【実録民泊】ホスト居住型のAirbnb運営を始めたら分かった10の出来事や問題点

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東京都内の空き家を改装し、Airbnb(民泊)をはじめてから約8ヵ月が経ちました。
 
我が家はホストである自分が同居しているせいか、目に余るような困ったちゃん外国人は来客していません。
 
それでも文化の違い、いや、地球上には70億人以上の人間がいるわけで、感覚や感性の『感』の部分の違いなど、人それぞれの性格や習慣に触れては楽しんでいる日々です。
 
というわけで今回は、「ホスト居住型のAirbnbはじめてから分かった10の出来事」をお届けします!

 

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傷だらけの畳

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我が家のゲストルームは和室の畳です。そしてゲストの荷物はスーツケースが圧倒的です。特に東アジア以外のゲストは必ずといっていいほどスーツケースです。
 
そこで問題が!
 
スーツケースの車輪で、畳の目が切れるんです。
 
元々空き家の古い畳とはいえ、ボロボロになっていく様子はどうしたらいいものか。
 
口頭で注意をしたり、注意書きを壁に貼るなどの対応は簡単ですが、我が家は安宿です。
 
注意だらけの安宿なんて落ち着かないし、息苦しいと感じたのが、僕自身が旅で得た感想なのです。
 
とはいえ、いずれ畳を張り替えた時にどうするか考えものです。
 
どうしたらいいものか……。
まだ悩んでいる最中です。
 

スリッパ文化

 

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我が家はスリッパを用意していません。安宿のゲストハウスでスリッパなんか、まず無いですからね。
 
ですが、、、、
ここで問題!
 
それは中国からのゲストの場合です。
 
中国の生活は洋式と言われています。なので、中国人は室内でスリッパやサンダルを履く文化があるんです。
 
それを知らなかった僕はとある日、頭を抱えることになります。
 
朝浴室に行くと、トイレのスリッパがびしょ濡れの状態で廊下に放置されていました。
 
その事をゲストに話すと、
「スリッパを履いたまま、シャワーを浴びました」
と返答。
 
頭を抱えるしかありませんでした。
 
ですが、このゲスト。
 
新しいサンダルを購入して、謝ってきました。
 
「中国と日本の文化と違います~~~」
 
まあ、破損したわけでもないし、サンダルは受け取りませんでした。
 
その後、そのサンダルは、ゲスト自身が室内で履いておりました。
 
その他にも、トイレのスリッパを履いたまま、家の中を移動する中国人ゲストもいました。
 
今後、トイレのスリッパを廃止して、マットにするかどうか悩むところです。
 
 

鍵の開閉

 

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とある日の夜。僕が家に帰宅すると、玄関の鍵がかかってない事に遭遇しました。
 
ゲストが帰宅後聞いてみると、
 
「外出するとき、あなたが家にいると思ったから」と。
 
まあ、これはこれで分かるのですが、室内にあるハウスマニュアルに記載していても、読まないんですよね、ゲストって。
 
その後の対応として、玄関の目に入る場所に、英語、日本語、中国語の注意書きを貼ることにしました。
 
外出するときは、必ず鍵をかけなさいーー。
 

気遣うゴミ

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インターネットでよく見かける民泊のゴミ問題。
これって、ほとんどがホスト非居住型の民泊なんですね。

だってホスト居住型なら、ホスト自身がゴミを分別して捨てればいいわけですから。

ただ、一部のゲストが自身でゴミを、ゴミ集積所に捨てる人がいるんです。
この行為を、
「外国人はマナーがあああぁ」
とか言って、早とちりをしてはいけません。

彼らは気を遣って家にゴミを置かないようにするんです。

Airbnbなどの民泊を利用する外国人って、結構気遣いさんが多いです。

そこで、ゴミはゴミ集積所に捨てないよう、我が家のゴミ箱、あるいはその周辺に置いておくように注意書きと口頭でお願いをしました。
 

地図が読めない

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予約をしてくれたゲストには、最寄りの駅から我が家へのアクセスマップを事前に送信していました。

しかし誰もが地図を理解できるわけではないんですね。

一本裏手の通りでさ迷い、近隣の人に案内されて我が家に来たゲスト。

なぜか隣のアパートの一室のチャイムを鳴らすゲスト。

その当時は冷や汗ものでした。

そこで対策をしました。

それは写真付きのアクセスマップも添えて、事前に送信することにしました。

内容は以下の通りです。

・曲がり角の写真
・写真には必ず番号を付ける
・番号だけではなく、説明を文字で入れる

これで道に迷うゲストは限りなくゼロに近くなりました。

特に写真に番号を付けるのは効果的です!

なお、特徴として、韓国人は地図を理解するのが得意のような気がします。

 
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エアコンが苦手

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それは春先のまだ寒い季節でした。

「ハイ、トミー。部屋が寒いよ。。。」

我が家は元々空き家とはいえ、エアコンは装備しています。エアコンを使うよう促すと、ゲストがひとこと。

「エアコンは苦手なんだよ。オイルヒーターはないですか?」

確かにオイルヒーターは安全面では良いのですが、我が家には導入していませんでした。

このように、ゲストからの要望は幾つかあります。

たとえばそれは以下の通りです。

・延長ケーブル
・歯ブラシ
・ペットボトルの水
・自転車のレンタル

レビューを気にしてすべてを受け入れては、運営が行き詰まります。
ここは我が家のルールとして主張することも、ホストの勤めなのです。

ただ、オイルヒーターを要望したゲストはドイツからのゲスト。
一緒に酒を交わして楽しんだ仲なので、次回も我が家を利用してくれたら導入しようかなと思っています。

こういう緩さや柔軟さも、民泊ならではと考えています。 

 

予約人数以上のチェックイン

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それは中国からのゲストでした。

予約を入れてきた人数は2人でした。先にチェックインを済ましたゲストを追うように、帰宅した僕はゲストを見て唖然とします。

それは部屋に知らない外人が3人いたからです。

「あれ、予約は2人じゃないのか?」
「そうです。でも直前にもう1人日本に行きたいとついてきました」

いやいや、知らんがな。

当初予約したのは親子の2人。そこに親の友だちが追加されて3人になったと話します。

ゲストにはルール違反だと伝え、今すぐ出ていくか、追加料金を現金で今すぐ支払うかを問いかけました。
 
結局追加料金をゴネることなく支払ってもらい、一応その場は解決しました。
ただ、そのゲストは我が家をまるごと貸し切りの民泊と勘違いしているような節の質問もあったため、もしかしたら2人の予約で3人不正利用を考えていたのかもしれません。
 
滞在中会話をしてみると理解力もあって、結構いい人だったんですが、なんだかスッキリしない印象が残りました。
 

顔を合わせない

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約1週間の滞在で、チェックインの初日だけしか顔を合わせない香港からの女性ゲストもいました。

我が家はチェックインの初日以外、門限はないので、出入りはゲストの自由なのですが、毎夜家にいないゲストがいました。帰宅は僕が仕事に出かけたあと、朝帰りをしている様子で、結局初日以外顔を合わすことなく帰国しました。

六本木などのナイトライフでも楽しんだのでしょうか。まあ、ゲストの自由なんですけど、昼間に宿としての機能を満足されたなら、ホストとしては幸いです。

 

引きこもりの長期滞在

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香港からの長期ゲストもいました。

滞在期間は1ヶ月。Airbnbを開始したばかりで、運営的にありがたいゲストでしたが、このゲスト、特に観光をするわけでもなく、毎日家にいるんです。

若い男性のゲストでしたが、日本に来た理由を尋ねると仕事と話します。ただ、仕事をしている様子もないんです。それどころか、コンビニで大きなダンボール箱を抱えて歩いている様子や、我が家に荷物を配達に来たり、段々と怪しさが芽生えてきました。

もしや、運び屋?

終いには、家の中で白い粉を透明パッケージに小分け作業を始めました。これには近所の友人も巻き込んで頭を抱えました。

「もしや、あの粉は……」

通報しないと、僕も逮捕されるのか……。

結局白い粉は小麦粉と判明しましたが、小麦粉を小分けする人なんかいるんでしょうか。相当病んでいたのか、本物の白い粉と見立てて、小分けの練習でもしていたのでしょうか。

未だに謎多き外国人でしたが、性格は結構いいヤツだったのが幸いでした。

 

愛の営み

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これからAirbnbを始めようと考えているホストの方は覚悟しておいた方がいいことがあります!

それは、

カップルのゲストの愛の営み

です。

特に若いカップルのゲストだと、必ずといっていいほど愛の営みが始まります。ひどいゲストだと、チェックアウトの時間が過ぎても真っ最中のカップルがいました。

結局、チェックアウトの時間が1時間過ぎたところで、ゲストに声をかけて入室。さすがに営みは終了していましたが、大量の荷物を未だパッキングできておらず、迷惑なゲストの印象が残りました。

愛の営み問題ーー。

これがドミトリーなら絶対に禁止事項なんですが、個室なんで致し方ない側面があります。ただ、シーツならまだしも、布団本体が汚れることがあって頭を抱えます。そして我が家は古い木造戸建て住宅。あの声もバンバン聞こえてきます。さすがにここで営みは無いだろうなと考えていましたが、関係ないんですね、愛があれば。オーマイガー。

最後に筆者から

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我が家はホスト居住型のAirbnb。ゲストとシェアスタイルなので、大きな問題はありませんが、それでも運営を開始してから気づくことがたくさんありました。

その都度ハウスルールやゲストへの事前連絡事項を修正、追加を繰り返して、今は安定した運営に繋がるのかと未来が見えてきました。

それでも様々なゲスト、様々な外国人。

彼らから学び、気付かされることも多いんです。

たまにこう言う人もいます。

「いいね、楽に収入を得て!」

民泊運営はそんなに楽ではありません。限られたベッド数で、推定以上の爆発的ヒットもありません。

様々なゲストの、様々な対応を慣れない英語でして、家の掃除、洗濯もしなければなりません。洗濯の量はシーツ、布団カバー、枕カバー、タオルと大量にあります。

また、トイレは尿や糞の飛び散り、こびりつき。散乱した毛の処理。営みでできた布団のシミの処理、大音量のイビキ、オナラ。

綺麗ごとではできません!

また、6月からの民泊新法施行により、ゴミは事業ゴミとして扱われます。ゲストの爆買いで出たゴミも有料で捨てなければなりません。

どうですか?
それでも楽な収入と言えますか?

言えないと思うのです。
ただこれだけは、ひとつ言えることがあります。

それは、
ゲストからたくさんのハッピーを貰えるんです!

我が家の駅前に広がる昭和の飲み屋街を紹介し、一緒に酒を交わせば、

 

「これが日本で求めていた世界だ」
「普通のホテルに泊まらなくて良かった。なぜなら一人でこういう体験はできなかった」


僕が通う店の優しい常連客とも交流ができ、大変喜んで帰国してくれます。

また、ゲストからの見たことのないお菓子などのお土産をいただくこともあります。日本国内を旅して我が家に来た人は、日本の各都市のお土産をいただくこともあります。

こんなこともありました。
それはクリスマスの日。たまたま滞在していたフランス人の女性にクリスマスプレゼントを渡したところ、感動してハグされました。

いいでしょ?
フランス人美女のハグ!

こんな体験なかなかできませんよ。

 

しかし!
それよりも嬉しいことは、

「ありがとう」のひとことなんです。

笑顔で「ありがとう、また会いましょう」と言われると、それだけでハッピーなんです。僕がゲストのチェックアウトを見送ることができれば、必ず見送ります。その時、曲がり角の最後まで手を振ってくれるゲストには特にキュンキュンしてしまうんです。

「あぁ、良かったな」と。

 

これからも様々な出来事があると想像しますが、たくさんのハッピーを感じられるように、民泊運営に勤しんでいきたいと思います!!

どうですか?
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