ソウル梨泰院のお洒落カフェ|ボブ・マーリーの息子が厳選した噂のコーヒーで始まる朝

f:id:TommyBackpacker:20170309202933j:plain

ソウルの旅で行ってみたいカフェがあった。それは梨泰院(イテゥオン)にある「マーリーコーヒー」というカフェだった。その名前からピンときた人はかなりのカフェ通か、音楽通だと思う。そう、それは愛と自由と平和への願いを歌うボブ・マーリーの息子が厳選したコーヒー豆を直輸入したコーヒーが飲めるカフェだ。ちょっと遅く起きた朝、僕は「マーリーコーヒー」へ向かった。

 

スポンサーリンク
 

 

 

外観&場所

f:id:TommyBackpacker:20170309185126j:plain

「マーリーコーヒー」があるのは地下鉄6号線梨泰院駅4番出口に近い、メイン通り沿いのビルの2階にある。黄色をアクセントに使った外観と、扉に描かれた笑顔のボブ・マーリーが迎えてくれる。

f:id:TommyBackpacker:20170309185515j:plain
◇レゲエの神様、梨泰院で微笑む

内観

f:id:TommyBackpacker:20170309185611j:plain

階段で2階へ上がると、ビルのワンフロアを利用した広々とした空間が広がっていた。座席数はざっと見たところ50、いや100はあるだろうか。いやはや贅沢な空間である。そして店内に流れるBGMは当然ボブ・マーリーと思いきや、関係のないインストロメンタルが流れているではないか。おいおい、ここはボブ・マーリーをかけろよ。心のなかでそっと呟く。

f:id:TommyBackpacker:20170309185947j:plain

そして店内の至る所に飾られたインテリアが良い。特に各イラストのタッチや配色が僕の好みで目を楽しませてくれた。

f:id:TommyBackpacker:20170309190152j:plain
◇もちろんボブ・マーリーのイラストもあります

注文

f:id:TommyBackpacker:20170309190232j:plain

注文はカウンターにてキャッシュオンシステム。カップのサイズは「レギュラー」と「ラージ」の2種類から選ぶ。そしてコーヒーの種類は豊富で、最高級の豆を使用したコーヒーから、カジュアルな「アメリカーノ」や「カフェラテ」まであった。

f:id:TommyBackpacker:20170309190658j:plain
◇注文を終えると円盤型の呼び出し器を受け取ります

アメリカーノ

f:id:TommyBackpacker:20170309190847j:plain

僕が注文したのは「アメリカーノ」のレギュラーサイズで4,000W(約400円)。まずはカジュアルなコーヒーを味わってみることにした。カップは紙製で、テイクアウトと勘違いされたのだろうか、よく分からなかったが、レゲエ色が強く、かつマーリーコーヒーのカラーである黄色が特徴的だった。

f:id:TommyBackpacker:20170309191542j:plain

味は酸味が薄く濃い目で、僕の好きなガツンと来る味わいだ。こういうコーヒーを飲むと煙草を吸いたくなるが、韓国の飲食店は禁煙なのがちょっと辛い。

スポンサーリンク
 

再び内観

f:id:TommyBackpacker:20170309192104j:plain

コーヒーを飲みながら店内を見渡す。それにしても贅沢な空間で気持ちが良い。椅子も色んな種類がありどこに座るか迷ってしまうが、僕が座った黄色い椅子の座り心地がなかなか良い。ん〜、シアワセ。

f:id:TommyBackpacker:20170309192336j:plain

カウンターに向かって右手を見ると、抜けた視界が気持ちよく、左手を見ると梨泰院のお洒落でカラフルな街並みが見える。

f:id:TommyBackpacker:20170309192527j:plain
◇メイン通りが見えるカウンターの席も良い感じです

ノマドにも最適

f:id:TommyBackpacker:20170309192658j:plain

そしてカウンター席の利点は電源が利用できる事だ。丁寧にスタンドライトも備え付けてある。そのカウンターで持参したノートパソコンを広げ、ノマドワークに勤しむ。そんな梨泰院での過ごし方も良い。

f:id:TommyBackpacker:20170309192921j:plain
◇当然FreeWi-Fi。さすがレゲエの神様

ワインも飲める

f:id:TommyBackpacker:20170309193121j:plain

このカフェの特徴として、ボブ・マーリー以外ならワインが飲めるのも特徴だろう。そのワインはセルフ形式で、ワインサーバーの前面だけを見ると4種類しかなさそうだが、全部で21種類ものワインを楽しむことができるようだ。

カップ&タンブラー

f:id:TommyBackpacker:20170309193831j:plain

お土産にも最適なタンブラーや、細長い形が特徴的なカップも販売している。そのカップにはボブ・マーリーが歌う「ONE LOVE」や「LIVELY UP YOURSELF」の曲名入り。こりゃファンにはたまらない一品である。

ボブ・マーリーの息子って誰?

f:id:TommyBackpacker:20170309200743j:plain


コーヒーを片手に思い出したことがある。僕が酒を口にできる様になった頃、耳にしたボブ・マーリーの音楽。グラスの酒を片手に代表曲のひとつ「ONE LOVE」を聞きながら、レゲエバーに通った昔を思い出した時間だった。さらに音楽そのものを振り返ると、ボブ・マーリーよりも、その息子と結婚したフージーズのボーカル、ローリン・ヒルが好きで、当時のアルバムをよく聞いていたなと懐かしくなった。

というと、この店の息子が厳選した……というのは、ローリン・ヒルの夫で、元フットボール選手のローアン・マーリーなのか?そんな訳はないか。ボブ・マーリーの息子は確か5人くらいいて、全員母親が違ったはずで……、まっ、いいか。コーヒーが冷めてしまう。で、誰なの?ボブ・マーリーの息子って。疑問を残しつつ店をあとにした。

まとめ

f:id:TommyBackpacker:20170309200839j:plain

今回初めて利用した「マーリーコーヒー」。その居心地の良さとノマドに最適な利便性から長居をしてしまった。そして店のカラーでもある黄色に囲まれた内装が良かった。黄色は有彩色のなかで一番明るい色で、光や太陽を想像する。そして窓が大きく開放的な造りは、心が弾み明るく楽しい気分にさせてもらった。次回の訪韓でも「マーリーコーヒー」は必ず訪れ、幾つかの最高級豆で淹れたコーヒーを飲むことに決めた。

マーリーコーヒー
住所:ソウル市龍山区梨泰院洞128-13
アクセス:地下鉄6号線梨泰院駅4番出口から100mほど
営業時間:10:00〜23:00、金・土のみ12:00〜24:00
料金:アメリカーノ レギュラーサイズ 4,000W(約400円)



◇マーリーコーヒーの場所。ビルの2階で、1階はスポーツ用品のデサントがあります

 

▼ソウルのゲストハウスは弘大入口の「ミシガンハウス&パブ」
Booking.com|Michigan House & Pub|宿泊予約・レビュー・空室確認

 

ONE LOVE-ザ・ベリー・ベスト・オブ・ボブ・マーリィ(初回限定特別価格盤)

ONE LOVE-ザ・ベリー・ベスト・オブ・ボブ・マーリィ(初回限定特別価格盤)

 

 

週末ソウルでちょっとほっこり (朝日文庫)

週末ソウルでちょっとほっこり (朝日文庫)

 

 

スポンサーリンク
 

当ブログに掲載するコンテンツ(テキスト、画像等)を無断に複製・転用することを禁止します。 Copyright ©2020 バックパッカーに憧れて All Rights Reserved.