韓国グルメ|釜山の凡一洞で済州島産黒豚オギョプサルとイワシのタレを初体験!
韓国人にも人気の離島、済州(チェジュ)島の黒豚が有名なのは、耳にしたことがあった。今回はその黒豚のオギョプサルを、釜山で口にできる人気店へ足を運んでみた。するとその味に納得ができたのはもちろんのこと、初めて口にしたイワシのタレは、新鮮味を覚えた釜山の旅となった。
オギョプサルとは?
まずはじめに、オギョプサルの紹介を簡単にしてみたい。
韓国でよく耳にする焼肉といえば、サムギョプサルだと思うが、脂身と肉で三層になっているのがサムギョプサル。いわゆる豚の三枚肉のことをサムギョプサルと呼ぶ。
一方でオギョプサルとは、皮、脂身、肉、脂肪、肉の五層の五枚肉のことを指す。実はこのことを僕自身よく分からなかったが、今回済州島産の黒豚を食べることで知った。旅はひとつ食の知識を身につけてくれた。
場所&外観
店名は「イマイ家 (이마이家)」。
場所は地下鉄1号線凡一(ボミル)駅から徒歩3分ほど。2番出口から東へ向かい、Jodang-ro沿いを歩くと、間口が広くて赤を基調とした人気店がある。そして店内を覗くと、多くのお客さんで賑わっており、人気店の噂通りと頷ける。
◇凡一駅とイマイ家の位置関係。赤い印がお店です
店の外には丁寧にメニューの看板を掲げているが、文字はハングル。これがなんのこっちゃ分からない。思い切って入店するしかない。
店内
店内は入ってすぐにテーブル席が幾つかあり、店の奥にオンドルの効いた座敷席があった。
メニュー
メニューは幾つかあるが、目的は済州島産黒豚のオギョプサル。
こういう時はメニューの一番上がその店のおすすめなので、素直に一番上のメニューを選択する。これがドンピシャで、まさに目当ての「済州生オギョプサル 130g (9,500W)」だった。
店員もフレンドリーで、一番美味しいと勧めてくる。
次にもう一品は「味付け豚カルビ 200g (8,500W)」、いわゆるテジカルビで、僕が前回の釜山旅行で気に入ったメニューを注文した。
小鉢
数種類の小鉢は野菜が並ぶ。
特に辛味のネギサラダとワラビが絶品。メインのお肉を口にする前に、満足感に浸ることができた。
しかしこれでは終わらない。
朝鮮の蒸し卵料理のケランチム、特製わさびドレッシングで食べる、玉ねぎともやしとネギのサラダも旨い。
ビールを片手にこれらをつまんでいると、正直お腹は一杯になってくる。
済州生オギョプサル
さて、メインの済州島産黒豚のオギョプサルはというと、店員が最初から最後まで丁寧に焼いてくれる。自分で加減を見ることなく、すべておまかせ。これだけの客数をさばくオペレーションは見事。その上フレンドリーな接客で気持ちも良い。
イワシのタレ
焼き上がったオギョプサルは、済州島スタイルでイワシのタレにつけて食べる。コレが今回の目的でもあり、初体験の出来事。
いつものサムギョプサルは、ちょっと甘いタレだったと思うが、イワシのタレは塩辛の味にも近く、ほろ苦い海の香りがする味わいだった。大人の焼肉といえば伝わるだろうか。今回の釜山旅で、思い出に残る一品となった。
焼きワラビ
ここでちょっと余談。
小鉢で出てきたワラビを突然焼き出す店員。あら、なにやっちゃってんのと思いきや、これが旨くてビールがすすんだ。そのまま食べても旨いワラビは、焼いたらもっと旨かったのである。
最後に筆者から
今回初めてづくしの食事となったイマイ家。
正直カットすると五枚肉だろうが、三枚肉だろうが変わらないと思うが、済州島産黒豚のオギョプサルを食べたという事実が旅の醍醐味。味はもちろん美味しかったが、なによりほろ苦いイワシのタレにつけて食べるスタイルが新鮮だった。
料金は130gで9,500Wだから、決して安いとは言えないが、それほど質がいいという証だろう。そのせいか客層も大人が目立ち、若者の姿を目にすることはなかった。
次回の釜山旅でも、ぜひ足を運んでみたい飲食店がまたひとつ増えた。
イマイ家 (이마이家)
住所:부산시 동구 조방로 39-11 釜山広域市
営業時間:12時〜3時
定休日:不明
今回のお支払い:済州生オギョプサル 130g (9,500W)、味付け豚カルビ 200g (8,500W)、 ビール 4,000W
その他:お一人様2人前から (混雑時のお一人様は遠慮してほしいとのこと)、2名は3人前から、店員の感じが良い
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