【韓国】絶品!釜山の草梁テジカルビ通りの人気店「銀河カルビ」でサムギョプサルを超えた

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釜山でどうしても食べたい一品があった。それはテジカルビだ。テジカルビとは、豚を意味するテジと、カルビ肉で、文字通り豚カルビの焼肉料理。この話しを何度か韓国を旅した友人に話すと、首を傾げていた。

韓国で焼肉といえば、サムギョプサル(豚の三枚肉)を連想する人は少なくない。その一方で、テジカルビを連想する人は、聞いたことがない。それは単なる知名度の問題なのだろうか。まだ見ぬテジカルビを求めて、釜山のとある場所へと向かった。

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場所と外観

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東京でサムギョプサルを口にしたい時、大久保や上野に足が向いてしまうが、釜山でテジカルビを口にしたい時は、草梁(チョリャン)駅から徒歩1分の場所にある、草梁テジカルビ通りを目指す。

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テジカルビ通りとは、文字通りテジカルビ店が軒を連ねている通り。その数から一瞬どこに入ろうか迷ってしまうが、なぜか今回選んだ「銀河カルビ」という店だけが賑わっている。

その様子を見れば、迷いはいらない。満席のため5分ほど待つと、すぐに入れた。

店内とメニュー

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決して広くはない店内は大盛況。床に直接座るスタイルで、おそらく冬はオンドルと呼ばれる床暖房が効くはずだろう。

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壁に掲げられたメニューは、とてもシンプル。日本語も書かれているので、安心して注文ができる。

豚の種類は全部で4種類。しかしどのテーブルを見渡しても、豚の味付けカルビと書かれた一番上のメニューを食べている。というより、暗黙の了解のように、メニュー名を言わずとも、豚の味付けカルビを運んでくれる。それは豚の味付けカルビを、テジカルビと言うからである。

テジカルビの正体

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さて、目当てのテジカルビは、アルミホイルのなかに、タレに漬け込んだ状態ででてきた。それをコンロの上で、グツグツと煮込んで食べるらしい。

テジカルビのことは、渡航前に調べて知ったつもりだった。それはタレに漬け込んだ豚カルビを、鉄板の上でジュウジュウと焼くものだと思っていた。それが目の前のテジカルビは、煮込んで食べるスタイル。やはり旅はしてみるもんだ。

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煮込みながら豚肉をハサミで食べやすくカットするのが釜山流?

小鉢と食べ方

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テジカルビには、韓国特有の小鉢が一緒に出されるが、ここでの意味合いは、豚カルビと一緒に食べる意味合いの方が強いと思う。

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サンチュの上に、辛味の味付けされたニラとネギを乗せ、その上に煮込んだ豚カルビを乗せ、最後に辛味噌を乗せる。そしてクルッと巻いて口へ運ぶ。すると肉の甘みと、ネギとニラと味噌の辛味の相性が絶妙になる。

旨い。思わず無言になる。
食事は本当に旨いとき、無言になるのは本当だ。

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紫蘇で食べるとキレが増します

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甘いタレで煮込んだ豚カルビを再びタレにつけて食べるのも良し
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ビールとソジュ

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近年韓国を旅してビールを飲むと、大体カスかハイトのエキストラコールドである。特にハイトのエキストラコールドは、スッキリとした飲み口で、日本にたとえると、アサヒのスーパードライに近い。

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そして韓国といえば、韓国焼酎のソジュだ。周りのテーブルを見渡すと、ビールより圧倒的にソジュを楽しんでいる姿が目立つ。それは男女関係なくガブガブと口にしており、恐れ入りましたという気になる。

最後に筆者から

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今回の釜山旅は、念願のテジカルビを口にでき、大変満足のいく旅ができた。その一方で、韓国ひとり旅の食事問題。焼肉となると、そのハードルがグンと高くなるが、釜山で待ち合わせた旅好きな友人と二人で食べることができ、問題もクリアできた。

だが、壁のメニューを再度見ると、小さくこう書いてあった。

・100g 5,000W

あれっ? もしかして一人でも入れるかも……。

ただ、周りの空気を感じると、やっぱり韓国の一人焼肉はハードルが高い。

話しをテジカルビに戻す。
肉は柔らかく、ちょっと甘めのタレが染み込んで、酒との相性も抜群だった。また食べたい韓国料理がひとつ増えた。ただ、やり残したことがひとつある。それは白米を注文し忘れたことだ。

白米にタレと肉汁が染み込んで、豚カルビと一緒に口へ運ぶ。あぁ、想像しただけで、よだれが出る思いだ。

もう、僕のなかでは、サムギョプサルを超えた。それが、テジカルビである。

草梁テジカルビ通り

店名:銀河カルビ
住所:不明
営業時間:8時から24時
定休日:第2火曜
アクセス:地下鉄1号線草梁駅1番出口より徒歩2分
注文した品:テジカルビ(豚の味付けカルビ) 8,000W ただし、2名の場合、最初の注文は3人前から
瓶ビール 4,000W ソジュ 4,000W

 


◇銀河カルビの場所。釜山駅からも歩いていけます

 

 
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