【閉店】日本人宿で露天風呂?ホーチミン「EZ stay saigon」宿泊記'16

ホーチミン滞在:2016.05.06〜09

ホーチミンでは、9月23日公園の北側にある日本人宿「EZ stay Saigon」に宿泊した。今回の旅のスタート地点ハノイでもEZ stayは存在しており、他国へ目を向けると、タイ・バンコクや台湾・台北、または日本にも大阪にあることは知っていた。しかし未だ宿泊したことはなく、ワンオーナーなのか、はたまたフランチャイズ制なのか、一体EZ stayとはなんぞやという思いをもっていた。その真相は分からないが、百聞は一見に如かずということで、旅の途中にメールで予約をいれて宿泊を決めた。

 

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外観

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9月23日公園の北側、Ton That Tung通りから細い小路を入ると、EZ stay Saigonがある。間口は狭く、少しわかりにくい外観かもしれない。

入口と受付

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入口の門を潜ると、左手に木製の椅子とテーブルが並ぶ。室内は禁煙なので、喫煙者は必然的にここへたまる。

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室内へ入ると白い壁と床に木製の家具が映える。綺麗な宿ということが、一目で分かった。席へ腰を下ろすとスタッフから宿と周辺の説明をされ、とても丁寧な印象を受けた。その説明を一通り終えると、宿泊代金を前払いで支払う流れとなる。

 

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◇ベトナム人スタッフのソニー君。日本語が達者なんです

1階共有スペース

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1階の奥にある共有スペースでは、皆思いおもいに作業をしたり、夜になると会話を楽しむ場となっていた。そんな会話の友は、有料のビールやジュース。冷蔵庫から取り出すと、支払いBOXへの自己申告制である。そして客の人種はオール日本人で、生粋の日本人宿といえる。

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壁際には本格的なグローブが並ぶ。どうやらこの宿を中心とした野球チームがあるらしく、毎週野球に精を出しているらしい。僕はグローブを拝借し、宿泊客とキャッチボールをさせてもらった。夜のホーチミンの街角でキャッチボール。とても楽しかったが、近くの商店のシャッターにぶつけて、店員に注意されたのは内緒だ。

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◇楽器も揃っている。夜になると、ソニー君がギターを弾いていました

中2階ワーキングスペース 

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中2階にはワーキングスペースがある。パソコンでの作業に集中したい時はこのスペースが良いだろう。また、本棚にある本を読みながらハンモックに揺られるのもこのスペースだ。

 

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4階男子ドミトリー部屋

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EZ stay Saigonは個室もあるが、僕が利用したのは4階男子ドミトリーだ。思えば沖縄などのドミトリーにはよく泊まるものの、海外の日本人宿のドミトリーに泊まるのは初めてかもしれない。室内に入ると乱雑に並ぶ荷物などの風景を見ては、あぁドミトリーってこんな感じだよなと頷く。

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ベッド数は合計で7つある。内訳は2段ベッドが3つと部屋の窓際にひとつのベッドだ。おすすめはロールスクリーンと照明があるベッドの下段。これが上段になると付いておらず、エアコンの風が若干寒い。

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◇3階にある女子部屋。部屋の中は見れません

トイレ&シャワー

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各フロアにあるトイレとシャワーも清潔そのもの。トイレにはトイレットペーパー完備で、シャワー室にはシャンプーとボディシャンプーが完備されている。

露天風呂

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そしてEZ stay Saigon最大の売り、露天風呂が屋上フロアにあった。露天と言ってもそこは都会の真ん中ホーチミン。申し訳なさそうに開いた窓から夜空を眺める半露天風呂だ。それでもホーチミンで露天風呂に入れるとは贅沢というか、なんとも不思議な感覚に陥ってしまう。そして風呂の造りのクオリティには驚かされる。正直なところ、もう少し貧相な風呂を想像していたが、よくぞこんな立派な風呂を造ったものかと感心をしてしまった。この宿で一番お金をかけたのではないだろうか。

暑い都会のホーチミンを歩き、汗を流しに露天風呂へ。温かい湯に浸かり、そっと目を閉じてはベトナム旅の回想にふける。いいじゃないか、EZ stay Saigon。次回のホーチミンもここで決まりだ。

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◇まるで日本の温泉宿。木製の風呂椅子に風情を感じます

最後に筆者から

海外の日本人宿は周辺の相場より若干高いことが多い。それでも泊まる理由に安心感と答える人も少なくないはずだ。だが、僕が思う日本人宿の利点のひとつに、安心感よりも、現地の圧倒的な情報量ではないかと思っている。それは初見の街ほど恩恵を受け、安価で美味しい食事にありつけたり、面白い情報を耳にすることができる。その情報は、ネットやガイドブックでは知ることができない現地ならではの情報で、宿によってはオリジナリティ溢れるガイドマップを作成しているところもある。それらの情報を仕入れれば、たとえ次回その宿に泊まらなくても、街を快適に過ごすことができるというわけだ。

今回のEZ stay saigonでは、その情報の恩恵をしっかりと受けることができた。それは美味しい山羊の焼肉を食すことができたことだ。僕はベトナムに行ったら山羊肉を食べてみたいと思っていて、それはホーチミンで食べようと思って旅をしていた。その山羊肉が美味しいと評判の店を宿で仕入れることができた。また、情報だけではなく、1人では敬遠してしまう焼肉は、大勢の人で行ってみたい思いがあった。それがEZ stay Saigonで実現できて大変満足できた。山羊の焼肉につきあってくれた宿泊客には感謝すると同時に、あぁ日本人宿に泊まってよかったなと感じた瞬間だった。


その日本人宿もゴールデンウィークが明けると、学生をはじめとした若者は帰国し、自分も含めた中年組男子客だけとなった。普段一体何をやってんだろうという人ばかりだが、旅の虜になった中年は魅力的な側面もある。それぞれ人生は違えども、旅という共通点がある。その一方で旅の魅力にハマると怖い側面もある。それは自分にも言えることだが……。皆、またどこかの国で再会できると嬉しいな。そんな思いを残しつつ、3泊したEZ stay saigonをあとにした。

 

EZ stay saigon
住所:28/14A Tôn Thất Tùng、Bến Thành, Ho Chi Minh City、ベトナム
ドミトリー料金:初日はハイシーズン料金で18US$。2日目と3日目は14US$。3泊の合計は46US$。

設備:FreeWi-Fi、シャワー&トイレ室外(水圧&湯温良好)、シャンプー&ボディシャンプー常備、露天風呂、バスタオル、ベッドサイドにコンセント有り、共有スペースの冷蔵庫使用&ポット&ミネラルウォーター、ビール&ジュース販売有り、バイクレンタル有り

  


◇EZ stay saigonの場所


【注意】EZ stay saigon は2019年春に閉店しました。


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日本人宿ゲストハウスEZ STAY Saigon

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