創業1929年！熱海「餃子の濱よし」で懐かしの中華そばとコクうま餃子でほっこり！！
熱海で食べてみたい中華そばと餃子があった。店の名は「餃子の濱よし」だ。インターネットで調べてみると、創業は1929年で日本では昭和4年と老舗中の老舗店が存在していることが分かった。これは食べてみたい。熱海の街に降り立ち、気がつけば店の扉を開けていた。
場所
国道135号線と熱海銀座の交差点付近に灯る赤提灯に中華そばの文字。そこが目当ての店「餃子の濱よし」だった。
店内
店内に入ると、どこか懐かしい昭和の匂いがするインテリアだ。老舗店だが、当時からのインテリアというよりも、昭和の演出感が漂う綺麗な内装だった。
壁際に目をやると、たくさんのサイン色紙があった。どうやら多くのマスコミ取材に応えているようだ。
店主おすすめサービスセット
メニューは懐かしの醤油中華そば(700円)を中心に、メンマ、チャーシューなど、その具材によって値段と種類が分かれている。僕は中華そばだけではなく、餃子も食べたい。そんな気持ちに応えるかのように、「店主おすすめサービスセット」なるものがあった。その中身は、懐かしの中華そば(醤油or味噌)、コクうま餃子4個、コシヒカリ小ライスで900円。これにプラス300円でハイサワーが飲める内容だった。
懐かしの中華そば
注文した「店主おすすめサービスセット」がテーブルに運ばれた。早速中華そばから食べてみる。まずはレンゲでスープを口に運ぶ。あ、美味い。しっかりとした醤油の味だが、塩っぱくは感じない。それにしても醤油の中華そばというのは、なぜ懐かしく感じるのだろうか。醤油味しかなかった時代に生きていたわけでもないのに、なぜか懐かしく感じてしまう。それは醤油の味や成分にそう感じさせるものがあるのだろうか。いや、懐かしさは見た目にもある。それはピンクの円を描いたなるとだ。しかし、これもなると全盛期に生きていたわけではなく、懐かし神経を刺激して感じてしまうのだろうか。不思議だ。次に麺をすする。見た目は普通だが、茹で加減もちょうどよく、醤油のスープとよく絡みついて美味い。麺を一度掴んだ箸は止まらない。
コクうま餃子
もうひとつの目当ての品、コクうま餃子に目をやると、パリッとした羽つき餃子だった。醤油、ラー油、お酢に少しつけて口へ運ぶ。一口でもいけるサイズだが、あえて半口で食べてみる。すると、口元から肉汁がこぼれ落ちてきた。うん、美味い。どこか昭和の匂いが残る熱海で食べる昭和の味。悪くないじゃないか。
◇中身は肉餃子。特にニンニク臭さもありません
最後に筆者から
今回訪れた「餃子の濱よし」で食べた中華そばと餃子の味は、大変満足の一品だったが、何よりもホールのおばちゃんの対応が良かった。笑顔にナチュラルな対応は、演出感のある昭和な内装とは違って、昭和そのままを感じる接客が好印象だった。マニュアル感を感じるチェーン店では絶対感じることの出来ない温かみのあるひとときを過ごせて大変満足した。
餃子の濱よし
住所：熱海市銀座5-9
電話：0557-81-0048
料金：「店主おすすめサービスセット」900円＋300円でハイサワー
その他：単品「懐かしの醤油中華そば」は700円、コクうま餃子の単品は6個(550円)、9個(800円)、15個(1,300円)
◇餃子の濱よしの場所
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