ビエンチャンからバンビエンへのミニバスでぼったくられた話し
2014.12.30(2日目)
今日はビエンチャンから北へ180キロにあるバンビエンへ移動する。まずは滞在している市街地から、バンビエン行きのバスが出ている北バスターミナルへ移動する。バスターミナルへの移動はトゥクトゥクだ。道に泊まっているトゥクトゥクドライバーに交渉すると、70,000K(約1,030円)と言われた。北バスターミナルはワッタイ国際空港より少々遠いので妥当な料金かと思うが、物価を考えるとラオスの交通は料金が高く感じる。しかも、もう少し値切れて60,000Kにはできたはずだが、少々ボラれていることも拭えない。
トゥクトゥクで北バスターミナルへ
◇太陽と埃のなかを走るトゥクトゥク。ゆるりとした時間が流れます
ビエンチャンの長閑な風景を見ながら、バスターミナルに着いたのは出発から20分後だった。ドライバーに料金を払い終えると、チケットの売場を聞いた。しかし、今思うとこれが間違いだった。ドライバーが案内してくれたのは一台のバンの前だった。
北バスターミナルに停まるボッタクリのバン
ドライバーが話すには、目の前に停まる白いバンがバンビエン行きらしい。そしてバンビエン行きの料金はドライバーに直接前払うとのこと。もう、この時点で少し怪しい雰囲気なんだが、風邪で体調がおもわしくない僕の脳は思考停止していた。
それはドライバーが言ってきた料金、200,000Kだった。200,000Kは日本円で約2,900円だ。僕は事前に調べていた。大きなバスで40,000Kでミニバスなら50,000Kということを。それでも僅かな疑問を抱きながら支払ってしまったのだ。完全におかしいと確信したのは出発間際。料金表が壁に貼っており、そこには50,000Kとあった。
よくも堂々と騙したもんだ。総額は4人分にもなる。大体そもそもこのバスがバンビエンに行くかも怪しくなってきた。これで訳の分からない場所に連れて行かれたらどう対処しようかなんて考えていたら、道中休憩がてらに寄る商店で、ドライバーが色んなものを買うわ買うわのオンパレード。だから僕はその度日本語で言った。
「僕のお金で買っているんでしょ?」
満面の笑みを浮かべるドライバーに、ただ諦めるしかなかった。
僕はもう忘れることにした。疑問を抱きながら支払ってしまった僕が悪い。 やはり体調が悪いとダメだ。闘う気力がなかったのだ。
ビエンチャンからバンビエンへ初めて向かう方へ
僕は前日夜遅く入国し、今日早く出発したのでこのような手段をとったが、ヴィエンチャンの宿では大体バスを手配してくれるので宿で予約をするか、街の旅行代理店で予約する方法が無難で安い。料金も変わらないどころか、バスターミナルまでのトゥクトゥク代とかいらないので安価に仕上がる。ということで、僕の海外初ぼったくりはラオス・ヴィエンチャンに認定しました。
バンビエンに到着
◇バスを降りた場所は街の中心部でした
◇ガイドブックなどで見た独特な山が見えます
◇車を降りてすぐに感じる長閑な空気。ボラれたことを忘れます
◇まだホテルに着いていないのに、もうこの街が気に入りました