【チェンマイ街散歩】ターペー門からワローロット市場のチャイナタウンまで

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2015.09.19(旅の3日目)
僕は宿のチェックインを済ますと休憩もそこそこに、早速チェンマイの街へ繰り出した。一番の目的は日本円からタイバーツに両替するためである。両替商ならどこでも良いというわけではなく、レートの良さで評判がいい「SAKON SHOP S.K LIMITED PARTNERSHIP」を目指して歩いた。

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街の中心のお堀

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チェンマイの街はお堀の内側と外側で形成されている。内側を旧市街、ターペー通りを中心に広がる外側を新市街と呼ぶらしい。

そして到着した初日には分からなかったが、チェンマイの街は大きく分けて3つのエリアに分かれている事が数日歩いて分かった。それは欧米人を中心とした観光客エリア。華僑のチャイナタウンエリア。ローカル色が濃いタイ人エリアの3つだ。華僑と共存する街、これもチェンマイの街の特徴かもしれない。

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今記事の地図。宿泊先からターペー門へ、そしてバービア街を抜けて、ロイクロ通りを歩く。SAKON SHOP S.K LIMITED PARTNERSHIPで両替をし、市場へ向かうルート(実際には行き当たりばったりで、適当に歩いています)

 

ターペー門 

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チェンマイを訪れる旅人は必ず通ると言われるターペー門に到着。街のシンボルといってよいターペー門は、チェンマイで暮らす人なら、誰でも知っている。

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そのターペー門をくぐり、お堀の外側に出ると、飲食と雑貨の露店が並んでいた。

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さらに進むと、パッタイの屋台を発見。以前当ブログでパッタイと言えばカオサン通りの料理と書いたことがあったが、実はそんなことはなく、タイの国民食といっても過言ではない。

僕にとってタイの料理はとても相性がよく、なんら違和感無く食べているが、初めてタイへ訪れたときに食べたカオサン通りのパッタイがとても不味く、しばらく口にすることはなかったのだ。

それでも今朝香港の重慶大厦(チョンキンマンション)を出てから何も食べていなかったため、とりあえずパッタイを食べることにした。

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そんなパッタイの味は良いが、特別驚くほどでもない。それがパッタイだと思う。例えば昔学生の頃バックパッカーをやっていて、10数年ぶりに訪れたタイで食べるパッタイには感動する人も少なくないのでは。そういう側面もあるのがパッタイなんだろうと思う。

驚くといえば味より値段の方だろう。僕が食べたフライドチキンのパッタイは50B(約165円)。3月にカオサン通りで食べたパッタイは25Bなので倍の値段ではないか。カオサンは物価が高いはずだが、パッタイに関しては安いのか。それともこの場所が観光客向けのエリアの証拠か。そもそもこういう場所で食事をしていることは、まだ僕自身が旅モードになっていない証拠なのだ。


パッタイを食べ終えると怪しいバービア街を抜けて、ロイクロ通りをピン川方面へ歩いた。目的は両替所「SAKON SHOP S.K LIMITED PARTNERSHIP」にて両替をすることだ。

「SAKON SHOP S.K LIMITED PARTNERSHIP」

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「SAKON SHOP S.K LIMITED PARTNERSHIP」の場所は、ピン川手前のロイクロ通りとチャルーンプラテート通りの交差点。大きい黄色の看板と小さな赤い看板が目印だ。2015年9月19日のレートは、1万円=2,955バーツ。チェンマイ国際空港より28バーツ高かった。おそらくチェンマイで1,2を争う高レートの店舗だと思う。

 

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両替を終えると、再びあてもなく歩く。すると面白そうな路地を発見したので入っていくことにした。

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トンラムヤイ市場とワローロット市場

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そこはどうやら市場のようだった。ちなみに右がトンラムヤイ市場で、左がワローロット市場。

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まずはワローロット市場に潜入してみる。

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ワローロット市場を上階から見ると、1階は食品売場で、2階と3階は衣料中心になっていることが分かる。

 

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市場のなかでも野菜の売場は見ていて楽しい。日本で見かけない野菜や、サイズや色の違いを見ては楽しむ。

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色味や鮮度はさほど悪くない。別に買うわけではないが、こういう時は葉物を見るようにする。

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別の店舗の前に来ると、多くの人だかりができていた。どうやら人気店のようだが、一体なんの店なんだろうか。

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群衆のなかを覗いてみると、おそらく牛の腸詰めじゃなかろうか。牛肉ソーセージと言ってもいいかもしれない。調べてみると、どうも北部でしか食べられないようだが、タイで牛のイメージはないんだよな。どうも食べる人は食べるらしいけど。

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別の店舗でも腸詰めがあったが、どうしても目の前にぶら下がっているものに目がいってしまう。なんだ?この動物は?

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ワローロット市場の外に出て、トンラムヤイ市場とを結ぶ連絡通路で休息。辺りをよく見ると、中国語の看板が目立つ。ということは、この辺りはチャイナタウンということになる。

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さて、今度は反対側のトンラムヤイ市場に潜入してみる。

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さきほどのワローロット市場と違って、ローカル感満載の市場だ。このような雰囲気は嫌いじゃない。

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市場内を歩くと、肉屋を発見した。

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肉の部位を細かく別ける肉屋は、日本ではあまり見かけない。

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肉屋をあとにすると、八百屋を発見。キャベツの鮮度は東京と変わらないんじゃないだろうか。

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筍は日本だと春先のイメージだけど、常夏のタイってどうなのよ。

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肉、野菜とくれば、魚屋さん。タイ人はイカをよく食べるらしいが、そのとおり、店先にはイカがずらりと並ぶ。

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亀とタニシも発見。これは食用か、ペットか。

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フルーツの王様、ドリアンを発見。いやはや、臭いのなんのって、僕は食べませんよ。

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小腹が空いたので、20バーツのグレープフルーツを購入。値段は安いが、冷えてないのが失敗。

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グレープフルーツを食べながら、買い食いエリアを見て歩く。

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タイ人は宝くじが好きな人種らしい。市場でも路上でも販売している宝くじ屋を、この先のタイの旅で知ることになる。

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市場の外へ出ると中華門が見え、ここはやっぱりチャイナタウンということを認識する。

チェンマイ街散歩の感想

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タイはきっちり華僑エリアと分かれていなく、一瞬分かりにくい。初日は市場付近だけが華僑エリアと思っていたが、後日ナイトバザールを歩いてみると、そうではないことが分かった。やはり一度歩いただけでは分からない。

それにしても一人旅で困るのは「食」だ。市場で購入したいものがあっても、量が多すぎて購入を控えてしまう。興味があるものを口にできないなんて、やはり勿体無い。これからは後先を考えずに購入をしてみよう。何なら宿の人にあげればいいんだから。

僕は再びターペー門の方へ向かって歩き出した。

 

▷▷▷チェンマイ街散歩のつづきはこちら 

 

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