この辺は統聯客運と一緒である。
最後に筆者から
今回桃園空港と台中を結ぶ移動手段に、往路は國光客運、復路は統聯客運を利用してみましたが、統聯客運の方が若干運賃は安いものの、どちらも遜色はありませんでした。
ただ、深夜に台中を発つ場合、統聯客運は2時発で、國光客運は1時発と、違いがあるので、例えば5時半発のフライトだと國光客運を選択することになると思います。
また、統聯客運のUSB充電が完備した車両は運です。来たらラッキーくらいに捉えましょう。一方、國光客運にはUSB充電は完備されていませんでした。しかし台北から桃園空港までのバスは完備されていた車両に乗車した体験もあるので、たまたまかもしれません。まだまだ、乗車して体験しなくてはいけませんね。
以上、桃園空港と台中を結ぶバスの國光客運と統聯客運を利用したレポートでした。
桃園空港から台中
國光客運:240TWD(約800円)
所要時間:2時間15分台中から桃園空港
統聯客運(Ubus):230TWD(約760円)
所要時間:2時間25分
*2018年2月で台中駅前のUbus乗り場は閉鎖されました。現在は國光客運、Ubus、台中客運がひとつにまとまった高速バスターミナルになっています。
◇新しいバスターミナルの場所
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