【台北】龍山寺だけじゃない!怪しい華西街観光夜市や剥皮寮もいいものです

台湾滞在:2016.03.20〜24

台北で夕食を摂るなら夜市という人も少なくないはずだ。その夜市が龍山寺の近くにも存在している。それは「華西街観光夜市」だ。僕は龍山寺で初めて聞く「声明」の余韻を楽しみながら、雨の華西街観光夜市を歩いてみることにした。

 

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雨の華西街観光夜市を歩く 

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龍山寺を出て西へ歩く。すると見てそれと分かる幾つかの屋台が見えた。夜市の醍醐味のひとつに食べ歩きがあると思うが、雨が降っていると傘で片手が塞がり自由が効かない。屋台での小銭の取り出しや、写真の撮影など両手を使いたい場面は様々だ。これがタイなどの東南アジアならウインドブレーカーを頭から乱雑に被ればいいが、台湾となるとなぜか折りたたみ傘を使いたくなる。

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そんな時は手軽に食べられる紅豆餅(ホンドウピン)がいい。いわゆる大判焼きだ。見た目は日本の大判焼きとなんら変わらないが、中身のあんこの味があまり甘くない。この辺りが台湾の食事はヘルシーみたいな、印象通りの食べ物と出会える。地域によって当然違うが、日本食は結構しょっぱかったり、甘かったりする食べ物が多い。

・紅豆餅:1個10TWD

 

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見てそれと分かる、ローカル夜市。ガイドブックで目にする巨大夜市と違って、落ち着いた空気が流れている。乾いたアスファルトを濡らす雨が照明で光り、通りを微かに明るくさせている。

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そんな通りを歩くと、目と鼻の先で調理をしている光景に出会う。これが夜市の楽しみのひとつなのである。

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そして多くの海鮮を見ることができる。これを不衛生と唱える旅行者もいるが、アジアの光景はこれが常識。

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華西街観光夜市のメインストリートだろうか。立派な赤門が目の前に出てきた。どうやらアーケード街になっているようで、雨が落ちる今夜は傘を折りたたんで歩けるので助かる。

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アーケード街のなかを歩くと、CDショップや日用品、靴の販売店などが並んでいた。日本の商店街と似た雰囲気がある。

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そしてマッサージ店も目につき、日本語を掲げている店舗が多い。この辺りは日本人観光客も多いのだろうか。そういえばこの夜市は「怪しい」とどこかのWebで見た記憶を思い出した。それはヤクザのいる地域ということもあり、治安が悪いという話しだった。そして飲食店は、ヘビ、スッポン、ワニという具合でそれも怪しいと。

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しかし特段怪しいとは感じなく、普通のローカル夜市だ。それでも龍山寺の前にある艋舺公園では、多くのオヤジたちが中国象棋や宝くじの予想に勤しむ姿が見られる。そいう意味では古い昔ながらの地域だけに、怪しさや治安の悪さを想像させてしまうかもしれない。

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アーケード街を歩くと再び立派な赤門が出てきた。それまでも飲食店はあったが、どうやらこの先に飲食店が密集しているようだ。

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通りに並んだテーブルと椅子が屋台と似た雰囲気があり気持ちが高ぶる。幸か不幸か、このような店舗でする食事にハマると抜け出せない。

華西街観光夜市で食事

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今日はここで夕食を摂ろう。小さな店舗だが多くの客で賑わっている飲食店を選んだ。味は間違いないだろうし、何より地元民による人肌の感じられる距離感でする食事はいいものだ。

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一人旅の食事は色々なものを注文できないので、永遠の課題だと思っている。そういう時はご飯におかずのシンプルな組み合わせでいい。注文した料理は炒飯だ。台湾は「炒」の料理が間違いないし美味いと思っている。

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おかずは炒青菜を選んだ。青菜は4種類の中から選べるが、正直何が何だか分からなく、一番青みが濃い青菜を選んだ。味付けは僅かな塩分とピリッとした辛味が絶妙で、何よりシャキシャキとした歯ごたえが良い。その味に何も問題はないが、多くのニンニクには気をつけなければいけない。

・炒飯:50TWD
・炒青菜:50TWD

それらの料理とビールを楽しんでいるときだった。目の前に座る年配の男性が突然椅子から転げ落ちた。床には飲み終えた大量のビールの空き瓶。床についた手は割れた空き瓶に触れて流血していた。相当酔っ払っていたのだろう。

思えばマレーシアのクアラルンプールで中華料理を食べているときも同じようなことがあった。やはり目の前に座る年配の男性が椅子から真後ろに転げ落ち、同席していた妻と思われる女性までも驚いて椅子から転げ落ちるという、まるでコントのようなことがあった。年をとったら背もたれのある椅子がよい。特に酒を飲むときは。そんなことを思いながら華西街観光夜市をあとにした。

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夜市や龍山寺だけじゃない!剥皮寮も素敵スポット!!

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龍山寺の西側にあるのが華西街観光夜市なら、東側にあるのが剥皮寮だ。僕は剥皮寮を訪れたことはなく今回初めて来た。こういう建物のことを洋風バロック様式というのだろうか。味わいのある建物はどことなく台湾の建築様式も感じる。おそらく日本統治時代からの建物なんだろう。ちょっと調べてみたら2009年に修復を終え、台北市政府が街並みを保存しているらしい。

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◇台湾の旅の楽しみのひとつは街散策。味わいのある建物に出会えます

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◇思わずシャッターをきりたくなるような空間なんです

 

最後に筆者から

台湾で手軽に夕食を摂るなら夜市が便利です。特に一人旅ならその恩恵を感じるはずです。それが華西街観光夜市のような飲食店中心のローカル夜市なら、人混みに疲れることもなくゆったりと食事が楽しめます。特に士林夜市のような大規模夜市に疲れた人には、華西街観光夜市がおすすめです。そして晴れていたなら淡水河で対岸に沈む夕日を見て、照明に火が灯る剥皮寮、夜の龍山寺を回ったあとに、華西街観光夜市で食事をするというコースがいいと思いました。


華西街観光夜市
住所:Huaxi St, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108
場所は龍山寺の西側。すぐ裏手にあるので分かりやすい。飲食中心の夜市で年齢層は高め。若い人はあまり見かけない。

 


◇華西街観光夜市の場所

  

 

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